2014年のプロ野球も、
開幕間近になってきましたね。
一昨日はセ・リーグのファンミーティングで、
各監督が開幕投手を言明。
巨人は菅野が2年目にして早くも開幕投手に。
反対に中日は39歳の川上に任せました。
盛り上がってきましたね。
さて、
そんなプロ野球開幕を前に、
当たらないと評判の『極私的順位予想』を行います。
まずはパ・リーグから。
去年は楽天が、
マーくんこと田中投手の24連勝を軸に、
投打ががっちりとかみ合って球団創設初の日本一に輝きました。
今年はその大黒柱、マーくんが抜けたので、
『ガタガタになるかな?』
と思いきや、
そうはならない雰囲気です。
次代のエース候補・松井祐樹を中心に、
次から次から湧き出るように若手ピッチャーがあふれ出てきそうで、
どうやら楽天は、
チーム全体が『いいスパイラル』に入ってきた感じがあります。
常に優勝を争っていけるチームに、
変身中です。
さて、順位予想をしてみましょう。
【1位】 福岡ソフトバンクホークス
文句ないでしょう。
FAなどを駆使して巨大戦力を築き上げてきました。
よほどのことがない限り、トップは揺るがないでしょう。
今年ブレークしそうなのは、投の東浜、打の柳田、今宮当たりでしょうか。
それにしても、かつて巨人が言われていた【2チーム出来るぐらいの分厚い戦力】ですね。
気になるのは、小関順二氏が指摘し、ワタシもそう思っている、
『SBのチーム作りが巨人化している』ということ。
ライバルチームのFA選手などを、特に必要がなくとも大枚をはたいて『ライバルの戦力を削ぐために』獲得している傾向が見て取れるようになってきたということ。
せっかくパ・リーグは近年、日本ハム、楽天などを中心として非常にフランチャイズ色の強い『地元に愛される』チーム作りを進めて、
球団自体も、そしてリーグも反映して来ているというのに、
残念な事にならなければいいんですがね。
ライバルとはいえ、呉越同舟のリーグの仲間。
度を越した”巨大化”は、ビジネスの世界ではありでも、
エンターテイメントの世界においては、首をかしげたくなります。
【2位】 東北楽天ゴールデンイーグルス
昨年日本一の楽天は、今年もそう簡単には下位に落ちていくことはないとみています。
ただしこの順位には条件があります。ユーキリスが日本になじんで、実力を発揮すること。そして、松井祐樹が1年間を通じてローテーションを守ること。
若手の伸びは12球団でも1・2を争うとみているので、だんだん戦力が分厚くなってきたという実感があります。昨年大ブレークの銀二や、エースの則本も 実質2年目のシーズンを迎えるので、そこらあたりに多少の危惧はありますが、全般的に戦力の底上げは出来ているのではないかと考えています。
そして、今年Aクラスを死守できるようであれば、楽天は『強豪チームの仲間入り』ができるとみていますので、昨年以上にチームにとっては大事なシーズンになるでしょう。
【3位】 北海道日本ハムファイターズ
今年の各評論家の順位予想では、かなり評価の低い日ハム。
しかしながら、ワタシはこのチーム、かなり面白いとみています。
特に二刀流の大谷が本格化するであろうと思われる今季、大谷・中田の打者陣には、かなりの期待を寄せています。
中田にはもちろんホームラン王を、大谷はひょっとすると首位打者も?なんて気がしています。
そして投げては10勝をすれば、去年の楽天・マーくんばりにチームの大黒柱として、チームを上位に引っ張り上げる推進力になると思っています。
まだまだ引退は早い稲葉、そしてベテランの域に達してきた小谷野らが上手くチームをまとめていくことができると、
意外にも日ハムのVということも、あるかもしれません。期待を持たせてくれるチームです。
心配は、やっぱり栗山監督の采配かな? なんて思うワタシです。
【4位】 千葉ロッテマリーンズ
戦力の底上げは確かなものですが、このチーム、前評判の高いときは必ずこけるという伝統があるので、この位置にしました。
去年チームを見ていて、伊東監督の采配やチーム作りに、結構唸らされることがありました。
『西武(監督)時代と比較すると、本当に成長したな』というのが実感。選手の使いまわし方や、相手に対する洞察力はさすが百戦錬磨の元捕手。
今年、その手腕が『存分に発揮される』のか、それとも『空回りしてしまう』のか。
唐川、成瀬に新人の石川、藤岡らを絡ませたローテは昨年よりかなり上。守護神・増田の離脱は痛いが、西野が穴を埋めてくれれば問題はないと思われます。しかし、移籍の涌井には、やはり多くは期待できないと思っています。西武での最後の3年間のあの投球ぶりを見ていると、ロッテですぐに再生が可能だという評価には首をかしげざるを得ません。開幕してから2,3度の登板でうまくいかないと、またまた同じことを繰り返すことでしょう。
一方打線は、”アジャ”井上がどこまで打てるのか。彼が長打力の本領を発揮すると、懸案だった長打力不足に一定の目途が立ち、チームにとっては大変に大きいことになるのだが。
いずれにしても、昨年と同じか、ちょっと上ぐらいは行ける可能性を秘めたチームだとは、思える戦力構成ではあります。
【5位】 埼玉西武ライオンズ
どう見ても昨年よりは戦力低下している気がする。というよりも、まったく華がないチームに見えてしまう。特に、万が一主砲・中村の状態が上がらずシーズンを半ばまで戦うことになると、もう救いようがない気がする。ひいきの引き倒しではないが、どう見ても『上がり目がない』ように見えてしまうのはワタシだけだろうか。当初は『伊原イズム』でピリッとしまって、昨年までの”お友達ムード”を一新するかと思いきや、どうしようもない『絶対戦力の不足』をオープン戦でもろに露呈してしまい、先行きは暗いと思わざるを得ない戦力である。期待のホープ、木村が昨年の浅村並の大ブレークを果たし、中村も早々と戦列復帰を果たしてバンバン打ってくれればまさかの首位争いをしてもいいとは思うが、久々に『穴なく揃った』ローテ陣が、あまりの援護のなさにシーズン中盤から気持ちがキレ出し、崩壊していく・・・・・・・・という悪夢が、頭の中をよぎっています。
頑張ってほしいのはやまやまですが、とても今の状態で【首位を争う】とは言えないのが、つらいところです。
【6位】 オリックス
これはもう、なんというか。。。『なにか』を変えないとこの長期低迷状態は脱することができないと思うのですが、その『なにか』は今年も見つかりそうもない気がしますね。何が悪いのか・・・・・チームの熱のなさなのか・・・・それとも。。。ここ数年、戦力的には決して他チームに劣ってはいないと思うのですがね。
バルディリスや李などが抜けた穴はT-岡田に期待するといっても、散々期待は裏切られてきたわけだから、チームの構成を変えてみたほうがいいのになあと思うのはワタシだけ? エースの金子や抑えの平野、キラキラと光る【パ・リーグの顔】が揃う投手陣を前面に出して戦ってもいい気もするなあ。オリックスのことを『本気になって』考えてみると、本当に突っ込みどころが満載なもんで。『こうしたらいいのに、ああしたらいいのに』たくさんあります。
期待はしているし、『関西唯一のパ・リーグ球団』となってしまって久しく、何とか復活してほしいとは常々思ってはいるのですが。このチーム、かつてパ・リーグで黄金時代を築きあげた阪急・近鉄・南海の3チームの血を引く唯一のチームだと、ワタシは勝手に思ったりしているのです。復活への足掛かりをつかむシーズンにしてほしいなあと思っています。
ということで、
順位予想でもなんでもない、
グチの書き連ねになってしまった気がします。
しかしながら、
このブログで再三触れているように、
ワタシは子供のころから【純パの男】なんです。
パ・リーグLOVE
なんです。
それだけに、
パ・リーグのセ・リーグ化だけは何としても阻止して・・・・・・・
なんていう発想の持ち主なんで、
勘弁してください。
先年の日ハム、
そして去年の楽天の優勝は、
パ・リーグファンとしては嬉しい出来事でした。
今年もそんな感じで、
『エキサイティングリーグ・・・・・・・パ』
たのみまっせ~。
盛り上げてね~。
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ソフトバンクが戦力的に一番なのはわかるが、監督、コーチの力も侮れないと思うよ。