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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

すげぇ 尊富士、大の里。 大関をものともせず進撃!

2024年03月20日 | 相撲

それにしても、

大相撲が熱い!
 
昨日10日目に全勝の尊富士と1敗の大の里が直接対決。
ここではマッハの速さを持つ尊富士が一気の寄りで大の里を下して1敗を堅持。
敗れた大の里は大関・琴ノ若と並んで2敗に後退しました。
 
そして今日。
 
いよいよ尊富士、大の里が共に大関と当てられ、
恒例の「引きずり下ろし大作戦」が始まりました。
 
尊富士は2敗の琴ノ若と、
そして大の里は3敗の貴景勝との対戦です。
 
 
流石にワタシも、
2人の力は認めていても、
まだまだ大関には力負けするのではないかと思っていました。
 
昨年の熱海富士や先場所の大の里のように。
 
また、
そうでなくてはいけない、
という思いも持っていました。
 
しか〜し
 
尊富士も大の里も、
その勢い、力は、
ワタシが思っていたよりずーっと凄かった!!
 
まず登場の尊富士。
 
相変わらず、
初の大関との対戦という緊張感で硬くなるなんてこととは全くの無縁。
 
立ち会い低く、そしてマッハの速さで当たると、
あの「相手の出足、力を吸収する」琴ノ若を一気に持っていってそのまま外へ!
 
誰もが唖然として口をポカーンと開いたままになったんじゃないでしょうか。
まさか、まさかのこの強さ。
 
完勝で全勝を守って、
後続と2差をつけて、
悠々とトップ快走となりました。
 
 
そして結びで登場の大の里。
 
相手の貴景勝に立ち会い押し込まれながら、
こともなげに押し返して、
こちらも貴景勝を土俵外にぶん投げて完勝。
 
2差を守り単独で尊富士を追っていきます。
 
この2人の相撲を見ていると、
もうなんというか、
大関との差も全くないんだなぁ、
なんて思っちゃいますね。
 
それほど2人とも強いです。
 
近年は平幕優勝も多く、
幕尻での優勝なんていうのもありました。
 
しかし今場所のこの2人は、
かつてとは全く違う感じがしますね。
 
フロックとか勢いだけとか、
そんな感じが皆無。
そう、なんというか、
力で上位を薙ぎ倒している感じしかしません。
ただいまの番付が下位であるというだけで、
実際の力は十分に持っている、
ということしか感じません。
 
 
さあ、
残りはあと4日。
 
明日は尊富士が大関・豊昇龍と、
そして大の里は大関・琴ノ若との対戦が組まれました。
 
いずれも難敵です。
 
特に尊富士は、
豊昇龍の姑息な駆け引きに注意しなければなりません。
彼は番付の矜持なんて全くなし、
とにかく「何やっても、勝てば官軍」のマインドしか持っていませんから。
昨日みたいに、立ち合いの変化も十分に考えられますね。
 
大の里は琴ノ若との対戦。
今日は敗れましたが、
琴ノ若は大関の中でも最も力のある力士。
激しい攻防が見られそうです。
 
明日両者が勝てば、
優勝争いはほぼ2人に絞られると思います。
 
そうなったらいいなあ。
 
 
このふたり、
本当に待望久しい、
綱を張れるスケールの日本人力士ですね。
琴ノ若に加えてこの2人、
尊富士と大の里が、
綱取りの出世争いを繰り広げてくれれば・・・と、
夢も広がっていきます。
 
さあ、
面白くなってきましたよ、
「荒れる春場所」。
 
どんな結末になるのか、
ワクワクが止まりません。
 

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