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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

いざ箱根路へ 駒澤か東洋か、それとも早稲田の連覇か

2011年12月27日 | スポーツ全般

年末を迎えるとともに、
箱根駅伝の話題が熱を帯びてくること、
もう年中行事となってきましたね。

今年は早稲田が18年ぶりの栄冠に輝き、
東洋の3連覇はなりませんでした。

今年は昨年にも増して、
3強の大混戦が予想され、
10区間すべてで『ミスのできない』厳しい戦いになる予感がします。

4年連続で『山登り』の5区を任される【山の神】東洋・柏原の最後の走りにも注目が集まっています。
しかし今年は、
【東海の弾丸】村澤がこの区に果敢に挑んでくることが予想され、
予断を許しません。

4区終了時点で東海が東洋をリードするという展開はあまり予想できないのですが、
もしそうなった場合の柏原vs村澤のたたき合いは、
一見の価値ありですね。


さて、
優勝争いはそのエース・柏原を擁する東洋が、
本命の駒沢を追っていく展開が予想されます。

今回文句なしの大本命に推される駒澤は、
選手10人の10,000mの平均タイムが28分40秒と、
他校を大きく引き離している層の厚さが自慢。

2年生エース・久保田を中心に2・3年生に逸材が揃い、
今年の箱根を制すればあと2,3年は連覇できるぐらいの超強力布陣をそろえて、
4年ぶりに『駒沢復活』を狙っているでしょう。

対する東洋は、
今年が”光輝いた”4年間の集大成の年。
キャプテンでエースの柏原だけでなく、
宇野、川上、田中、山本ら錚々たる4年生軍団がチームを力強く牽引しています。

往路の4区までで逆転可能な位置につけて柏原で逆転。
復路では、
4年生の面々でリードを守り抜くという展開を描いていることでしょう。

その展開がはまれば、
2年ぶりの覇権奪回は十分に可能。

殆ど駒澤との差は感じられないため、
”飛び道具”を持つ東洋を優勝の1番手に推すメディアも多数存在しています。

連覇狙いの早稲田の今年はどうでしょうか。

バランスよく4,3,2年生を配置して今年も”闘える”力を維持しているとはいうものの、
『メンバー』の豊富さに加えて『モチベーション』も高かった昨年と比較すると、
1段落ちるのではというのが現在までのチーム評となっています。

しかし昨年の優勝経験は、
何にもまして大きいはず。

チーム力よりも経験で、
今年も連覇を狙える位置まで持ってきたとみていいでしょう。

この駒澤、東洋、早稲田がどこから切っても3強に間違いないというのが今年の箱根駅伝。
他校は3強のすきをついて順位を上げたいところですが、
サプライズで優勝に届くチームは、
まず出てこないと思われます。

後続組では、
今年4位の東海、5位の明治はそれぞれ村澤、鎧坂という”大エース”を抱えています。
東海は今年、
佐久長聖高校で長年指揮をとり”高校駅伝界の名将”と謳われた両角監督が就任。
村澤が最終年を迎える来年に初優勝を狙っていると言われています。

しかし今年も”ひょっとしたら”と思わせるチーム構成ではあります。
伝統的に”往路重視”の東海大ですが、
今年は山登りの5区に村澤を起用することを明言。
例年以上に”村澤貯金”をためたいとの気持ちが強く出た起用だと思います。
『何とか3強の一角を崩したい』
これが今年の大目標ではないでしょうか。

明治は今年の秋の駅伝ロード(全日本、出雲)では結果が出ていないのが心配の種。
エース鎧坂は国際駅伝の出場などもあり、
過密日程の中でどう調整して来ているでしょうか。

『鎧坂で誤算』があっては戦えないメンバーなので、
何とかエースらしい走りで上位に食い込む起爆剤になって欲しいところでしょう。

今年ワタシがひそかに期待しているのが、
立川での予選会で1位となった上武大学。

名将・花田監督の元4回目の出場で、
今年はシードを狙っています。

いや、
それどころか5位以内に食い込む実力は十分とみていますが、
どうでしょうか。
やや毎年ブレーキになる選手が出てしまうこの上武大ですが、
全員が実力通りに走れれば今年一番のサプライズになる可能性は十分に持っています。

日体、中央の両名門も、
虎視眈々と上位を狙っている今年の駅伝。
特に2,3年生を中心に爆発力のある布陣で固めた日体は、
上位に入る可能性が十分だと思います。

中央は5区にだれを起用するのか。
そのあたりがカギとなってきそうですね。

岡田監督率いる拓殖は、
去年のいい流れを今年にもつなげていきたいところ。
今年の目標はずばり5位以内でしょう。

昨年最後の最後までシード権争いを演じた青山学院、国学院、城西の今年の準備はどうかも気になります。
名門の山梨学院、神奈川、東京農大などもシード権争いに食い込みたいところでしょう。

超名門にして3年ぶりの箱根路を走る順天堂の復活走にも注目しています。

そして今年最も注目されているのが、
キラ星選手が大挙集結する『関東学連選抜』。

日大、法政、亜細亜、大東・・・・・
名前を聞いただけでビビっちゃうようなすごい大学からの”寄せ集め軍団”。
実力的に言うと、
4位か5位に入っちゃうような布陣ですよ。

学連選抜には参加しない日大のベンジャミンあたりがもし入れば、
優勝すらも狙えるんじゃないか・・・・・・
なんてことまで考えちゃいますね。

楽しみなチームです。


ということで、
あと1週間を切り、
いよいよ迫ってきました、今年も。

『正月の風物詩』

今年も熱闘を期待しましょう。


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