大相撲は昨日で5日目を終了。
2日目に、白鵬の連勝記録が止まり、
何に注目してみればいいのかを迷っていますが。
昨日の取組を見てみると、
相変わらず大関陣に元気がありませんね。
期待された把瑠都もあっさりと敗れ、
白鵬を追っていく気力もなさそうです。
唯一魁皇は"ご当地場所"で元気に相撲を取っていますが・・・ね。
しかし今場所は、
その下にいる日本人力士達が、
久しぶりに元気な姿を見せてくれています。
白鵬に土をつけた稀勢の里は、
初日からの横綱・大関戦を終え3勝2敗と勝ち越しています。
【大器】といわれ続けてン年間。
ようやく"覚醒のとき"も近いかもしれません。
白鵬を破ったときの気迫と寄り。
いつもこれを出せれば、
かなり星は上がってくるはずです。
彼はその日その日によって大きく相撲が変わる"ムラ"をなくすことさえ出来れば、
大関になる日もそう遠くないはずです。
その"大関"に一番近いといわれているのが、
関脇まで上がってきた栃煌山。
ここ数場所で自信をつけたのか、
相撲がすっかり安定感を増していますが、
この九州場所は序盤を終えて4勝1敗。
しかしこれから上位陣との対戦を迎えるために、
楽観は出来ません。
大関陣を圧倒して12勝ぐらいをあげるようだと、
待望久しい"日本人大関"という声も聞こえてくるでしょう。
今日は注目の稀勢の里との一番。
さて、どちらが"日本人トップ"とも言える座を奪い取るのでしょうか。
更に元気なのが前頭3枚目に位置する豊真将。
この力士、現在29歳と決して若くはありませんが、
その律儀に土俵を勤める姿で、
ジワジワと人気が上昇してきている注目株です。
取り口も派手ではありませんが、
しっかりと踏み込んで前に出て行く相撲。
昨日の把瑠都戦でも、その強みはしっかりと生かされて"銀星"をあげました。
彼の土俵に一礼する姿、
一度見てやって欲しいと思います。
まさに【リッチギー】ですから。
そのほかでは、
番付は下位ですが、
豊ノ島と隠岐の海が4勝1敗と好調です。
この両力士、
例の賭博問題で出場停止処分を食らい、
一度は十両まで番付を落としてから再度這い上がってきたという共通点があります。
それだけに、
今は『土俵で相撲を取れるのが嬉しい』というフレッシュな気持ちで相撲に取り組んでくれているところでしょう。それがいい結果を生んでいるともいえます。
もともと豊ノ島はその明るいキャラクターで、
隠岐の海は若手のホープとして、
人気のあった力士です。
厳しい状況から再起して、
”そのとき”を笑い話で話せる日が来るよう、
頑張って欲しいものです。
こう見ていると、
日本人力士にもかなり”おもしろい”存在が多いのがわかります。
番付上位には外国人力士の並ぶ現在の大相撲ですが、
これらの力士の中から力強い大関、横綱が出てくれば、
土俵は盛り上がっていくと思われます。
昨日の中継でも、
升席の上のほうは勿論のこと、
下のほうでも空席が目立つという状況になっていることが見て取れました。
3000人強の観客しか集められない、
苦闘が続いています。
しかし、
人気が回復するには、
理事長や親方衆が言うところの『土俵の充実』しかないんですから、
頑張って欲しいと思っています。
白鵬という世紀の大横綱がデンと中心に控え、
魁皇という類稀なる人気力士が大関に座っている現在。
新しいスターの登場が待たれていますね。
2日目に、白鵬の連勝記録が止まり、
何に注目してみればいいのかを迷っていますが。
昨日の取組を見てみると、
相変わらず大関陣に元気がありませんね。
期待された把瑠都もあっさりと敗れ、
白鵬を追っていく気力もなさそうです。
唯一魁皇は"ご当地場所"で元気に相撲を取っていますが・・・ね。
しかし今場所は、
その下にいる日本人力士達が、
久しぶりに元気な姿を見せてくれています。
白鵬に土をつけた稀勢の里は、
初日からの横綱・大関戦を終え3勝2敗と勝ち越しています。
【大器】といわれ続けてン年間。
ようやく"覚醒のとき"も近いかもしれません。
白鵬を破ったときの気迫と寄り。
いつもこれを出せれば、
かなり星は上がってくるはずです。
彼はその日その日によって大きく相撲が変わる"ムラ"をなくすことさえ出来れば、
大関になる日もそう遠くないはずです。
その"大関"に一番近いといわれているのが、
関脇まで上がってきた栃煌山。
ここ数場所で自信をつけたのか、
相撲がすっかり安定感を増していますが、
この九州場所は序盤を終えて4勝1敗。
しかしこれから上位陣との対戦を迎えるために、
楽観は出来ません。
大関陣を圧倒して12勝ぐらいをあげるようだと、
待望久しい"日本人大関"という声も聞こえてくるでしょう。
今日は注目の稀勢の里との一番。
さて、どちらが"日本人トップ"とも言える座を奪い取るのでしょうか。
更に元気なのが前頭3枚目に位置する豊真将。
この力士、現在29歳と決して若くはありませんが、
その律儀に土俵を勤める姿で、
ジワジワと人気が上昇してきている注目株です。
取り口も派手ではありませんが、
しっかりと踏み込んで前に出て行く相撲。
昨日の把瑠都戦でも、その強みはしっかりと生かされて"銀星"をあげました。
彼の土俵に一礼する姿、
一度見てやって欲しいと思います。
まさに【リッチギー】ですから。
そのほかでは、
番付は下位ですが、
豊ノ島と隠岐の海が4勝1敗と好調です。
この両力士、
例の賭博問題で出場停止処分を食らい、
一度は十両まで番付を落としてから再度這い上がってきたという共通点があります。
それだけに、
今は『土俵で相撲を取れるのが嬉しい』というフレッシュな気持ちで相撲に取り組んでくれているところでしょう。それがいい結果を生んでいるともいえます。
もともと豊ノ島はその明るいキャラクターで、
隠岐の海は若手のホープとして、
人気のあった力士です。
厳しい状況から再起して、
”そのとき”を笑い話で話せる日が来るよう、
頑張って欲しいものです。
こう見ていると、
日本人力士にもかなり”おもしろい”存在が多いのがわかります。
番付上位には外国人力士の並ぶ現在の大相撲ですが、
これらの力士の中から力強い大関、横綱が出てくれば、
土俵は盛り上がっていくと思われます。
昨日の中継でも、
升席の上のほうは勿論のこと、
下のほうでも空席が目立つという状況になっていることが見て取れました。
3000人強の観客しか集められない、
苦闘が続いています。
しかし、
人気が回復するには、
理事長や親方衆が言うところの『土俵の充実』しかないんですから、
頑張って欲しいと思っています。
白鵬という世紀の大横綱がデンと中心に控え、
魁皇という類稀なる人気力士が大関に座っている現在。
新しいスターの登場が待たれていますね。