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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

甲子園明日開幕  ふと気づいたこと

2013年08月07日 | 高校野球

第95回全国高校野球選手権大会、
今年のキャッチフレーズは、
【野球が僕らを一つにする】
ですね。

ひとつになっていった高校が、
どんどん力を蓄えて勝ち上がっていく様を、
私達は今年も目の当たりにできます。

故・鶴岡監督(南海)の言葉だったでしょうか、
『アマチュアは和して勝つ、プロは勝って和する』

アマチュアは和したチーム、
要するにチームワークのいいところが勝つということですが、
甲子園の高校野球を見ていると、
鶴岡氏の言うプロの『勝って和する』ということもまた、
『この甲子園大会にも当てはまるなあ』
と思うことが少なくありません。

チームの熟成度が、
驚くほどにあがって栄冠を手にしたチーム、
数多くありますね。

『勝って和する』以上に、
『勝って熟する』チームということでしょうか。

近年では06年の早実とか、
07年の佐賀北など、
実にそんな匂いのするチームでした。

09年の日本文理もまた、
大会前にはほとんど話題にならなかったにもかかわらず、
勝ち進んだ決勝で怒涛の大反撃を見せた姿は、
まさにそんなチームの典型でしたね。

そんな日本文理。

ベテランの大井監督に率いられ、
90年代から甲子園に出場し始めましたが、
近年ようやく甲子園で強豪相手に力を存分に見せてくれるようになりました。

『新潟代表は弱い』
と言われたのは昔の話。
毎年のように出てくるチームは、
強豪と対峙できる十分な力を備えています。

その日本文理。
今年は明日の第2試合で、
昨年の春夏連覇校にして今年も優勝候補の一角に名を連ねる、
強豪の大阪桐蔭と激突します。

『確か07年の春に当たってるよなあ・・・・』
と思って記録を調べていると、
面白いデータに行き当たりました。


この時は7-0で中田率いる大阪桐蔭の圧勝に終わったのですが、
それ以降日本文理は、
甲子園で以下の成績を残しています。

09年春 1回戦 ● 0-1  清峰
09年夏 決勝  ● 9-10 中京大中京
11年春 2回戦 ● 2-4  九州国際大付
11年夏 1回戦 ● 3-14 日大三


キッチリ2年おきに代表として甲子園に出場していますが、
日本文理を破った高校には共通点があります。

日本文理に勝った高校、
なんと4チームともに決勝に進出しているということです。

このうち九国大付だけが準優勝でしたが、
他の3チームはいずれも優勝。

要するに、
『日本文理に勝ったら、優勝まで駆け上がるチャンス拡大~』
ということです。

それだけ日本文理のチーム力は高いということでしょうが、
『くじ運が悪い』
ということも言えそうです。

今年を見ると、
『う~ん、やっぱりくじ運はイマイチ』
と思わざるを得ません。

しかし、
なにも『初戦で』後の決勝進出チームに負けているわけではないので、
日本文理としては今年も勝って勢いをつけて、
トーナメントを駆け上っていきたいところです。

対戦相手の大阪桐蔭は、
『吉兆』
を感じているかもしれませんね。

『よ~し、日本文理に勝って、決勝まで進出だ~』
と思っているかどうかは別として、
トーナメントのちょっとしたキーになりそうな対戦ではあります。



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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2013-08-11 06:39:23
90回の桐蔭の優勝も、
報徳が、新潟のチームに勝って、
桐蔭vs報徳だったと思う。

その前も、菊池の花巻とかと新潟当たってる

初日登場のチーム・・優勝あるんだよ
佐賀北とか
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