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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

圧巻の日本新! 鈴木健吾 マラソン新時代を告げる爆走!!

2021年03月01日 | スポーツ全般

2時間4分56秒!!!

鈴木健吾のまさかの激走で、
日本マラソン界もついに2時間4分台の時代に入ってきました。

今年が最後となるびわ湖での「毎日マラソン」。
伝統のある大会の最後を飾るにふさわしい、
鈴木の激走でした。

ワタシは20キロを超えたあたりから見ていましたが、
鈴木が飛び出すまでは「6分台は出るなあ」ぐらいに思っていました。

しかし給水所で飛び出した鈴木。
全く足取りは衰えることなく・・・・・
というよりもぐんぐん加速して、

「えっ 5分台出るの?!」
から
「えっ 日本記録出そうなの?!」
そして最後は
「えっ 4分台出ちゃう?!」

どんどん記録への期待が膨らんでいって、
まさかまさかの4分台をこの目で見ることになろうとは、
思いもしませんでした。

それにしてもその走り、
見事としか言いようがありませんでした。

いくら気象条件が良かったからと言って、
こんなすごい記録、
ちょっと出るもんじゃありませんね。

しかも35キロから落ちることなくラップを刻み、
最後は驚きの1キロ2分50秒そこそこで走っていましたもんね。

鈴木健吾はワタシが応援する神奈川大、
「ジンダイ」のエースランナーとして箱根で大いに楽しませてくれた選手。
それだけに彼の「その後」にも期待はしていたのですが、
エンジンが大きくてスケールの大きいほかの箱根ランナーのように、
どんどん社会人になってから伸びるタイプとは思っていなかったので、
正直驚きでいっぱいです。

これで「日本のマラソンランナーの代表格」となりましたから、
今後の飛躍がとても楽しみになってきました。

それにしても。。。。

当時の日本記録を出した設楽悠太から始まって、
2度の日本記録を出した大迫、
MGCで見事に優勝を飾った中村、服部勇馬、
そしてこの鈴木健吾と、
まさに「箱根駅伝で活躍したランナー」がどんどんマラソンの世界をけん引してくれていて、
本当に頼もしい限りです。

とにかく「世界で戦う」という基準でランナーを輩出することを目指した箱根駅伝。
ようやくそれが形になって表れてきていますね。

しかし鈴木の4分台は別格としても、
6分台、7分台の選手の多いこと。

気候条件に恵まれたということもありますが、
「厚底シューズの威力」
を存分に見せつけられた感じですね。

数年前と比べると、
2,3分全体のタイムが縮んだ感じもします。
世界の趨勢があの厚底シューズですから、
今後は「2時間を切る」なんてタイムが続出するかもしれませんね。

それはそれで怖い感じもしますが。。。。。

いずれにしても、
日本のマラソン界にも2時間5分を切る時代がやってきたということです。
行けるところまで行って、
何とかオリンピックでメダル争いまで加わってほしい。。。

そんな気持ちにさせてくれた、
昨日の「最後のびわ湖」でした。

来年からは大阪だってね~。




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