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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

前橋育英 大激闘を制し嬉しい2度目のV

2025年01月14日 | サッカー

全国高校サッカー選手権大会の決勝。

 
関東の名門同士、
前橋育英と流経大柏の試合は、
58,000人を超える大観衆を集めて行われました。
 
試合はまさに大激闘。
両チームの激しい攻防は、
観ている者をワクワク、ドキドキさせて、
最後まで目が離せませんでした。
 
試合はまず前半の早い時間に流経大柏が先制。
しかしこの失点で目覚めた前橋育英が、
いつものように強度を高め流経大柏のゴールへ。
 
そして30分過ぎに見事なヘッドで追いつくと、
それから先はホント、
レベルの高い攻防が続きました。
 
息もつかせない、
珠玉の時間でした。
面白い試合でしたね。
 
両校ともにチャンスを掴むものの、
守備陣が最後の一線は決して越えさせず、
後半、延長と両校はどうしても1点を奪えず。
 
夕暮れ迫る国立のピッチは、
PKでの決着を選びました。
 
そしてこのPK戦もまた、
激闘、また激闘となります。
 
両校のキッカー、
見事なまでに決め続け、
決着つかずにサドンデス。
 
その8本目、
流経大柏のキックを前橋育英のキーパーが見事にセーブ。
 
これで決まり!
 
誰もがそう思った次の瞬間、
今度は前橋育英がキックを浮かせて外し、
まだ決着はつかず。
 
なんという試合・・・
 
果てしなく続くかと思われたこのPK戦。
しかし10本目、
ついに決着をみることとなりました。
 
先攻の流経大柏のキックを、
またも前橋育英のキーパーが止め、
そして・・・
今度は前橋育英のキッカーが冷静にPKを叩き込んで、
この120分に及ぶ激闘は、
ついに決着しました。
 
前橋育英が、
前回に続いて決勝で流経大柏を破り、
嬉しい2度目の優勝を飾りました。
 
なかなかないぐらいの、
実力伯仲の素晴らしい決勝戦でした。
 
6万人近くが駆けつけた今日の国立。
観衆はこの激闘を、
十分堪能したことでしょうね。
 
ここ最近の大会は、
大会の波に乗ったチームが決勝に上がってくることも多く、
実力十分な強豪が決勝であいまみえるというのも、
なかなか珍しいのかもしれません。
 
昨年は近江旋風がありましたし、
一昨年は岡山学芸館が優勝まで駆け上がりました。
 
こういったチームの勝ち上がりは非常に面白いのですが、
今大会のように実力十分の好チーム同士のガチンコの決勝も、
本当に面白いですね。
 
前橋育英の皆さん、
優勝本当におめでとうございます。
 
校歌を聞いて、
あの甲子園優勝の2013年夏を思い出して、
感慨深かったです。
 
何度も何度も聞いた校歌なので、
いまだにソラで口ずさむことができました。
 
流経大柏の皆さんも、
今日は残念でしたが、
「さすがは流経」
というところいっぱい見られて、
楽しかったです。
 
それにしても、
やっぱり高校サッカーの冬の選手権は、
盛り上がりますね。
 
来年も見に行きたくなっちゃってるワタシが、
もういたりします。

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