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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

これぞプロ野球。キヨシも師匠の前で、やった!

2013年05月11日 | プロ野球

昨日のプロ野球、
DeNAと巨人の試合は、
本当に盛り上がった試合でした。

この日、
師匠である長嶋茂雄氏を試合に招待したDeNAの中畑清監督。

『絶対負けられない』
という力みが空回りする感じで初回から巨人の猛攻を受けましたが、
3-10とリードされてから、
猛反撃を開始しました。

7回の白崎から始まった、連打の嵐。
一気に6点をあげて1点差に追いつくと、スタンドからの大声援に乗った9回、相手守護神の西村に、
ひるむことなく向かって行きました。

高城、後藤の代打陣の連打でつかんだチャンスに、打席にはいるのは前の打席でレフトスタンドに叩き込んでいるベテラン.多村。

西村の難しい低めに対して、しっかりと踏み込んで打つと打球はグングン伸びて、今度はライトスタンドへ。
自身初の、
歓喜の逆転サヨナラ3ランとなりました。

その多村を迎える中畑監督、
嬉しそうだったなぁ。
『やったぜ!長嶋監督!』
と永遠の師匠に叫んだ言葉が、
聞こえてきそうでした。

長嶋監督も、
なんだか嬉しそうでしたね。

中畑監督、
この度の長嶋茂雄、松井秀喜両氏の国民栄誉賞受賞、本当に嬉しそうでしたが、
同時にこんな事も感じたのではないかと、
勝手にワタシは思っています。

それは、
『長嶋茂雄の一番弟子は、松井秀喜じゃなくて俺なんだぜ!』
ということ。

『師弟の絆』
が殊更強調された今回の国民栄誉賞受賞でしたが、
我々の世代は、
『長嶋茂雄の弟子と言えばやっぱりキヨシだろう』
という気持ちもあるんです。

中畑監督も、
今回の報道のされ方には、
一抹の寂しさを感じていたのではないでしょうかね。

それだけに、
このタイミングで自分の指揮するベイスターズの試合に【師匠】を招待したのは、並々ならぬ決意の表れとみていました。

しかし、肝心の試合では、
後半まで大差で巨人の軍門に下ろうとしていました。
試合中の中畑監督は、
ベンチではこれまでにないぐらい厳しい表情が続いていました。

もちろん、
相手が巨人、
しかも指揮を取るのが原監督という過剰なまでの意識、
十分にあったのではと思われます。

そこから見せたベイスターズの、
98年を思い起こさせるような怒涛の大逆転劇!

これこそが、
中畑清が、
そしてベイスターズの全てのファンが長年待ち望んでいたもの。

中畑監督、
嬉しそうでしたね、

そしてベイスターズ、
確実に昨年までとは、
チームが変わってきましたね。

まだまだ優勝を狙うには戦力も何もかも足りませんが、
なんとなく優勝前年の97年を雰囲気に、
似てきましたよ!

あの時は、
ペナントの最後までヤクルトと優勝を争い、
期待がMAXまで高まった翌年、
横浜ファンの連日の大声援を受けて、
歓喜の優勝を遂げるのです。

その後苦節15年を経て、
いよいよベイスターズの覚醒が始まるかもしれません。

何より昨日の球場の雰囲気をみて、
『何か』
を感じてしまったワタシです。

面白くなってきそうな予感を秘めた、
今年のプロ野球。

目が離せません。


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