夏の甲子園２０２４ 接戦続く甲子園、通常モード始まる。

夏の甲子園は４日目。

 

この日から世間はお盆休みが始まり、

甲子園は3日間のお試しの2部制を終え、

通常モードとなりました。

 

大会初の土曜日ということもあって、

昨日は観客もたくさん駆けつけていましたね。

 

ワタシも今年は、

なんだかパリ五輪に押され、

あまり真剣に甲子園に目を向けていないということを、

昨日自覚してしまいました。

 

ワタシも早めに、

通常モードに戻らなきゃいけません。

 

さーて４日目の甲子園。

 

ここまでの印象は、

なんだか地区レベルの違いは、

今年はホントないなあ・・・ということかな。

 

結構苦戦するんじゃないかと思われていた北信越勢、

小松大谷と新潟産大付がホントいい戦いをして、

力があると言われていた明豊、花咲徳栄に快勝。

 

おーやるなぁ

 

と思わせてくれました。

 

まあ、

近畿勢が圧倒的に強そうというのは、

戦前から予想していましたが、

ここだけは本当にそのようですね。

 

試合の持っていき方が、

他とは違いますね。

しっかり戦いますよ、さすがに。

 

それから、

関東勢は「こういう展開になったら、厳しいなあ」というようなゲームになると、

やっぱり苦しくなっちゃいますね。

 

終盤にビハインドを根性でひっくり返す、

というのは苦手な地域性。

 

なんとなくリードされて終盤を迎えると、

淡白になっちゃうんですよね。

 

花咲徳栄、木更津総合、山梨学院、

なんかみんなそうでした。

（木更津総合は最後粘りを見せましたが、それでもひっくり返すには至らず。）

 

しかし大会の序盤に調子の波に乗っちゃうと、

どこまでも突き進んじゃう。

 

選抜での健大高崎、

昨年選抜の山梨学院、

それから10年代に夏を制覇した、

前橋育英、作新学院、花咲徳栄、

みんなそうです。

 

これらのチーム、

必ずしも選手が全員関東出身じゃないのに、

なぜか同じような特徴のチームになっちゃうんだよなあ・・・

というのがワタシの思うところですね。

 

あっ

去年の慶応とか06年の早実、

それから横浜とか東海大相模は、

ちょっと違う戦い方に見えますけどね。

 

慶応とか早実は、

明らかに「世間の波」に乗っちゃったんでしょうね。

あれだけ甲子園で応援で圧倒すれば、

有利に運びますよね。

試合を重ねるごとに、

斎藤の時の早実も去年の慶応も、

どんどん甲子園でのホーム感、

大きくなっていきましたね。

 

15年の東海大相模とか98年などの横浜の戦い方は、

関東勢としては珍しい、

磐石な戦力を整えて、

どっしりと構えて戦うという戦い方で勝ちましたね。

こういうのは珍しいです。

関西勢の戦い方です。

 

おっと、

話が横に逸れました。

 

個人的には、

今年波に乗っちゃう可能性があるのは、

唯一関東一くらいかなあ、

なんて思っていますけどね。

（なんとか波に乗って欲しいなぁ。いい野球するから。）

 

今年は近畿勢が強そうだなあ、

あるいは悲願に向けて広陵が走るか。

 

昨日の岡山学芸館と聖カタリナの試合見ていて、

「あーやっぱりバントが決まらんと、厳しくなっちゃうなあ」

というの甲子園戦術の大切さを実感しました。

 

聖カタリナは、

関係するチームの子が出てたりして、

ちょっと応援してたんですが、

8、9回の大事なところでことごとくバントが決まらなければ、

ビハインドの1点は返せません。

残念な試合となりました。

 

そんなこんなで、

炎天下での試合。

熱中症や痙攣には、

十分に気をつけてください。