張本の”戯言”、カズが難なくかわす。

サッカーのＪリーグが開幕して1か月余り。

今年なんといっても注目されているのは、
ハリル・ジャパンに選出されている代表組の動向。

ガンバの宇佐美は、
やっぱりすごいですね。
ＦＣ東京の武藤もさすがです。

ＦＣ東京は、
彼が移籍してしまうと痛いなあ・・・・・・と思ったりしてはいますがね。

そんな中で、
にわかに注目されたのがＪ2・横浜ＦＣのカズこと三浦選手。

先週でしたっけね。
日曜朝の『サンデーモーニング』の中で、
張本がカズについて、
『もう辞めたらどうか。後進に道を譲るべき』
と発言しちゃったもんだから、
サッカーファンの顰蹙を買って、
けっこうな騒ぎになってしまったようですね。

張本さん。
まあ、野球界の大ＯＢですが、
ご高齢でしかも口が悪いので、
世間からはその発言はほとんど『お約束』でスルーされています。

しかしサッカーファンにとってのレジェンドであるカズのことに、
『分かりもしない』野球界のおっさんがエラそうに発言したことに、
ファンとしては、黙っちゃいられなかったんでしょうね。
心情は良くわかります。

しかしカズ、
このことについては微笑みながら、
『激励と受け取っています。』
と非常に”大人の”対応で応え、
世間を感心させています。
『さすが～～～』


張本さんも、
古いタイプだから、
プロとしての契約について、
あまり造詣が深くないと見えますね。

プロ選手なんだから、
契約したいという需要があれば、
何歳であろうとも契約を結びプレーすることに、
疑問の余地なんてありません。

契約を結びたいチームが現れなかった時が、
その選手の潮時ですよ。

単純なことだと思います。

それを『後輩に道を譲るために・・・・』云々と言うことは、
まさに『ああ、ニッポンのプロ野球の人なんだなあ・・・・・・』
というしか、言葉のみつけようもありませんね。


まあ、張本さん、
野球以外の知らない競技については、
本当にてきと～なコメントしかしないですもんね。

いかにも『さっき打ち合わせで、スタッフにレクチャーされた』という様な知識だけで発言するｌことも多いから、
『イラッ』と来ることも多いですが、
それも含めて『あの番組だなあ』と思って流し見してるってことですけどね。

でも野球に関して、
よく走塁とか守備とか、
そんなことでいかにも偉そうに選手のことを批判していますが、
彼の現役時代、
特に巨人に移籍して以降の守備、走塁、その他・・・・・・・・
この酷さったら、なかったけどねえ。

思い出してみても苦笑いしか起きない彼のプレー、
たくさん思い浮かべること出来ますよ。

ワタシがこれまで観てきたどんなプロ野球選手と比べても、
彼よりひどい守備をしていた人、
あまりいなかったという記憶しかないけどなあ。
（最近の選手と比べて見ると、張本の守備はラミレスをかなりひどくしたような・・・・・・・そんなレベルでしたよ。肩は元巨人の清水の30％減・・・・と言えば分りやすいかな）

その守備に、
どれだけ長嶋監督が悩まされていたか。。。。。

走塁もこれと似たり寄ったりでしたよ。
全力疾走しなかったしね。

そして40歳を超えた最晩年にロッテに移籍した後、
その頃あまり話題のなかったロッテ球団は、
『張本の3000本安打のためだけに』
試合をやっているという雰囲気の時期もあったりしましたよね。

何だか白けて、
パ・リーグの試合を見ていた記憶もあります。


その人が人の守備や走塁のことに”喝”入れたり、
『後進に道を譲るべきだ』と言ってみたり。。。。。。。

まあ、
人って自分の若いころのネガティブな記憶は、
都合良く忘れていくんですなあ。。。。。。

まあ、
ディレクターなんかは、
番組が盛り上がって、世間に話題を提供できれば、
何でもありなんだろうね、きっと。

ＴＢＳの制作だから、仕方ないか。