≪IBAF U-18 ワールドカップ≫
【第5戦】
日本(5勝)〇 7-5 ●カナダ(2勝3敗)
高校ジャパンは、
第5戦カナダと対戦し辛勝。
5戦全勝として、
準決勝ラウンドへ首位通過しました。
この準決勝ラウンドでは、
別の組から進出してきたアメリカ、キューバ、韓国と対戦。
優勝を目指します。
日本にとって有利なのは、
『1次ラウンドの当該国同士の戦いが準決勝ラウンドに持ち越される』
というルールがあることです。
要するに、
日本の属したA組での、
台湾(A組2位)、ベネズエラ(A組3位)との対戦成績が、
そのまま準決勝ラウンドに反映されるということ。
日本はこの結果、
既に準決勝ラウンドでは2勝0敗となっているということです。
B組で2勝0敗のアメリカと並んで首位。
既に2敗している3位通過のベネズエラ、韓国は、
とても厳しい戦いになるということですね。
無論全勝を狙っているでしょうが、
仮にどこかで1敗したとしても日本の成績は4勝1敗になって、
決勝への道は大きく開かれるということです。
準決勝ラウンドの日程は以下の通り。
【日本チーム準決勝ラウンド日程】
9月5日 vs 韓国(B組3位)
9月6日 vs キューバ(B組2位)
9月7日 vs 米国(B組1位)
そしてこの結果をもとに、
準決勝リーグの1位と2位が、
9月8日に決勝で対戦するというわけです。
昨日のカナダ戦では先発の田口(広島新庄)が打ち込まれましたが、
その後登板した山岡(瀬戸内)、高橋(岩国商)、安楽(済美)の【瀬戸内海トリオ】がキッチリ相手を抑え込み、
好調な打線が逆転して勝利をもぎ取りました。
準決勝ラウンドに向けては、
先発の枚数が揃っていることと、
リリーフで使われている山岡、高橋にメドが立っていることが大きいですね。
昨年は頼りになる投手が藤浪しかいない状況で、
最後は力尽きたという印象でしたが、
今年は西谷監督(大阪桐蔭)が選考段階からしっかりと機能できる”投手陣”を作り上げて、
個々の能力を結集して『事に当たっている』ということが強く印象付けられています。
そして打撃陣も、
皆よく振れている印象です。
竹村(浦和学院)のリタイアは非常に痛いですが、
逸崎(明徳義塾)がその穴をきっちり埋めてくれることでしょう。
さて準決勝3試合の戦い方です。
ローテは、
韓国戦が松井(桐光学園)、キューバ戦が飯田(常総学院)、
そしてアメリカ戦は高橋(岩国商)or安楽(済美)
でしょう。
まずは今日の韓国戦、
松井でキッチリと勝つことが必要です。
初戦は公式戦1か月ぶりということでかなり荒れた投球でしたが、
この第2戦に彼の本領が発揮されることを願っています。
振り回してくる韓国ですが、
さほど打撃陣のレベルが高いわけではなさそう。
『対日本で必ず発揮される【アドレナリン出まくり】』の状態で向かってくるでしょうから、
それを逆手にとって、
スライダーとチェンジアップで、
韓国打撃陣を手玉に取ってほしいと思います。
彼が絶好調時のピッチングを見せれば、
打たれるはずはないと思いますがね。
そして難敵キューバ戦。
ここを取れば決勝進出決定です。
キューバの打撃陣がどんなのかはまだ見ていないので未知数ですが、
このところWBCでも日本代表はキューバが『得意』になってきている感じはします。
身体能力の高さと振りの鋭さはあるものの、
ここは≪日本の誇る技巧派キング≫である飯田の登場です。
彼が甲子園で見せたような『低めにスッと来る変化球』を駆使すれば、
甲子園同様『4安打完封』なんていう結果も見えるんですがね。
安定感抜群の飯田で優勝に【王手】をかけたいところです。
万が一この2戦のどちらかを落とす、あるいはどちらも落とすという崖っぷちに立った時は、
第3戦のアメリカ戦は『絶対に負けられない戦い』となるわけです。
アメリカ代表チームについては、
昨年の【AAA世界選手権】、
そして6月に行われた【日米大学野球選手権】での日米戦を見て、
ワタシは『ホント~に腹立ってんだ!』。
ということから、
絶対にアメリカだけは勝ってほしい!!!
というのが偽らざる本音。
やられたらやり返せ。倍返しだ!森クン!!
出来れば決勝で、
松井⇒飯田⇒山岡⇒安楽
なんていうリレーで勝てれば最高。
日本の野球のパワーを、
存分に発揮してほしいと思っています。
さあ、
本当の戦いはここからだ。
頑張れ!高校ジャパン!!
≪日本の高校野球が世界一だと、信じている≫
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1 コメント
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- Unknown (あ)
- 2013-09-05 21:09:17
- 韓国戦に勝ちましたね! このまま優勝狙いましょう
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