連日熱戦が続く各スポーツ、
そして昨日は松山英樹がマスターズでものすごい追い上げを見せてくれました。
そんなたくさんの興奮するニュースの中、
世間を騒がせているなんとも嫌なニュース。
それがこの、
韓国での高校サッカーチームの集団万引き事件。
韓国にサッカーの親善試合に行っていた埼玉県のH高校の生徒が、
集団で万引きを働いて韓国当局に書類送検されたというニュースです。
このニュースを聞いて、
本当に心から恥ずかしいと思いました。
日本国民として、
韓国の人には謝罪したいと思います。
当人たちは、
たぶん国内にいる感覚で、
軽い気持ちでやったことなんだろうと思います。
逆にこんなに大騒ぎになって、
当の本人たちが一番びっくりしているのではないかとも思います。
識者の中には、
『若気の至り』
的な発言をする人もいるし、
『そんなに怒るな』
という人もいます。
感じ方はそれぞれ違っていいとは思いますが、
ワタシは許せない気持ちでいっぱいです。
学校は当初、
当事者たちに1か月の謹慎を言い渡したそうですが、
『海外で犯罪を犯すということ』の意味を、
本当に彼らに説いてやれるのでしょうかね。
いくら未成年とはいえすでに18歳。
そして仮にも『国際親善試合』を行いに他国に遠征しているという身。
意識が低いというよりも、
そんな意識すら持っていなかったとみるのが妥当でしょう。
韓国に遠征しに行くということ。
今の日韓のぎくしゃくした関係に鑑み、
派遣する前に学校や部の監督などが、
『国際親善とはどういうことで、この試合にはこういう意味もある』ということや、
『現在の日韓関係はこうなっていて、試合の内外で、相手国からはこういう反応があるかもしれない』
『相手選手と歓談するときや試合中にも、こういうことは話してはいけない』
ということなどの、
知っておかなければならない心得を、
教えていたのでしょうか。
そのあたりが、
はなはだ疑問です。
海外で彼らが行ったことは、
日本で報道される場合は『H高校の生徒が行ったこと』として扱われますが、
当事国など海外では単に『日本人が行ったこと』として報道されますよ。
高校で不祥事が起こった場合など、
最近は『連帯責任はいけない』的な論議がなされますが、
今回のような場合、
連帯責任を負わされるのは『すべての日本人』ですよ。
特にその国に住んでいる日本人や、
他の海外の国で生活している日本人が、
すべてその責任の一端をかぶるといってもいいかもしれません。
そこまで重大なことになる可能性もあるということ、
思っているんですかね?彼ら。
それでなくとも海外在住の日本人が、
何だか白い目で見られることもある現在の国際情勢です。
米国在住の知り合いの子供でも、
嫌がらせのような言葉を投げつけられたことがあるそうです。
特に中韓関係においては、
慎重かつ毅然とした対応が求められているこの情勢の中、
よりにもよって『お気楽な犯罪』がかの国で堂々と行われようとは・・・・・。
恥ずかしさと悔しさで、
いっぱいの気持ちです。
お気楽に国内と変わらない感覚で大量の商品を万引きする・・・・・・・・その心情たるや。
お前らそれでも、スポーツマンかよ。
善悪の基準も、自分の中で、持ってないの?
当の本人たちにとっても、
これから20歳を迎えようとする前に、
今後のパスポートの発給がされない可能性もあるんじゃないの?
よくは知らないけど。
海外に行きたくても、
行けなくなっちゃうんだよ。
分かる、その重大な意味?
ワタシとしては、彼らに海外には二度と行ってほしくないけどね、日本人として。
学校は、
その子たちに関する管理責任が欠如していたと同時に、
少なからず国益を損なったのだということを、
キッチリ理解しつつ今後の対応をしてもらいたいものですね。
申し訳ないけど、
もうこの学校の名前、
二度と聞きたくないという気分になっています。