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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

東京マラソン2017 & 凄すぎる小平奈緒

2017年02月28日 | オリンピック

日曜日は、
東京では東京マラソンに沸きました。

なにせ36,000人でしたっけ、
ものすごい数のランナーが東京都心を駆け抜け、
最後は東京駅前でフィニッシュしました。

今年は新コースになって、
ワタシもフィニッシュを期待していたのですが、
なかなか素晴らしいコース変更でした。

東京オリンピックでもこのコースになるのでしょうが、
東京のいいところを紹介できて、
なおかつフィニッシュ地点が東京駅の前。
あの東京が誇る【東京駅の駅舎】を背景に、
ランナーたちがフィニッシュしていく姿、
一言≪素敵≫ですね。


さて、
レースはケニアのキプサング選手が、
驚異的な走りを披露してくれましたね。

マラソンの世界記録は今や2時間2分台。
海外のマラソンの映像ではその速さを見ることはできますが、
この日本のマラソンの大会でこの超絶な走りを見せつけられると、
はっきり言うと『レベルが全然違うなあ』を実感させられますね。

日本人では井上選手が2時間8分22秒の好記録で8位でしたけど、
その差は歴然でした。

今やマラソンで世界NO1を目指すのは、
短距離でボルトをしのぐ走りを見せる・・・・・とか、
サッカーW杯で優勝する・・・・・よりも難しいような気がしてきました。

30年前は……
なんて昔のことを言うつもりはありませんが、
昨日もレースを見守った瀬古さんが走っているときは、
日本も世界の中心にいたんだけどなあ。。。。。

思わず〔遠い目〕になっちゃいました。

ところでこのレース。
やっぱり前回の記事でも触れたとおり、
『箱根組』の行く末が気になっちゃいます。

昨日のレースでは、
設楽悠太が果敢に先頭集団のアフリカ勢についていく気概を見せ、
初マラソンながら30キロ過ぎまで日本最高タイムの更新も狙えるレースをしてくれました。

昨年の服部もそうでしたが、
”初マラソン”で怖さを知らない分、
『どこまで行けるのか?!』
ということを試してみる気になるらしいですね。

最後は失速してしまいましたが、
本当に【その意気やよし】と思ってしまいます。

結果的に井上選手が日本人トップの8位に入って世界陸上のキップを獲得しましたが、
なんだか井上選手をはじめとして『第2集団』につけて互いにけん制しあいながらケニア勢中心の『第1集団』にドンドン離されていくレース展開は、
レース関係者から怒られるのを承知で言うと、
『夢がないレースだなあ・・・・・』
と感じずにはいられませんでした。

『途中でつぶれてもいいから、どこまで行けるか試すぞ!』
という今年の設楽選手みたいな走り方、
ワタシはワクワクしちゃいますけどね。
まあ、素人の戯言ではありますが。。

年々再々、
見れば見るほど、
”世界と日本の差”というものは大きくなっていっている気がしますね。


一方『世界との差』どころか、
世界のトップを快走するのが、
女子スピードスケートの小平奈緒選手。

オリンピックにも出場して有名な選手だけに、
その顔と名前はよく知っているし、
有力な選手であることは間違いないと思っていました。

しかし今シーズンが始まる前までは、
こんなにすごく伸びてくることは全く想像もしませんでした。

この前札幌でのアジア冬季大会に出場して優勝したと思ったら、
その大会がまだ開催中だというのに、
今度はカルガリーの世界スプリントで、
見事総合優勝を果たしました。

500m、1000mを2日間で4本走り、
自身の持つ日本新を更新して3本が1位。
見事にあの黒岩選手以来30年ぶり日本人2人目の【総合優勝】を飾りました。

いや~~すごい、すごい。

何しろ得意の500mでは、
今季出場した13大会すべて優勝ですかあ。。。。。
凄すぎますね。

来年のオリンピックでは、
ジャンプの高梨沙羅選手と並んで、
”日本女子のツートップ”
で間違いありませんね。

自信満々の走りを、
来季もぜひ見せてほしいです。


それにしても、
黒岩彰さん以来かあ。。。。。。。

黒岩彰さんっていえば、思い出すなあ・・・84年のサラエボオリンピック。

今や存在していない、
旧ユーゴスラビアでの大会ということでも、
感慨深いものがあります。
確か国家元首はチトー大統領。
懐かしい響きですね。

冬のオリンピックではなかなか有力競技がなかった当時の日本。

それまで金メダルは札幌オリンピックの『日の丸飛行隊』の笠谷さんだけで、
このサラエボオリンピックではスケート悲願の金メダル候補ということで、
まさに『黒岩、黒岩』と、
報道はまさに黒岩さん一色だったなあ。。。。

日本得意の『プレッシャーかけまくり』の贔屓の引き倒し状態で、
黒岩さんはこのプレッシャーをはねのけることができずに沈んでしまったんだよなあ。。。
そしてその陰に隠れていた北澤選手が、
なんとまさかの銀メダルに輝いたんだったよなあ。。。。。

ワタシがよくおぼえているのは、
あれだけ『黒岩、黒岩』と言っていたマスコミの、
まさにオリンピックが終わった後の”手のひら返し”のすさまじさ。

あれだけ騒いでいたのに、
『黒岩のくの字も言わない』
状態でしたね。

黒岩さんがめちゃくちゃ気の毒だなあ。。。。。。
そんな風に思った覚えがあります。


特にそのころ、
ワタシは野球の西武の大、大、大ファンだったもので、
西武系の国土計画所属(?)の選手だった黒岩さんに、
めちゃくちゃ肩入れしていたものですから。

次のカルガリーオリンピックで、
前回のサラエボの時ほど注目されていなかった黒岩さんが、
意地を見せて銅メダルを獲得したときは、
本当にうれしかったですね。
ワタシまで『どや顔』になっていました。


その後黒岩さんは、
確かライオンズの広報だかマネージャーだか、
そんな役職についていたんじゃないかな?
その後球団代表にまでなったんじゃなかったっけ?(忘れたけど)

よく覚えているのは、
その後ライオンズ・松坂の事件(?)の身代わりとして警察に出頭した・・・・・
ってことですね。

ワタシのその時の感想は、
『西武は、よくオリンピアンである黒岩選手(当時は選手ではないが、ワタシはこう思っていた)を若手の野球選手の身代わりなんかにさせるよなあ。。。。。』
というもの。

もうなんだかそのころから、
西武ライオンズは凋落の兆しというのを見せ始めていて、
なんだか黒岩さんは、
体よくいろいろとつかわれていた・・・・なんて感じを持ったりしていました。

まあ、
西武絡みだからか、
そのあたりのことはよく覚えています。

話はどんどん飛びますが、
そういえば昔はワタシ、
コクドのアイスホッケーのファンだったこともありましたね。
そんなことまでなんだか思い出しちゃいました。


あ~とっ散らかった記事になっちゃったなあ。。。。。

いずれにしても小平さん、
おめでとうございます!!!

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