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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

第92回全国高校野球 第6日  東北初の大旗へ! 

2010年08月15日 | 高校野球

第6日第2試合は、
広陵(広島)vs聖光学院(福島)
の注目対決がありました。

ワタシがこの対決に注目したわけ。
とにかく聖光の戦力の充実が光っているため、
優勝候補にあげた広陵を破ることが出来れば、
今年こそ東北初の大旗が見えてくるかも・・・・
と思ったからです。

2001年の初出場のときに、
20-0という厳しい現実を味わった聖光が、
そこから6回目の夏にして、
すばらしいチームを作り上げてきました。

徐々に、徐々に、
チームの実力を挙げて、
「そろそろ結果を出したい」
という境地に差し掛かっているように感じます。

これまでも準々決勝進出(08年)や3回戦進出(04年・07年)などはあるものの、
いわゆる"強豪"の壁はいまだ破れず。

この"強豪の壁"打破が、
彼らに残された宿題でした。

名将と呼ぶにふさわしい斎藤監督が、
今年は自信を持って送り出してきたチームのように見えます。

本当は去年のチームもかなり力を持っているという気がしていたのですが、
PL学園の厚い壁に跳ね返されました。

今年のチームは、
例年以上に力を持っているというよりも、
なにか"勝ち運"を持っているような気がしてならないのです。

それにしても斎藤監督は、
就任わずか12年にしてこれだけのチームを作り上げ、
「野球後進県」
ともいわれた福島県で実績を残し続ける手腕は、
すばらしいものですね。

常に全国制覇を意識させていることが分かるチーム作りで、
いつかは全国の強豪になるだろうなあ、
と思ってみていました。

聖光学院自体が、
いままさに【チームの旬】を迎えつつあるチームだと思います。
だからこそ、
今年はチャンスに思えてならないのです。

3回戦の相手は、
攻守にスキの無い野球で強豪・天理にまったく野球をさせなかった履正社。
さすがは大阪の代表。
今大会の有力な優勝候補の一角です。

この3回戦も乗り越えられるようだと、
さらに期待は大きく膨らみます。

≪優勝旗の白河の関超え≫

ずっと言われ続けてきた悲願ですが、
駒大苫小牧にサッと達成されてしまった・・・・・・
しかし本当の白河の関超えは、
やっぱり飛行機じゃなくて電車じゃなきゃあ・・・ね。

という勝手な理屈をつけつつ、
聖光学院に注目しています。


優勝候補の広陵にとっては、
本当に厳しい戦いとなってしまいました。

有原はこれ以上のない好投だったと思いますし、
打線は本領を発揮すればそんなもんじゃない・・・・・。

わかってはいても、
厳しい結果を突きつけられると、
残念な思いは拭い去れません。

残念でしたが、
ピリッと締まったいいゲームでした。

ハラハラ・ドキドキの1時間ゲーム(2時間かからないという意)でした。

 


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