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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

冬季五輪  やった!スマイルジャパン、B組1位で予選通過!

2022年02月09日 | オリンピック

女子アイスホッケー予選リーグ最終戦。

日本はこの試合に勝って何とか1位通過を決めたいという試合。
B組2位、3位で準々決勝に進出すれば、
準々決勝で”2強”カナダ、アメリカと対戦することになり、
そうなれば準々決勝で勝ち上がる可能性はほぼゼロに等しくなってしまうという状況です。

「是が非でも1位通過で、準々決勝に勝てる確率を残す」
という、
メダル獲得を最終目標とするスマイルジャパンとすれば、
なんとしても勝たなければいけない試合。

そんな大一番、
日本は予想されたとおり、
パワー、テクニックともに上回るとされたチェコに押される立ち上がり。

日本はパックをなかなかアタッキングゾーンに運べず、
自陣にべったりと張り付かされる厳しい展開でした。

しかしパワープレーで得た最初のチャンスに、
床秦が叩き込んで先制。

同点に追いつかれ迎えた第3Pには、
ふたたびパワープレーのチャンスに、
再度床秦が決めてリード。

「このままリードを保てば・・・・・」
と思いましたがそう簡単にはいかず。

スクリーンになりゴーリーの藤本が一瞬見失ったパックがゴールに吸い込まれ、
ふたたびチェコが同点に追いついて、
前戦と同じく戦いは延長にもつれ込みました。

その延長でも決着はつかず、
またもや勝負はPS戦へ。

この2本目。

日本は大ベテランでチームの支柱、久保が決め、
藤本が5本すべてを止めて、
日本はこの苦しい戦いを制し、
B組1位で決勝トーナメント進出を果たしました。

ソチで0勝、平昌で1勝(予選R)だったスマイルジャパン。
今大会ではついに3勝を挙げて、
予選突破を果たしました。

日本では正直、
オリンピックでしか見てもらえないマイナースポーツである女子アイスホッケー。

そんな競技人口も少なく、
競技環境も整っていない中、
本当によく頑張って実力を上げ、
ここまでたどり着いたスマイルジャパンの選手、関係者に脱帽です。

試合会場に足を運んでも、
数百人単位の観客しか集まらない中、
コツコツと積み上げていく作業というのは、
本当に大変なことだと思います。

しかしチームの愛称通り、
”スマイル”で苦しい時を乗り越えていく姿に、
スポーツの良さみたいなもの、いっぱい感じることができますね。


さあ、
メダルを狙って、
準々決勝のさらに大きな一番が待ち受けます。

相手は最終戦でロシア(ROC)を破り逆転でここに上がってきたフィンランドです。
カナダに1-11と完敗を喫するなど最終戦まで0勝3敗だったのが、
最終戦でロシアを5-0で破ったことで得失点差で浮かび上がってきたチームです。

もちろん実力的に言ったら、
日本が不利になるのは間違いありません。

しかし、
カナダやアメリカのように「絶対的な力」を持っているチームではありません。
さらに見たところ、
もろさも同居しているチームのようにも感じられます。

もし日本が試合の入りよく、
この日のように先制点を奪う展開となれば、
「ひょっとしたら」があるような気がしてなりません。

何かが起こりそうな予感をはらんで、
トーナメントが進んで行きます。


頑張れ、スマイルジャパン。

信じる者は救われる!!!
ということで、
ワタシも信じています。




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