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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

≪夏の甲子園決勝≫ 壮絶!史上最大の逆転ならずとも・・・

2009年08月25日 | 高校野球

第91回全国高校野球選手権大会

◇決勝

中京大中京(愛知) 10-9 日本文理(新潟)


壮絶な結末でした。
今までで見たこともない、
物凄い結末でした。

あと50センチ打球がずれていたら、
日本文理の大逆転勝ちだったでしょう。

しかし、
火の出るような打球はサードの真正面へ。
これも球運。

いや、
センバツで”あとひとり”が取れずに泣いた、
中京大中京の執念が、
球を呼び込んだのでしょう。

それにしても、
解説席で、
あの横浜の渡辺監督・清峰の吉田監督が、
『こんなことってあるんでしょうか』
と絶句してしまうほど、
壮絶かつ素晴らしい試合でした。


決勝戦のカードは、
中京大中京vs日本文理。

この対戦を聞いて、
『なんだか地味なカードだな』
と思った人も多いかもしれません。

花巻東が、
あまりにもドラマを演出してくれたおかげで、
大会中は目立つことの少なかった両チーム。

しかしこの決勝の戦いで、
『この夏一番輝いたのは、俺達だ』
と全身で表現してくれました。

球史に残る壮絶な決勝だったと思います。

試合後の両チームの、
全力を出し切ったあとのねぎらいの握手。

中京大中京の校歌斉唱では、
1塁側ベンチ前に並んだ日本文理の選手たちの顔に、
涙はありませんでした。

実にすがすがしい、
「やりきった」
満足感にあふれた顔が並びました。

対する優勝した中京大中京ナインの、
ホッとしたような、
それでいて涙が止まらない選手もいたり、
いろいろな表情を垣間見せてくれた姿にも、
感動しました。

試合内容は、
もう語りません。

どちらも素晴らしかった。

今大会を象徴するような、
『最後までわからない』
『常に全力プレー』
が最後の1球まで行われ、
大会全体を堪能できました。

今年の大会は、
素晴らしい戦いが多かった。

明日にでも、
今大会の振り返りを書きたいと思います。

今はただただ、
両校の選手達に、
『素晴らしい戦いだった』
ということを伝えたいですね。

高校野球は、
やはり素晴らしい。

この面白さは、
やっぱりほかでは味わえないですね。

もう40年以上も、
この熱は冷めずに、
高校野球に、はまりっぱなしです。

さあ、
もう各地で秋の大会も始まっています。
(先週末も、地区大会を観戦に行きました。甲子園観戦用ラジオを携帯しながら・・・)

来年はどんな素晴らしいチームが出現してくることでしょう。

あと300日、
地区予選が始まるまでの間、
おとなしく待っています。

は~
今年も夏が終わりましたね。

 

 


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