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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

お母さん連日の大泣きか?! 阿炎 いいねえ・・・連日殊勲の星

2018年05月19日 | 相撲

大相撲夏場所7日目。

新小結の遠藤が、
残念ながら前日の相撲で負傷し今日から休場。
今日対戦予定だった”大関獲り”の栃ノ心との一番が流れてしまい、
楽しみにしていたファンは残念だったことでしょう。

遠藤には、
本当に「無理しないでほしい」ということを言いたいですね。
新三役の場所なので無念でしょうが、
「故障はしっかり治してから」出てきて欲しいと思っています。

無理して故障を長引かせることを自身が経験しているとともに、
稀勢の里のように力士生命にかかわるほど引っ張ってしまうことすらあるのですから。


一方土俵上では、
昨日全勝の白鵬に土をつけてお母さんを大泣きさせた阿炎が、
今日は冷静に豪栄道の突進を交わして2連勝。

今日の相撲は、
あたかも闘牛のマタドールのように、
突進してくる相手をうまくかわしてズバッと突き切った・・・・・・
そんな風情の相撲内容でした。

インタビュールームでは、
終始やんちゃそうな笑顔を見せて、
ウィットにとんだ受け答えをするまさに「新時代の力士」という感じの阿炎。

若手は御嶽海・貴景勝・阿武咲が3巨頭だと思っていましたが、
阿炎も堂々の仲間入りって感じです。

師匠の寺尾ばりの、
何かキップの良さを感じる相撲と垣間見せる素顔に、
ファンの数もうなぎ上りじゃないですかね。

これからまだまだ、
上位の壁に跳ね返されることも多いと思いますが、
『平成の次の年代(まだどうなるかわかりませんが)の人気力士』
の座はもらった・・・・・って感じですね。

注目して見ていきたいと思っています。

さあ優勝争いです。

単独トップに立っている栃ノ心は、
既に大きな相撲を取って、
大関以上の安定感を見せています。

終盤に対戦する2横綱に対し、
いったいどんな相撲っぷりを見せてくれるのか?
それがとても楽しみです。

大関への昇進は、
突発的なケガさえなければ、
まず間違いないでしょう。

苦労人ですから、
訪れたチャンスは硬くなることもビビることもなくがっちりと掴みそうです。

残り8日間。
どのような展開の優勝争いになっていくのか?
非常に楽しみになってきました。


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