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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

大相撲名古屋場所 日曜日に初日

2017年07月06日 | 相撲

いよいよ今年も名古屋場所の季節になりました。
日曜日の9日に初日を迎える大相撲。

期待と注目を一身に集めるのが、
田子ノ浦部屋の横綱・稀勢の里と新大関・高安。

先場所は稀勢の里のケガの具合が思わしくなく、
場所前のけいこもそこそこで、
稀勢の里と高安の激しいけいこも行われませんでした。

しかし今場所。
新大関に昇進した高安と、
まずまず体調が戻ってきた稀勢の里のぶつかりげいこ、
連日行われてきているようですね。

2人でガンガンけいこをしてのし上がってきただけに、
今場所はそのルーティンが戻り、
期待させてくれます。

願わくばこの両力士が奮闘して、
終盤まで優勝争いをして土俵を沸かせてほしいところです。

そして先場所完全復活を果たした横綱・白鵬。
一時の≪荒れた≫印象の土俵上での振る舞い、取り口はなくなり、
なんだか一つ『達観』したようなたたずまいを見せてくれた先場所でした。

”角界の一枚看板”
として長く綱を張り続け、
苦しい時に一人で支えてきたという自負があるからこその、
その後の『イライラ』だったのかもしれません。

しかしそこを抜けてきたのであれば、
現在隆盛を誇るといってもいい大相撲にあって、
また存在感を見せ続けてくれることでしょう。

白鵬がいて、
日馬富士・鶴竜がいて、
そして稀勢の里・高安・照ノ富士などがいる・・・

そんな大相撲であってほしいと、
心から願います。
『4横綱の土俵入り』
ファンとして、これこそ待ち望んでいるもの。
今場所はひとつ、
4人が揃って優勝争いを繰り広げてくれることを期待しています。

そしてそんな上位の厚い壁にぶつかっていく、
群雄割拠の若手力士たちの奮闘にも期待しています。

今年に入ってから、
関脇や小結などの役力士が、
本当に頑張ってくれています。

筆頭は関脇の玉鷲と御嶽海。
玉鷲は若手ではありませんが、
32歳にして完全に自分の殻を破り、
ただいま進化の真っ最中です。

あとひと皮、薄皮を破ることができれば、
十分に『大関』の声もかかってくることでしょう。

遅咲きと言えば、
オールドファンのワタシには増位山とか三重ノ海とか、
そんな力士の姿が浮かびます。

人間、いつピークが来るかわかりませんから、
この遅咲きの好漢に、
いつも心の中で大声援を送っています。

御嶽海は正代と並んで、
学生横綱という金看板を背負って角界入りしたホープ。

両者ともに学生力士出身らしく、
たたき上げ力士に比べて『けいこ嫌い』と言われていますが、
持っているものは横綱級だけに、
どこまで自分を追い込んでいけるかに今後がかかっていますね。

一方でたたき上げと言えば、
貴乃花部屋の貴景勝や、
輝などがあげられます。

両力士ともに今場所は横綱と対戦する地位まで上がってきました。
今場所は多分厚い壁に跳ね返されるでしょうが、
ひるまず突き進めば、
来年の今頃は大関の声もかかってこようというものです。

そして学生出身力士で忘れてはいけないのが、
宇良と石浦の小兵コンビ。

両者ともに『業師』ではありますが、
志向するのは『正統派力士』。
立ち合いの当たりも鋭くなってきました。
彼らは『末は横綱か、大関か』というタイプではなく、
『一時代を築いた人気の小兵力士』
というタイプでしょう。

寺尾にしても舞の海にしても、
引退してもその人気は絶大で、
いつまでも好角家から語られる≪名力士≫です。

こういう力士がいてこその、
大相撲って感じですね。

このところちょっと影が薄い遠藤も、
負けてはいられません。

そのほかでも学生横綱にしてたたき上げの北勝富士とか阿武咲なども期待は大きく、
もちろんベテランでいつも土俵を沸かせる勢や嘉風、
そして角界一の大ベテランである豪風や安美錦なども、
忘れるわけにはいきません。

大けがからの復活を目指す、
ワタシの大好きな豊ノ島にも、
声援を送っています。

こうみると、
ま~大相撲、
盛り上がっていますねえ。。。。。

4,5年前から考えると、
本当に考えられないくらいの”V字回復”ぶりですね。

『土俵の充実』
先々代の放駒理事長、先代の北の湖理事長が呪文のように言っていた言葉ですが、
今は本当に充実の一途をたどって、
人気出すぎじゃないの~~~と思うぐらいの、
凄さを見せています。

広島カープと大相撲、
両者に共通するのは『そのV字っぷり』ということ。

いつまでもこうあってほしいですねえ。。。。
でも、チケットが本当に取りづらくなって、
そこは何というか、
痛しかゆしの部分ではありますけど。

ということで、
始まりますよ、名古屋場所。
白鷺の姉御も、来てるかな?!

名古屋の夏の暑さは格別ですから、
体調を崩さないように。
各力士とも、いい夏にしてください。


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