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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

朝乃山 初優勝!

2019年05月27日 | 相撲

大相撲夏場所は昨日が千秋楽。

優勝争いは前日に決着がついていたため、
昨日の大相撲は、
もっぱらトランプ大統領の話題に終始した感じですね。

途中間があったりして力士は大変だったと思いますが、
概ね良かったのではないでしょうかね。

さて、
今場所の大相撲。

『いまだ花開いていない大器』
だった朝乃山が殻を破っての初優勝。
時の勢いを得ての、
見事な戦いぶりでした。

彼の相撲人生は、
始まったばかり。

ここからが大切になってくるのは、
いうまでもありません。

しかしながら、
正当派の四つ相撲の有望力士が出てきたというのは、
いいことですね。

ここ数年『初優勝』の力士が多く出現しているものの、
主に押し相撲で圧力をかけるのが得意な力士が多いこともあって、
どうしても好不調の波がある気がします。

琴奨菊しかり、貴景勝、玉鷲、豪栄道・・・・・

安定した相撲で上を狙えるという意味では、
この朝乃山は注目されるでしょうね。

しかし初優勝の後は、
これでもかというほど持ち上げられますから、
そこで自分を見失わないようにしてほしいところです。
富山県の「ご当地ヒーロー」という事もあって、
来場所まではずっと『お祝行脚』が続くことでしょうが、
しっかりと体を休めながら、
けいこの時間も取るようにしてね。

場所を振り返ると、
白鵬の不在をこんなに感じることも過去なかったというか、
ほんの2、3年ぐらい前には4横綱が百花繚乱していたという事を思い出して、
なんだか「あっというまに・・・・」と思ってしまいます。
・・・・に入るのはため息ばかりなりです。

役力士が少なかったという以上に、
なんだか今場所の相撲は、
「レベルがどうなの?」
と感じてしまうことが多かったように思います。

終盤の優勝争いも、
各力士が「勝手先頭に出る」というのではなく、
次から次から勝手にこけて脱落していく・・・・・・
そんな印象です。

大相撲新時代を作る旗手として期待の大きい、
大関の貴景勝は休場し、
御嶽海、阿武咲らも勝ち越しこそしたものの「イマイチ」感はぬぐえません。

高安、豪栄道の両大関は優勝争いに絡むどころか、
這う這うの体で「クンロク」を守るのが精いっぱいっていう感じ。
特に高安は、
このままずるずると埋もれていく危険すら感じる相撲っぷりでした。

そんな中ほんとうに頑張っていた小兵の炎鵬は、
7勝2敗からまさかの6連敗で負け越し。
終盤はケガも負って、
小兵の悲哀を感じさせる相撲となってしまいました。

何とか幕内に残留することはできそうですので、
来場所再度頑張って勝ち越しを狙ってほしいものです。

今場所を総括すると、
一言で言ってワタシには「面白くなかった」場所でしたね。
朝乃山の優勝は見事でしたが、
その他には見るべきところの少ない場所だったと思います。

そんな中で、
ワタシがファンの栃ノ心が10勝を挙げて大関復帰を決めたのは、
明るいニュースでした。
やっぱり大関の実力が十分にある人ですから、
来場所からまた腰を据えて頑張ってほしいと思います。



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