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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

今年最後の野球  明治神宮大会は、大学は青学大の春秋2冠。高校は横浜が、あの松坂以来の優勝。

2024年11月26日 | 高校野球

昨日も東京は晴天の冬空でした。
そんななか、
明治神宮大会の決勝が行われ、
高校の部では横浜が2度目の優勝、
大学の部では青学大が春秋2冠を制しました。

高校の部は横浜が、
”スーパー1年生”と言われる織田が先発し、
広島商打線を終盤までしっかり抑えこんで、
打線は初回から初登板の投手を打ち込んで4点を取って逃げ切りました。

横浜にとっては、
今大会は明徳義塾、東洋大姫路、そして広島商と、
骨のある相手に当たってしのいで勝つという、
これまでずっとできなかったことができた、
実のある大会だったと思います。

ワタシが思っているのは、
ここ10数年の横浜(ワタシが考えるところ、2008年チーム以降)は、
神奈川県大会では圧倒的に強さを見せるが、
全国大会、あるいは関東大会というところに行くと、
力負けをして勝ち切れない試合が多く、
「内弁慶」のチームだったという印象です。

松坂の頃から10年間ぐらい(横浜高校ピークの10年)は、
何しろ全国や関東に出ると、
それはもう強かったという印象があります。

いわゆる「ユニフォームで戦えるチーム」でしたね。

そこそこ戦力的に劣っている印象があるチームでも、
全国に出ればキッチリと勝ち進んでいく・・・・・という印象で、
まさに「外弁慶」だったですね。

今年は織田、奥村頼との投の両輪に加え、
打もキャプテン阿部葉を中心に強打を誇りますので、
戦力的にはかなりのレベルにあるチームだと思います。

あとは勝ち切れるのかどうか?
と思っていましたが、
県大会の東海大相模戦、
関東大会の健大高崎戦、
そして神宮大会の3試合、
いずれも強豪に対して接戦をきっちりものにして「勝った」という事は、
このチームにしては本当に大きいことだったと思います。

名門復活なるのかどうか?
横浜新時代を築いていけるのかどうか?

それはこの春の選抜での戦いが重要になってきます。

かつてと比べて、
関東以外の地域からの選手が増えた横浜。

そこをきっちりとまとめ上げ、
かつての栄光を取り戻すべく、
村田監督がいい感じの指揮を執っているように感じますね。

選抜の戦い方が楽しみです。

さて、
この結果関東・東京の選抜出場枠が1校増えて7校となりました。
まあこうなると、
出場校は関東5、東京2で決まりでしょうね。

関東の5校目は東農大二とつくば秀英の争いになるとみられます。
東京は早実の夏春連続出場が有力ですね。

32校の出場校が決まるのはまだ先の1月。
さて、今年はどんな出場校となるのでしょうか。


大学の部は、
青学大が歓喜の2冠を達成しました。

大学野球で、
春、秋連覇というのは、
本当に難しいことだと思うので、
凄い偉業ですね。

しかも、
いずれもドラ1指名の、
佐々木、西川という打の2枚看板を欠いての勝利ですから、
価値があります。

青学大、
昨年に続いて今年も、
本当に強かったですね。

考えてみれば、
昨年のチームには、
ドラ1の選手が4人もいたってことですよね。

それもすごいなあ。

かつてなかったんじゃないかな?
1つのチームにドラ1の選手が4人もいたなんてことは。

しかしこんな大偉業なのに、
マスコミの報じ方は、
なんだかなあ。。。。。

大学野球って、
ドラフト指名選手がどうした、こうしたってことだけが報道されて、
試合の勝ち負けはほとんど大きく報道されないっていうのが、
ワタシには甚だ不満なんですけどね。

今年も明治神宮大会は、
IPUが早稲田を破ったり、
東京六大学、東都大学の2大リーグと、
地方大学の間の実力差は、
ほとんど感じませんでした。

他の野球のカテゴリーはほとんど「縮小気味」ってことだけ話題になりますが、
こと大学野球に限っては、
全国の大学にそのすそ野が広がっていることを、
なんだか感じる今日この頃ですね。


今年も寒い中行われた明治神宮大会。

この寒い時期ですし、
高校、大学の地区での大会が終わった後の開催ですし、
仕方ないといえば仕方ないのですが、
やっぱり日程が超タイトだなあ・・・・・・という事は、
感じますね。

優勝に駆け上がるまで、
1週間に4試合は、
いくらなんでも多いですよね。

ということで、
どうしても決勝などは、
エース同士の投げ合い・・・・・・ということにはならないですしね。

もうちょっとだけ日程を緩和できれば、
更にいい大会になるんじゃないか?
そんな風に、毎年思ってしまいます。


まあ、それもこれもあって、
今年のワタシの野球観戦は最後。

おもだった国内の野球の試合、大会も、
これで終了です。

今年はワタシ個人にとっては、
「こんなに野球を観に行かなかった年もないなあ」
というぐらい観戦は少なかったのですが、
観戦した試合はどれもなかなかの試合ぞろいで、
印象深い年になったのは確かです。

この明治神宮大会も、
唯一観戦に行った日が、
3試合ともタイブレークでしたしね。

ということで、
野球はやっぱり、
野球ならではの面白さがあるなあ・・・・・ということが感じられた、
今年ではありました。




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