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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

第90回選抜高校野球  やっぱり強かった近畿勢。京滋3校が快勝!

2018年03月29日 | 高校野球

選抜は6日目。
昨日の甲子園は、
第1試合から第3試合まで、
京滋の3校がそろって出場。

そして3校ともにのびのびと持っている力を出して、
それぞれに快勝。
その力を見せつけました。

近年甲子園、
特に選抜で圧倒的な力を見せつける近畿勢。

今年も秋季大会の結果などから、
力を持ったチームが並んでいることは明らかでしたが、
それにしても全体のレベルが、
かつて以上に上がってきていることが感じられます。

甲子園で実績を上げ続ける大阪、兵庫からわずかに1校しか出場していないのにこの強さ。
やっぱり全体のレベルが高いということ、
疑いようがないですね。

ワタシは大阪を中心とした関西圏というのは、
古くから野球が「文化」として位置づけられて発展している地域だと考えています。

大阪など、
阪神の話題や高校野球、そして小中学校の話題まで、
日常に野球がしっかり根付いていることが感じられます。
東京では決してそんなことはないので(例を挙げれば、明日からプロ野球の開幕ですが、東京の”巷”では誰もそんな話題をしませんし、センバツ高校野球も「そんなもん、やってんの?」ぐらいの薄い扱いです。)、
正直うらやましくてしょうがないのですが、
そんな世間に流れる『野球への熱さ』ひいては【野球愛】が、
”強さの源”なのは間違いないですね。

今年は大会前、
ひょっとしたら近畿勢の一人勝ち大会になるのではないかと思っていましたが、
分が悪そうだった関東勢がそこそこ頑張ってくれているので、
面白い大会になりそうだとは思っています。

近年、いや、00年代に入ってから、
高校野球界の地殻変動は確実に起こっていて、
地区レベルというのも従来の考え方とはまるで違ってきていますね。

近畿、関東、九州がいつもレベルの高いチームを輩出してきて、
覇権を争っている感じです。
そこに東北・北海道、北信越などから時折すごいチームが出てきて、
優勝争いに絡んでくることがままあるというのが現状。

一方、高校野球創成期から90年代にかけてまで、
常に高校野球を引っ張る存在だった東海、四国、中国あたりが相対的にその力を落として、
特に四国・中国地区は地盤沈下が激しいと言われています。

ワタシもそれは感じており、
四国では明徳と済美、中国では広陵といった特定のチーム以外では、
全く全国で上位には顔を出せなくなっているということを感じています。

かつて四国は”四国四商”の時代から池田、尽誠学園などが一時代を築いたように、
常に全国で対戦相手をビビらせる存在でした。
中国でも広商野球や宇部商の粘り、岡山勢の躍動など、
強豪として鳴らしたものでした。

しかし現在、
なかなか全国で勝負できるようにはなっていないですね。
今年も結局7校も出場しながら初戦を勝ち上がったのは明徳の1校のみ。

そんな中で早くも”最後の砦”となってしまった明徳は孤軍奮闘していますが、
果たして頂点まで駆け上がることができるのでしょうか。


大会は”1強”大阪桐蔭が力強さを見せつければ、
”東の横綱”東海大相模も爆発力を見せました。

追っていく静岡、創成館、智辯和歌山、智弁学園などもいい感じで立ち上がり、
どこが勝ち上がっていくのかはまだ全くわからない状態です。

どんな大会になるのでしょうか。
後半戦も天気予報では、
お天気マークのみ。

天候に恵まれ、
いい大会になることを期待しています。


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