≪第87回選抜高校野球大会≫ ~甲子園~
【組み合わせ】
こちらからどうぞ ⇒ http://www.nikkansports.com/baseball/highschool/senbatsu/2015/tournament/index.html
(日刊スポーツより)
さあ、いよいよ決まりました!
21日から甲子園で開幕する選抜高校野球大会の組み合わせ。
今年は絶対の候補はいないものの強豪と目されるチームが多く、
面白い大会になりそうなにおいがプンプンと漂ってきます。
1回戦の組み合わせの中でも、
注目される強豪同士の対戦が、
いくつも組まれました。
その中でも最大の注目は、
3日目第3試合に組まれた、浦和学院(埼玉)vs龍谷大平安(京都)の対戦でしょう。
両校ともにこのチームでの実力が高いうえ、
龍谷大平安は昨年の選抜優勝校。
そして浦和学院は一昨年の選抜優勝校。
この2年で『初のセンバツ制覇』を成し遂げた両校が、
なんと初戦で対戦するという豪華な組み合わせ。
『何ともったいない』
という思いもするものの、
ドキドキは止まりませんね。
さて、
各ブロックごとに、
大会の流れを予想していきましょう。
【Aブロック】 九州学院・八戸学院光星・大阪桐蔭・東海大菅生・常総学院・米子北・今治西・桐蔭
候補・大阪桐蔭優位も、波乱巻き起こせる強豪が多く”絶対”ではない。
昨夏を制して夏春連覇を狙い、今大会でも候補にあがる大阪桐蔭が初日から登場。仕上がり具合も良さそうで、このブロックの勝ち上りの本命なのは間違いないところ。打線が強力なだけでなく、経験を持つエースの田中の安定感も抜群なだけに、しっかりとした戦いができるはずだ。対するのはエース勝俣にすべてを託す東海大菅生。大阪桐蔭に対しては分が悪いのは承知の上だが、投打に図抜けた力を持つ勝俣だけに、彼の出来次第ではひょっとすると・・・・もないではない。”勝負”に持ち込むには、どうしても前半に離されないようについていくというのが絶対条件になってくる。開幕試合で激突する九州学院と八戸学院光星の試合も見逃せないカード。九州学院の伊勢はかなりの好投手だが、八戸学院光星の中川も昨年春夏を経験する好投手。開幕試合ということで、試合の入りが勝負を左右するかもしれない。逆の山では、常総学院が8強進出にいちばん近い位置にいる。米子北、今治西、桐蔭の3校は、どこも同等の実力を有するが、投打に絶対と言える力を持つわけではないので、どこが勝ち上がってきても不思議ではない。常総は腰を据えてしっかりと戦うことが出来れば、大阪桐蔭への挑戦権をもぎ取ることが出来そうだ。
『勝ち上がり予想』
◎ 大阪桐蔭
〇 常総学院
△ 九州学院 八戸学院光星
▲ 東海大菅生 今治西
【Bブロック】 立命館宇治・静岡・木更津総合・岡山理大付・奈良大付・敦賀気比・仙台育英・神村学園
優勝候補乱立の”死のブロック”。
敦賀気比と仙台育英、どちらの打線が火を噴くのか。
なんともはや、優勝候補を含め力のあるチームが揃った”死のブロック”だ。ワタシが5強にあげた敦賀気比と仙台育英は、2回戦で激突する公算が高い。この両チーム、1試合やったところでの対戦だけに、本来の姿に近づいての対戦になるであろうことが予測され、今からワクワクしている。敦賀気比のエース平沼、仙台育英のエース佐藤はともに140キロを軽く超える速球が持ち味。打線は言うまでもない強力打線。初戦でしっかりと調子の波に乗って2回戦に挑む方が優位になるということぐらいしか言えないほど、両者の力は拮抗しているとみる。逆の山も強豪が多士済々。強力打線の静岡が選抜初優勝を狙えば、防御率0点台のエース早川を持つ木更津総合も侮れない。さらに中国地区では最も力を持つとされる岡山理大付に、秋の近畿大会で準優勝の立命館宇治もいるという大激戦。いったいどこが上ってくるのか、まったく予想がつかない力の拮抗した4チームだ。奈良大付と神村学園は、初戦としては非常に厳しい相手を引き当てたが、チームの特徴を生かした戦いでひと泡ふかせてほしいところだ。
『勝ち上り予想』
◎ 仙台育英 敦賀気比
〇 静岡 木更津総合 岡山理大付 立命館宇治
【Cブロック】 浦和学院・龍谷大平安・英明・大曲工・県岐阜商・松商学園・近江・九産大九州
初戦で激突!浦学と平安。
待ち受けるのは剛腕・高橋か、安定感抜群の小川か。
何とも形容の仕様がないほど、驚きとどよめきに包まれた抽選会場。何しろ昨年、一昨年の選抜優勝校が初戦で激突するという、ファン垂涎のカードが初戦で実現したからだ。昨春優勝の龍谷大平安は、その時のエースである左腕・高橋がマウンドに君臨。控えにも経験豊富な元氏が控えており、投手力は昨年以上に盤石。対する浦和学院は、野球がうまいという印象のチーム。絶対的な選手はいないものの、投攻守のまとまりでは他校の追随を許さない野球力の高さを誇る。試合はロースコアの凌ぎあいになると思われるが、平安としては昨夏同じ埼玉の春日部共栄に対し、初回に乱れて敗れ去ったという悪夢を再現してはいけない。両校の実力は互角。どんな結末が待っているのか。反対の山には、今大会注目度NO1の県岐阜商・高橋と、こちらもドラフト指名が有力の近江・小川という注目の投手の対決が見られる可能性が高い。高橋はこの春の練習試合ですでに150キロを優に超える速球を投げ、『歴代選抜最速』の称号を手に入れることも可能。小川は球速はそこまでではないが、安定感は抜群でトーナメント向きの投手。打線では近江がやや上回るとみられるため、高橋は味方が点を取るまで踏ん張り切りたいところ。四国優勝の英明は、投打に傑出した戦力を持つと言われるが、全国の壁にどう挑んでいくか。県をあげての強化に取り組む大曲工の戦いぶりにも注目だ。
『勝ち上り予想』
◎ 浦和学院 龍谷大平安
〇 県岐阜商
△ 近江 英明
▲ 大曲工 松商学園 九産大九州
【Dブロック】 天理・糸満・健大高崎・宇部鴻城・二松学舎大付・松山東・東海大四・豊川工
天理の総合力か、糸満のアスリート力か。
健大高崎の機動破壊か、それとも二松学舎大付のヤングパワーか。
”優勝候補”はいないものの、各校ともに洗練された攻守を持っており、戦いの激しさは一番のブロックかも知れない。まずは最有力候補に挙がる天理。秋は大阪桐蔭、龍谷大平安の『両巨頭』を破りその力を見せつけた。打線、投手力、どちらにも隙を見せない戦いぶりは甲子園向きだが、絶対のパワーを持つかこのチームと比較するとやや迫力には欠けるきらいがある。初戦の相手である糸満は、アスリート力に長けており、どんどん機動力を使ってくることが予想されるため、そのあたりをどう凌げるか。糸満は強豪・天理との対戦でもひるまず自分たちの野球を貫ければ、勝機も見いだせる。いつも甲子園で旋風を巻き起こす健大高崎は、冬場のビルドアップ次第。秋の段階では機動力、パワーともにまだまだという印象を持ったが、ひと冬超えて得意の機動破壊と長打力に磨きがかかっていれば、昨夏のチームのような活躍が甲子園でも可能か。今関東地区では最も力を持ったチームだけに、狙いは上位だろう。二松学舎大付は、昨夏一年生パワーで悲願の甲子園出場をもぎ取ったトリオがすっかり主力に成長して連続出場。持っている力は上位と思われるため、しっかりとした戦い方が出来ればブロックを抜けてくることは十分に可能だ。松山東・豊川工の両21世紀枠のチームの戦いぶりにも注目が集まる。東海大四、宇部鴻城は秋の地区大会を制しての出場だけに、侮れない実力を持つ。
『勝ち上り予想』
◎ 天理
〇 健大高崎 二松学舎大付
△ 糸満 東海大四
▲ 宇部鴻城
準決勝は、 大阪桐蔭 vs 仙台育英
浦和学院 vs 天理
と予想します。
しかし実力は紙一重。
どんな選抜になるのか、今から楽しみです。
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