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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

大相撲春場所5日目 荒れる春場所通りの展開。貴景勝は綱取りに待ったなし。

2023年03月17日 | 相撲

大相撲春場所は序盤の5日目が終了。
綱取りの大関・貴景勝は膝の負傷もあり3勝2敗。

さらに期待されていた関脇の3人がやや失速気味。
霧馬山が3勝2敗、豊昇龍が2勝3敗、
若隆景はまだ初日が出ず5連敗。
どうしちゃったんでしょうね、3人とも。


貴景勝は3日目にひざをどうやら負傷したようで、
4日目からはびっしりとテーピングを巻いて登場。
5日目は竜電を一方的に破りましたが、
不透明さを残す相撲っぷりです。

今場所での綱とりは、
極めて難しくなったと言わざるを得ませんが、
力士は多かれ少なかれ必ずどこかにケガや故障を抱えているもの。
ここを乗り越えないと、
横綱への道は見えてきませんから、
頑張ってほしいですね。

関脇勢は、
なんだか元気がありませんね。

場所前は、
当然この3人が優勝争いの中心にいると思われていましたから、
序盤の相撲はなんだか少し拍子抜けです。

霧馬山は正代、阿武咲に2敗と、
ぶちかましてくる相手に対抗できなかったという2敗です。
これはもう、立ち合いに踏み込んでいくしか手はありません。

豊昇龍は、
得意の粘り腰が少しないように見受けられます。
しかし彼の場合は、
勝負根性はピカ一だけに、
ここからガラッと変わっていく可能性もあるので、
まだわかりませんね。

一方で若隆景は、
ここ数場所ずっと言われている序盤の悪さが、
今場所もまた出てしまいました。

しかしワタシが見るところ、
なんだかもっと厳しいように見受けられます。

というのも、
初日から5日目まで、
ずっと圧力をかけてくる押し相撲、突き相撲の相手と対戦が組まれていて、
同じように押っ付けられず圧力に屈するという事が続きましたから。

破竹の勢いで勝ち進んできたころと比べ、
他の力士に対処法を覚えられ、
得意の強烈な押っつけが、
効かないようになってきている感じに見えるんですよね。

若隆景としては、
軽量だけに立ち合いで踏み込み負けするとどうしても後手に回って厳しい相撲になってしまいます。
しかし相手は徹底的にそういう相撲を仕掛けてきている。

これはもう、
この壁を破っていくしか、
上位に駆け上がる術はありません。

いつまでも同じようなスタイルでは、
今後も同じような星勘定が続いていく、
そんな危惧がありますね。


さて、
一方で好調な力士はというと。。。。。。

小結の大栄翔が5連勝、
同じく小結の琴ノ若は4勝1敗です。

大栄翔は今場所はカラ回ることがなく、
圧力が素直に相手に伝わっている相撲です。
押し相撲は好調な時は止めようがないって言いますが、
大栄翔、今場所はそんな感じ??
2度目の優勝、狙っちゃう?

琴ノ若は大きな相撲を取るようになりましたね。
今場所はチャンス、
10勝を通り越して、
大関への足掛かりの場所にしたいですね。
あるいは初優勝、あるのか?

そのほか上位では、
阿炎と阿武咲の「ぶちかまし兄弟」が4勝1敗の立ち上がり。

そして同部屋の兄弟力士、
翠富士と錦富士も、
揃って5戦全勝と絶好調です。

部屋頭の横綱・照ノ富士の分までと、
両力士ともに素晴らしい相撲をここまで見せています。

新入幕の北青鵬と金峰山は、
ともに大きな相撲を見せて4勝1敗。
両力士とも、
幕内定着できる実力を備えていますね。
それどころか、
上位陣にとっても怖い存在だと思います。


そしてそして。。。。

今場所絶好調なのが、
休場明けの高安。

今度こそ、
夢の初優勝に向かって、
歩みを進めてほしいと思います。

4度目の正直。

大願成就の春となってほしい。。。
多くの相撲ファンは、
そう願っていることでしょう。

精神的な面で終盤に崩れることが多かった高安。
それを克服して賜杯を抱けるか?


さらに十両では、
朝乃山、逸ノ城に新十両の落合が絡み、
優勝争いも面白くなってきそうです。

ということで、
面白くなってきそうな春場所。

荒れる大阪といいますが、
すでに荒れている序盤戦。
これからどうなっていくのか?
相撲の神様に、聞いてみよっと!



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