いよいよ本格的に始まりました、
第97回全国高校野球選手権大会地方予選。
『夏にかける想い』で、
毎年とんでもないドラマが起こるのがこの序盤戦です。
全国からは、
続々と『優勝候補敗れる!』のニュースが飛び込んできています。
あの前橋育英も、
第1シードながら群馬県大会の初戦で散りました。
九産大九州、樟南といった強豪も涙を呑んでいます。
そんな厳しい地方大会。
強豪といえども、
すべての試合で決して気を抜くことはできません。
さあ、
そんな『夏の熱気』を感じるべく、
ワタシも西東京大会に顔を出してきました。
土・日と別の球場で観戦してきましたが、
ほとばしる熱気と気迫、
そして応援のボルテージの高さなどから、
『ああ、今年も夏がやってきたなあ』
と実感することができます。
この2日の観戦試合の中でも、
『夏の大会は難しい』
ということを実感するシーンがいくつもありましたし、
逆転ゲームもありました。
しかしいつも感じることですが、
東京都の大会っていうのは、
なんだか『高校野球愛』が薄いっていうのか、
『なんだかなあ・・・・・』と思うこともありますね。
一例をあげると、
土曜日に観戦した球場。
他の地方大会ではちょっと『ありえない』ことなんですが、
東京都の大会では、
スコアボードに選手の名前を出しません。
『いくらなんでも・・・・・・』
というこのやり方、
地方から東京に来た人と一緒に観戦に行くと、
いつもいつも、
最初に指摘されることです。
『せめて選手の名前ぐらい、出してあげようよ。3年生にとっては、最後の夏の大会なんだし』
長年思っているのですが、
しかしこの球場、
今年はさらにひどかった。
なんとなんと、
そのスコアボードに、
選手の名前はおろか、守備位置すらも出されない!!!
『あ然、茫然・・・・・』
これでは、
なんだか観戦にも支障が出るって感じで、
思わず『少年野球かよ!!』
って毒づいてしまいました。
日曜日に観戦した球場ではさすがにそんなことはありませんでしたが、
『あまりにひどいんじゃないの?高野連さん!ちょっとは考えたら!』
と思ってしまいますね。
ちなみにその球場、
『多摩一本杉球場』
という球場です。
それでも、
そんなこと、高校球児はお構いなし。
グラウンド上の熱気は、
そんな運営上の不備など、
吹き飛ばしてしまうぐらいの素晴らしさです。
敗れたチームも、
『あの一本のヒット』や、
『あのファインプレー』などが、
長く心に残る・・・・・・
そんな夏の大会です。
どの高校球児も、
本当にかっこいい!!
オヤジにとっても、
いつまでもあこがれの存在です。
ということで、
これからは連日、
全国各地で熱戦が繰り広げられます。
ワタシの一番好きな季節。
7月。
今年も、やってきました!!