日本女子オープンは最終日。
我孫子GCで行われた女子メジャーの最終日は、
畑岡奈沙の独壇場でしたね。
申ジエら韓国の世界的強豪を向こうに回し、
まったくぶれないショット、パット、メンタル。
最後まで『もっと、もっと』を貫いて、
ぶっちぎりの20アンダーで優勝を飾りました。
もうこの日は、
NHKで放送が始まった時から、
優勝はほぼ決まりの状態。
後は畑岡の『素晴らしいプレーをご堪能』という放送でした。
彼女の素晴らしいプレーを見て思ったこと。
『ああ、あれだけ自分の思ったようにプレーできたら、ゴルフって楽しいだろうなあ。。。。。』
まあ、ワタシは”ゴルフ歴”だけは長いという、
典型的な『月1プレーヤー』ですからね。
ああ、あんなプレーがしてみたい。
それにしても、
大量のリードがあったとはいえ、
本当にメンタルがぶれないいい選手ですね。
一定のリズムを刻むとはこういうことを言うのだなあと、
しばし感心していました。
まだ18歳。
これからどんな素晴らしい未来が、
彼女を待っているのでしょうか。
宮里藍選手と入れ替わりに日本に登場したこの才能、
本当にこれからが楽しみな選手です。
しかし土曜日、
ワタシは見ちゃいました。
見た人も多いと思いますが、
スポーツドキュメンタリーに登場した『ど天才幼女』を見て、
ワタシはなんだか、
驚くと同時にパ~っと楽しみが膨らんだという感じです。
彼女はゴルフの天才少女、
いや、幼女と言ってもいいかもしれません、
須藤弥勒ちゃん5歳。
東大卒の仏教家のお父さんに育てられ、
既にゴルフの才能を開花させつつあるこの少女。
この夏世界アマ選手権(年齢別)を史上初の5歳で制覇。
それだけ聞いても『すげ~』という感じですが、
その日常を見てびっくり。
5歳ながら父からゴルフの英才教育を受けて、
日に日にその力を伸ばしています。
1日10時間の練習!!
お父さんは自宅隣接地に600坪の土地を購入し、
そこに専用のゴルフ練習場を整備!!!!
毎日朝早くから練習場の整備をお父さんが丹念に行って、
そこで日々練習に明け暮れる幼稚園生(保育園生?)!!!!
何もかもびっくりですが、
そのショットの素晴らしさにも、
びっくりです。
何年後かにその名前と姿をトーナメントの中に見て、
『おお・・・・あの時の』
と思いたいものですね。
卓球、テニス、体操、フィギュアなどにみられるような英才教育ですが、
やはり『世界一を目指す』才能は、
早くから目覚めさせ、磨きをかけていかなければいけないのかもしれないですね。
そういう時代です。
それにしてもお父さん。。。。。
凄すぎます、その考え方、行動力。
それでも、
心配もあります。
それは、
すでに『究極の先買い』で、
テレビ局が目をつけてしまっていること。
まあ、
だからこそワタシの目にも触れてきてくれたので一概に否定はしませんが、
こういう才能をテレビ局が『自分のもの』として囲ったり、
『自分の思い通りのキャラ設定をしたり』ということには、
本当に辟易しているので、
どうか≪テレビに惑わされない≫で成長していってほしいですね。
錦織とか松山とか、
卓球の選手たちとか、
あそこまで突き抜けてしまえば、
テレビ局の入ってくる(自分の思い通りに操る)余地なんかなくなりますからね。
とにかく楽しみな存在です。
予想では、
13歳か14歳ぐらいでは、
日本のプロのトーナメントに出てくるのでは。。。。。
そんな感じでいます。
*ちなみに紹介されていませんでしたが、その世界ジュニア選手権のスコアボードには、須藤弥勒ちゃん以外にも、2位も3位も日本の選手でした。だんだんジュニア層も厚くなってきているのかもしれません。畑岡奈沙選手もうかうかできないような、ジュニアの充実が図られているのかもしれませんね、日本の女子ゴルフ界。