先週もそうでしたが、
今週もまあスポーツばっかり観戦した週末でした。
野球がオフシーズンということで、
ともすればこの時期は『スポーツはオフシーズン』という意識があったりするのですが、
なんの何の、この時期が一番スポーツのピークの時期かもしれませんね。
実に興味深い、興奮するスポーツイベントばかりで、
息つく暇もない週末となりました。
金曜日から開催されていたのが、
女子スキージャンプW杯。
前週の札幌大会から転戦して、
週末は蔵王大会となる日本での計4戦。
もちろん日本からは、
高梨沙羅選手と伊藤選手などが出場しました。
結果は前週W杯初優勝を飾り絶好調の伊東選手が連勝。
風をつかむ見事なジャンプで、
金曜日は逆転、土曜日は逃げ切りと、
自在な展開での2連勝。
自信をつかんだことと思います。
一方の高梨選手は土曜日の第2戦で僅差の2位に入り、
復調気配です。
まあ、たかだか2週勝てなかっただけですから不調も何もないんですけど、
彼女ほど高いレベルで競技をしている選手にとっては、
不満の残る日本での4連戦だったかもしれませんね。
次からの試合、そして今年最大の目標とする世界選手権での活躍、
楽しみにしています。
そして、
来年に迫った冬季オリンピックでの金メダルに向けて、
がんばってほしいと思いますね。
土曜日はもう一つ、
来年からの競技方式変更が物議をかもしている、
ラグビーの日本選手権、準決勝が行われました。
今年はトップリーグの3強+大学選手権優勝校が出場ということで、
4チームで準決勝が行われました。
しかし日本選手権の準決勝にしては、
やはり観客の入りが寂しいというのは否めませんでしたね。
どうしても位置づけの難しい大会ということを、
観客自身が肌で感じているのかもしれません。
大学対抗戦の早慶戦、早明戦の方が大観衆で埋まるというのを目の当たりにすると、
ちょっと複雑な気分になりますね。
しかし試合は熱かった。
第2試合のサントリーvs帝京大は、
前半を終わって21-21の同点。
しかも後半は帝京大が風上に立つということで、
大いに期待を持たせてくれました。
結局後半は戦術を変えてきたサントリーが圧倒して終わりましたが、
最後まで鋭いタックルと攻撃での仕掛けを見せてくれた帝京大には、
大きな拍手を送りたいと思います。
帝京大にとっては、
日本最高峰であるトップリーグのチームと、
日本選手権という『真剣勝負の場』で対戦できることは、
本当にメリットこそあれデメリットはないと考えていたでしょうから、
来年から大学勢が『締め出される』という現状は到底納得いかないと改めて感じたのではないでしょうか。
試合内容から見ても、
帝京大はもう十分にトップリーグに入っても中位ぐらいの実力はあると思います。
なんだか惜しいなあ・・・・・ワタシはまたそう考えるようになってしまいました。
(まあ、現状でいえば帝京大、それから東海大ぐらいに限りますけどね、トップリーグに当ててみたい大学チームは。早慶明vsトップリーグチームでは、残念ながら・・・・全く勝負にならないと思います。)
決勝はサントリーvsパナソニックとなりました。
ガチンコの熱い戦い、
期待しています。
日曜日には、
都道府県対抗駅伝が行われましたね。
駅伝好き、特に箱根好きにはたまらない最終区での戦いがありました。
3位を争うのは4チーム、
この4人のアンカーが団子状態になってゴールを目指すという展開。
この4人とは、
あの”山の神”神野(青学卒)、
青学のエース・一色(4年)、10代マラソン日本最高を持つ青学・下田(3年)、
そして順大の”学生リオ代表選手”塩尻(2年)。
『なんて豪華なメンバーなんだ~』
と思いながら見ていると、
NHKもそのあたりを意識してか、
トップ争いよりもこちらの方をメインに映している感じの放送になっていました。
結局、
神野、一色、下田、塩尻という、
キレ~な年功序列でのゴールとなりました。
まあこの最終7区、
とにかく『面白かった』です。
優勝は佐久長聖高校陣をずらっとそろえた長野。
中大OBの上野がゴールテープを切り、
強さを見せつけました。
さすが!
そのすぐ後には卓球の全日本選手権。
女子決勝、
しびれる試合でした。
平野美宇選手、
世界トップクラスのプレーと解説の人もうなるほどの、
凄みのあるプレーで石川佳純選手を破り最年少優勝を飾りました。
日本卓球陣。
本当に層が厚く、
強くなっていく競技特有の、
次から次から新星が湧いて出てくるような状況となっています。
こりゃあ次回の東京オリンピックが、
ますます楽しみになってきました。
厚い岩盤のような中国の壁を打ち破って、
地元東京で歓喜の金メダルに輝くかも・・・・!
そんなことを夢想してしまいました。
そして感激に沸いた相撲中継を挟んで、
最後はテニス全豪オープン4回戦。
錦織vsフェデラーの激闘を。
実に惜しい試合でしたが、
フェデラーにあそこまでのプレーをされ、
なおかつ錦織にコンディションの不安も出てしまっては、
勝つ要素は少なかったですね。
改めてフェデラーのプレーを、
『完全な敵』
として眺めていたんですが、
そう思ってみていると、
いつもよりさらに『なんて強いプレーヤーなんだ』ということに気づかされました。
『究極のプレーヤー』と言われたのは、
やっぱりダテじゃないですね。
相撲でいえばまるで白鵬のような大きく厚い壁。
しかし今場所、
稀勢の里がその厚い壁を打ち破り苦労の末優勝。
そんな瞬間が、
錦織にもいつか、
訪れるはず。
それまでは、
ひるまずあきらめず、
チャレンジ!チャレンジ!
いつも応援しています!!!
そんなこんなで『週末はスポーツ三昧だったなあ・・・・・』
と思っていたら、
月曜日もNFLのリーグチャンピオンシップが。
その結果、
今年のスーパーボウルは、
ペイトリオッツとファルコンズの対戦となりました。
いくら何でもその対戦・・・・・
ワタシにとって、
長年の『アンチ』の両チーム。。。。。。
トホホホ・・・・・って感じですが、
それでももちろん、見ますよ!
どっちかを応援するっていうのはないけど。。。。
ということで、
野球もサッカーもまだ開幕していないけど、
スポーツの世界は裾野が広いですねえ。。
楽しみは一年中続くってことです。
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