CSファイナルラウンド

いよいよ明日から、
セパともにCSのファイナルラウンドを迎えます。

ファーストラウンドでは、
セの巨人が菅野のノーヒッターという快投でヤクルトを撃破。
パはSBが力の差を見せつけて日ハムを振り切りました。

ファイナルラウンドはこの結果、
セが広島vs巨人、
パが西武vsSBとなりました。

セは広島が昨年このファイナルラウンドでまさかの敗退を喫しているため、
リベンジの気持ちが相当に強いはず。
2年連続でセ・リーグを制しながら届かなかった日本一の座。
これに3度目の挑戦となる今年、
日本シリーズへの出場は絶対に譲れないところでしょう。

巨人はこの10月に来てチームの一体感が出てきて、
いい状態を保っています。

しかし菅野が3戦目、ないしは4戦目まで先発できないという状況で、
大の苦手にしている広島にどのように挑んでいくのでしょうか。

ヤクルトに連勝したとはいえ、
打線の調子が著しく上がっているわけではない感じなので、
厳しい戦いは続きそうです。

広島としては、
大瀬良を立てる初戦さえとれば、
かなり優位にシリーズを進めることができそうです。

万が一敗れたとしても、
2，3戦を必勝すれば有利になるため、
「対菅野での1敗を織り込んだ」としても、
勝利へのシナリオは描けているはずだと思います。

敗れるとすれば、
昨年同様打線が湿ってしまった時。
重圧を力に変えられるかどうか。


一方のパ・リーグ。
SBはファーストステージ最終戦を5発で圧倒。
ド派手な勝ち方で上がってきました。

初戦で満塁アーチを放ったデスパイネが第3戦では連発。
完全覚醒して臨めるだけに、
自信も沸いてきていることでしょう。


しばらく待ってこのファイナルステージを迎える西武。
打線の状態がどうなのかが、
何としても気になるところです。

打線が9月の状態を維持していれば、
まず負けるということはないと思いますが、
まあ、この調子次第ということでしょうね。

特に乗ったら手が付けられなくなる山川の状態がどうかは気になるところです。
もし山川が打って初戦を飾ることになれば、
そのままシーズン中同様に一気に駆け抜けることでしょう。
抑えられた場合は、
ほかの選手にかかる比重が大きくなりますが、どうなるでしょうか。

調整をしていた南郷のフェニックスリーグでは、
メヒアが2試合で2本塁打と復調気配を見せているようで、
実はワタシはちょっとだけ期待したりもしています。

そして初戦の先発菊池。
SBにはずっと負けっ放しだったものの、
最終戦で何とか勝って嫌なイメージは払しょくできたでしょうか。
初戦の先発が有力視されているので、
これが吉と出るか凶と出るか。

いずれにしても今年の西武。
打線とノリで勝ち上がってきているイケイケのチームですから、
そのムードが継続できるかどうか？というところでしょうね。

あの打線、
何とか日本シリーズに出して野球ファン注視の中で戦ってほしいと思っています。
9月の12連勝中の神がかった勝ち方、
再現してほしいものです。

さあ、明日プレーボール。
注目しましょう。