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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

大相撲秋場所  横綱安泰

2014年09月17日 | 相撲

3横綱、3大関で始まった大相撲秋場所。

新大関の豪栄道、
そして先場所最後まで優勝争いに加わった琴奨菊、
更に期待を裏切り続けるも『いつかは』と思わせる稀勢の里。

3人の大関が今場所の土俵を沸かせてくれるだろうと思いきや、
3人ともに既に土がつき、
新大関の豪栄道はいまだに地に足がついていない感じですね。


引き換えに安定感抜群なのが3人の横綱。

先場所ついに優勝を30回の大台に乗せた大横綱の白鵬。
今場所も安定感は抜群で、
序盤戦で下位の力士に取りこぼす不安は全くありません。

昨日はモンゴルの”直属の後輩”でもある照ノ富士との初顔の一番。
豪快な相撲を取るのが身上の照ノ富士でしたが、
何もすることが出来ずに白鵬の前にまさに”白旗”をあげる感じの一番となりました。

30回の大台に優勝回数が乗ったということで、
ホッとしたところにスキが出るのではなんて場所前は囁かれていましたが、
さすがは大横綱の白鵬。
土俵の上では、
そんな記録のことなんかは全く意に介さず万全の相撲を取りつづけます。

この横綱の、
場所を迎えるにあたっての準備の素晴らしさ。
本当に唸らずにはいられません。
今場所もまた、
本当の【横綱相撲】ってやつを、
見せてもらえそうです。

そして新横綱になってからの初優勝を狙う鶴竜も好調です。

昨日は遠藤をあっけなく肩透かしに破り3連勝。
”綱渡りの相撲”を何番か取ったうえで調子を上げてくるタイプですから、
今後にも期待が持てます。

今場所の優勝候補の有力なひとりですね。


そしてこのところ元気のなかった日馬富士。

今場所も場所前にはケガの不安がささやかれましたが、
どうしてどうして、
なかなかいい相撲を取っています。

序盤に取りこぼして”追っていく”展開になってしまうのが多い日馬富士の相撲。

しかし序盤に”勝ちっ放し”で行くと、
彼はどんどん気合が漲った相撲になっていって、
後半は白鵬だろうが誰だろうが・・・・・・となってきます。

久しぶりにそういう感じの今場所の立ち上がり。
期待しちゃって、いいですかね?!


3横綱が全勝に近い形で”最後の3日”ぐらいを迎えてくれると、
本当に盛り上がってきますがね。
どうなっていくでしょうか。


そして今場所話題をさらっているのが、
新入幕の逸ノ城。

モンゴル⇒鳥取城北高⇒実業団横綱

という経緯をたどって今年初土俵を踏んだ21歳。

記憶に新しい少し前までの遠藤同様、
出世が早過ぎてまだマゲを結うことができない力士です。

しかしこの逸ノ城、
大物中の大物。

『朝青龍の再来』
なんて言われているようですが、
なんのなんの、
ワタシは『白鵬を継ぐ男』
と見ています。

心・技・体とも、
ぜひ母国の大横綱である、
白鵬に学んでほしいと思います。

朝青龍からは、
その”技”と”体”の部分だけ、
学んでほしいですね。

ワタシは夏場所ぐらいからその名前をちらほら目にするようになりましたが、
何しろ大相撲関係者の評価がものすごく高いのに驚きました。

曰く『すでに組んだら横綱・大関級の力を持つ』
『来年中には必ず綱を張るだろう』 
・・・・・・などなど。

今場所の相撲も、
スケールが大きいだけではなく、
足腰がものすごく強くて、
はたかれても簡単に前に落ちないところなどもすごいですね。

腕力は強いけど、下半身がどうしても弱い欧米系の巨漢力士と違い、
モンゴル出身力士は下半身の強さがすごいですからね。

今後は出世していくとともに、
『相撲の心』
を学んでいってほしいと思います。

壁に当たる前に、
大関ぐらいには出世していそうですね。

横綱になったら、
木こりのお父ちゃん、
喜ぶぞ~~。


今場所も、
勝ちっ放しで優勝争いに加わっていれば、
終盤大関、横綱戦が組まれるかもしれませんね。

稀勢の里あたりとやって、
今の逸ノ城の力を、
見てみたいと思います。

遠藤もぼやぼやしていると、
話題を全部持っていかれてしまいますよ。

ということで、
今場所も数多くの『満員御礼』の垂れ幕がかかると思われる大相撲。

人気は確実に、
戻って来つつあります。


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