ダルビッシュと黒田の投げ合い そして松井秀喜も行先が決まる！

もう一昨日のことになりますか。

ダルビッシュが3度目の登板を果たし、
ＮＹＹ・黒田と対決しました。

それにしても、
ダルビッシュはその本領を、
じわじわと発揮してきましたね。

剛腕でありながら非常に器用というのが、
今までの『日本の名投手たち』と違う、
ダルビッシュのダルビッシュたるゆえん。

旧い選手と対比させていってみれば、
『若いころの江夏の剛腕ぶりに、ベテランになった江夏のコントロールと投球術が加わった』
ような状態が、
ダルビッシュだとワタシは思っています。

≪日本が生んだ投手の中で、歴代でも数本の指に入る存在≫
の投手ですね。

高校時代は別として、
プロに入ってからのダルビッシュのピッチャーとしてのクオリティーは、
松坂を大きく上回るものだと思いますね。

そしてそのピッチングの熱さが【野茂並み】になれば、
こりゃあ鬼に金棒、
メジャーだろうがなんだろうが、
どんと来いってなもんです。

その片鱗を、
この日の3度目のピッチングで見せてくれました。

これからが本当に楽しみです。


そして負け投手になってしまったものの、
素晴らしいピッチングを見せたのが、
ヤンキースの黒田ですね。

日本にいるときからファンだった黒田のピッチングも、
十分に堪能できましたね。

見事な『クオリティ・スタート』だったと思いますよ。

目が肥えていて、
『ひいきのひき倒し度』世界一のＮＹのファンにだって、
文句を言わせないピッチングでした。

これから徐々にチームに慣れ、
本領を発揮してくると思います。

黒田の今シーズンの予想は、
15勝１０敗程度だと思っています。
十分にその期待に応えてくれそうな、
この日のピッチングでした。


さて、
イチローも徐々にその本領を発揮してきた日本人野手陣。

そんな中、
本当に心配されていた松井秀喜の去就も、
ようやく決まりましたね。

『レイズとマイナー契約』
だそうです。

ワタシはそのニュースを聞いて最初に思ったのは、
『松井、本当によかったなあ』
ということとともに、
『レイズごときが、なま言ってんじゃね～よ』
というもの。
（レイズファンの皆さん、ごめんなさい！）

レイズがまだデビルレイズと名乗ってタンパにいたころ渡米中だったワタシにとって、
レイズは『弱小球団の一つ』という印象がいまだぬぐえません。

ＷＳに出たり、
近年ＡＬ東地区でグイグイとその存在感を高めてきているのは知っていますが、
人間一度持ってしまった印象はそう簡単には変えることは出来ず。

そのレイズが、
メジャーでも一流の成績をずっと残してきた松井秀喜に、
マイナー契約をオファーしただとーーーーー！

なんか、勘違いしてんじゃねーのかー。

と思わなくもありませんでしたが、
いずれにしても松井に野球をできる”場”を与えてくれたことには、
深く感謝しています。

まだまだ枯れるような年でもないし、
ヒザの状態さえ良くなれば、
まだまだ全米中のファンをうならせることが出来るポテンシャルを持った男ですよ、松井秀喜は。

待ってろよ～！

これからがゴジラの本当の逆襲だ！

５月を迎える前に、
ＭＬＢは見どころがドーンと増えて、
ＢＳ三昧になりそうな気がしてきました。


＊ところで、パワーランキング第１位と言われていたＬＡエンジェルス、どないなってまんねや。
　調子が上がってきませんなあ。
　まあ、徐々に良くはなってきている気はしますが・・・・・・頑張ってください。

　それから、お～い、西岡～　どこだ～。