感慨深い青木宣親の引退試合。 MLBはプレーオフ始まり、早くも波乱が演出される。

昨日の神宮でのヤクルトー広島戦。

既に広島が事実上ＣＳ進出終了になっていたので、
注目は青木宣親の引退試合。

メジャーでもかなり活躍しましたが、
やはりヤクルトでの姿が、
瞼の裏には焼き付いています。

早稲田ではヒットメーカーながら、
同期にスーパースターの鳥谷がいたこともあり、
割と地味な存在ではありました。

そしてドラ4でヤクルト入団。

ヤクルトは神宮（六大学・東都）のスターを取るという傾向がありましたから、
青木の入団には何の違和感もなく、
「ああ、ヤクルトのいつもの戦略だな」
ぐらいにしか思いませんでしたが、
1年目はともかく、2年目からはまごうことなき燕軍団のレギュラーとして、
光を放ってくれました。

2年目で200安打、
3年目、4年目も190安打以上を放ち、
打率はいずれも3割を大きく超えて、05年、07年と首位打者を獲得。

「ああ、ホント素晴らしい選手を獲ったなあ」
というのがワタシの感想ではありました。

若松さんの系譜を継ぐ、
ヤクルトの「平成のヒットメーカー」でしたね。

メジャーに挑戦するまでの間、
青木が不調に終わったシーズンというのを、
見たことがありませんでした。

イチローとタメを張るぐらいの、
稀代のヒットメーカーでしたね。

その後アメリカに行ってメジャーで長らく活躍、
そして帰ってきて、
いの一番にヤクルト復帰を表明してくれたときは、
ホント嬉しかったというか、感心した思い出があります。

当時も西武からメジャーに旅立った選手は、
帰ってきてから西武を袖にする、する・・・・・・・
の状態でしたから、
青木がヤクルトに「当たり前のように」復帰する姿を見て、
「ああ、やっぱり球団によってこうも違うもんなんだなあ。。」
というのを強く感じましたね。

今年の筒香のＤｅＮＡ復帰にも、
同じようなこと感じましたが。。。

考えてみると、
ＭＬＢでしばらくプレーをして、
その後最後のひと花を日本で・・・・・・・
と思っている選手って、
西武出身以外は、ほとんどが「出身球団」に無条件に帰っていくようなイメージが、
ワタシにはあるんですけどね。。。。

どんだけ選手に嫌われているんや・・・・・・ってハナシになっちゃいますけど、某球団は。


話を戻して青木は、
メジャーに行ったときや、数年前は鳥谷との同級生対談など、
結構ロングインタビューや対談などで、
自身の野球観などを語っていますが、
かなりしっかりしていて、野球に対しても真摯に向き合っているのがわかるので、
今後指導者になったら、その真価をもっと発揮してくれる感じがします。

これからがホント楽しみな人です。

数年は充電期間に当てながら、
メジャーなども十分に見て回り、
マネージメントのイメージを膨らませていってもらいたいですね。

やっぱりゆくゆくは、
ヤクルトの監督でしょう。
まあ、ほかの球団の監督でも一向にかまいませんが。。。。

なかなか面白い野球をやってくれそうな感じ、
ありますね。


さ～て海を渡ってメジャーリーグ。
昨日からいよいよプレーオフが始まりました。

まずはワイルドカード・プレーオフですが、
あの2010年代からの常勝チームともいえるアストロズが、
さっそくタイガースに連敗で敗退してしまいました。

第3戦には菊池が先発として控えていたので、
何とも残念な終わり方でしたね。

さ～て、
ワールドシリーズ、というかプレーオフ用に獲得された菊池の来季は、
いったいどうなるんでしょうか。

おっと～
オリオールズも、なんとロイヤルズに敗れちまったのか～。

シーズン86勝しか挙げていない、
いいかえると貯金が10個しかないチームが、
ふたつもディビジョナルシリーズに進出なのか～。

そしてそれが中地区のタイガースとロイヤルズ。

ワタシのイメージの中では、
あるシーズンに瞬間最大風速的に強くなることはあっても、
基本弱小のイメージしかないタイガースとロイヤルズ。

このふたつがア・リーグ4強だもんなあ。
そしてもうひとつがガーディアンズ、昔の名前ではインディアンズ。

なんと中地区が3チームですかあ。。。。
時代も変わったよ。。。

この4チームの中だと、
やっぱりヤンキースが出てくるかなあ、ワールドシリーズに。

するって～と、
やっぱりドジャース、
今年はワールドシリーズ、出なきゃ！！！

ヤンキースｖｓドジャース

このトラディショナルな対決が、
やっぱり見たいなあ。

ジャッジと大谷の対決もあるし。。

やっぱりプレーオフは、
毎日毎日、ココロモチが変わって面白いなあ。