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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

大相撲秋場所  玉鷲2度目の優勝。見事だった!

2022年09月26日 | 相撲

鉄人・玉鷲が2度目の優勝!!


大相撲秋場所千秋楽が行われ、
玉鷲が1差で追ってきた高安と直接対決。

立ち合い激しく当たり合ったふたりでしたが、
玉鷲の突き、押しが勝り、
高安を豪快に押し出して13勝2敗。
本割で優勝を決めました。

玉鷲はホント、
見事としか言いようがありませんでした。

この日は土俵入りから、
何か落ち着きが感じられて、
「これはやってくれるのでは」
と感じていましたが、
やはり落ち着いて自分の相撲を取り切りましたね。

今場所は最初から優勝に絡むとは思っていなかったと思いますが、
横綱・大関を連破した時点ぐらいから、
体も動いていたし「その気」にだんだんなってきたんだと思います。

ここ最近の玉鷲は、
前半白星が積み重なっても、
後半戦に疲れからか大きく星を落とすことが多かったように思います。

しかし今場所は、
優勝という大きな目標が見いだせたからなのか、
後半戦に入ってからますますその力強さが増したように感じました。

14日目、そして千秋楽は、
何だか突き抜けたような鋭い相撲でした。

「押し相撲は調子に乗ると怖い」
の格言通りの、
玉鷲の優勝でした。


昭和以降では、
最年長優勝になるとのこと。

部屋では稽古相手がおらず、
関取ではない弟弟子二人に対して一度に稽古をつけるというような工夫で、
何とか力を落とさないようにしてきた玉鷲。

その「恵まれない環境」をも力に代える努力が、
この日の2度目の栄冠につながったのだと思います。
素晴らしい優勝ですね。

玉鷲を見ていると、
他の力士がどんなに環境や体調を嘆いても、
そのエクスキューズはなんだか滑稽に思えてしまうほどの感じを持ちます。

やっぱりすごいよ、
玉鷲関。


ワタシは14日目に国技館に出向きましたが、
観客がマスクをしている、そして大きな声を上げない、
そのこと以外は以前と変わらぬ活況を見せていてくれて、
なんだかとてもほっとしました。

スイーツ親方の店も、
大盛況でしたしね。

来場所は今場所大活躍の平幕の力士が大量に上位に上がってきます。
優勝の玉鷲に、
高安、翔猿、琴ノ若、宇良、若元春、北勝富士ら、
いずれ劣らぬ精鋭たちが、
上位で腕を磨く場所になりそうです。

今場所不振を極めた大関勢、
来場所は御嶽海が陥落して関脇に、
そして正代はまたもやカド番に。

貴景勝だって、
今やガチで下の力士よりも弱いと思うような相撲、
いくつもありました。

そしてそして、
横綱・照ノ富士の膝の状態が、
なんとしても気になります。

来場所は出場できるのか否か。


それにしても。。。。

今場所は横綱、大関が全く優勝に絡まないというレアな場所になったのですが、
ワタシは今までにないぐらい面白かった。
なにしろ平幕の力士たち、
ひとりひとりが個性的で、
しかも力あり技ありで、
面白かった。。。。。

優勝争い、
マジで面白かったですね。
終盤は毎日、
ハラハラドキドキでした。

こんな場所が、
毎場所続くといいですね。
今度は大関陣も加わって。。。。(横綱は照ノ富士が普通の状態なら、間違いなく優勝争いには加わってきますから)


ということで、
今場所も面白かった大相撲。

今後は、
いくつかの巡業を経て、
九州場所に向かいます。

力士の皆さん、お疲れさま。
そして玉鷲関、
改めて、おめでとう。

優勝インタビューは「夢の部屋」ではありませんでしたが、
なかなか良かったです。
嬉しさがにじみ出ていて、
思わず微笑んでしまいました。

それではまた、
来場所で会いましょう!!




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