震災から8日。
スポーツの世界も、
動き出してきています。
プロ野球セ・リーグも、
文科省からの通達を受け、
ようやく重い腰を上げたというように、
開幕の延期を決めました。
今月25日の開幕は29日まで後倒しをし、
東京以外での開幕となりました。
東京ドームは試合中の40%の節電を発表。
神宮、横浜などではナイターの回避をするそうです。
賢明なことだと思います。
しかし、
まだ開幕は早いかな?!
もう少し後倒ししてもいいのではないかな、
と思っています。
今年はプロ野球も、
『被災地を励ます』
というキーワードが欠かせないと思います。
そのスローガンのみで、
秋まで戦っていくことが必要でしょう。
勝敗は二の次とは言いませんが、
『スポーツのチカラ』
を被災地をはじめとして各地に示すと共に、
『スポーツが開催できることのありがたさ』
を身にしみて感じられるような姿であってほしいと思っています。
さて、
センバツ高校野球は、
開幕を控えて『甲子園練習』が始まりました。
被災した水城高校の練習のシーンがTVに映りましたが、
どの選手も嬉しそうにボールを追っている姿が印象的でした。
そして東北高校。
ボランティアをしていた避難所に挨拶に訪れ、
避難している方々の大声援を受けて甲子園に向かいました。
とにかく頑張ってほしい。
試合まで残された時間は余りありませんが、
あなた達のチームには力があります。
昨秋の明治神宮大会で見せたすばらしい戦い。
私の中に残っています。
そして、
その中で見せていた
『グラウンド内では常に全力疾走』
という姿勢。
全国の野球ファン、
そして被災地の方々に見せてください。
みなさん!!!
東北高校の全力疾走。
胸に刻み込みましょう。
センバツ高校野球が、
すばらしい大会になること、
祈っています。
被災地の方々。
スポーツの選手達。
今はそれこそ『スポーツどころではない』でしょうが、
いつか必ずまた、
『大好きな競技』が出来るようになります。
がんばって!!
そして、
今まで努力に努力を重ねながら、
全国大会をはじめとした大会が中止になってしまった各競技の選手達。
残念だろうと思います。
しかし、
次の大会に向けて、
また頑張ってください。
競技ができる喜びを、
全身で表現しながら、
がんばりましょう!!
私は生まれが岩手県です。
実家は無事でしたが、まだ行方の分からない知り合いもいます。
姉はすんでのところで津波から逃れたそうです。しかし、明るい話題に飢えているこんなときこそ、センバツは開催してほしい、ずっとそう思っていました。
自分たちの地域の選手たちの活躍を祈るのは勿論ですが、若い子等が甲子園で躍動する姿を見て、気持ちが明るくなる人たちは、きっと大勢いらっしゃいます。
東北高校の選手たちが、被災した方々から拍手で送られる光景が、それを示してくれました。
被災地からやってくる三校の選手たちはたいへんだと思いますが、彼らは選ばれし者たちです。
きっと素晴らしいプレーを見せてくれることと信じています。
そして、心からお見舞いを申し上げます。まだ行方の分からない知り合いの方もいらっしゃるとのこと、どうぞご無事で・・・・と言うしかありません。
甲子園の開催について、賛否があるのは当然で、それぞれの立場でそれぞれの意見をお持ちのことと思います。ワタシ個人としては、まろくん様の意見に全面的に頷きます。
若者たちの躍動する姿が、きっと元気を振り絞る第一歩になるのではないか、と考えています。95年の阪神淡路大震災でも、選抜を開催して兵庫県代表3校が力を振り絞って戦い、すべてのチームが初戦を突破した時、震災地の方々に大きな力を送ったと感じていました。スポーツの持つ力を再認識した出来事でした。
今回も、必ずや何らかの力を震災地の皆さんに送れるのだ、と信じています。
関西の皆さん、大観衆、大声援で大会を盛り上げてくださいね!!成功を祈ります。