SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

集団万引きについて

2015年04月14日 | サッカー

連日熱戦が続く各スポーツ、
そして昨日は松山英樹がマスターズでものすごい追い上げを見せてくれました。

そんなたくさんの興奮するニュースの中、
世間を騒がせているなんとも嫌なニュース。

それがこの、
韓国での高校サッカーチームの集団万引き事件。

韓国にサッカーの親善試合に行っていた埼玉県のH高校の生徒が、
集団で万引きを働いて韓国当局に書類送検されたというニュースです。

このニュースを聞いて、
本当に心から恥ずかしいと思いました。

日本国民として、
韓国の人には謝罪したいと思います。


当人たちは、
たぶん国内にいる感覚で、
軽い気持ちでやったことなんだろうと思います。
逆にこんなに大騒ぎになって、
当の本人たちが一番びっくりしているのではないかとも思います。

識者の中には、
『若気の至り』
的な発言をする人もいるし、
『そんなに怒るな』
という人もいます。

感じ方はそれぞれ違っていいとは思いますが、
ワタシは許せない気持ちでいっぱいです。

学校は当初、
当事者たちに1か月の謹慎を言い渡したそうですが、
『海外で犯罪を犯すということ』の意味を、
本当に彼らに説いてやれるのでしょうかね。

いくら未成年とはいえすでに18歳。

そして仮にも『国際親善試合』を行いに他国に遠征しているという身。
意識が低いというよりも、
そんな意識すら持っていなかったとみるのが妥当でしょう。


韓国に遠征しに行くということ。

今の日韓のぎくしゃくした関係に鑑み、
派遣する前に学校や部の監督などが、
『国際親善とはどういうことで、この試合にはこういう意味もある』ということや、
『現在の日韓関係はこうなっていて、試合の内外で、相手国からはこういう反応があるかもしれない』
『相手選手と歓談するときや試合中にも、こういうことは話してはいけない』
ということなどの、
知っておかなければならない心得を、
教えていたのでしょうか。

そのあたりが、
はなはだ疑問です。


海外で彼らが行ったことは、
日本で報道される場合は『H高校の生徒が行ったこと』として扱われますが、
当事国など海外では単に『日本人が行ったこと』として報道されますよ。

高校で不祥事が起こった場合など、
最近は『連帯責任はいけない』的な論議がなされますが、
今回のような場合、
連帯責任を負わされるのは『すべての日本人』ですよ。

特にその国に住んでいる日本人や、
他の海外の国で生活している日本人が、
すべてその責任の一端をかぶるといってもいいかもしれません。

そこまで重大なことになる可能性もあるということ、
思っているんですかね?彼ら。

それでなくとも海外在住の日本人が、
何だか白い目で見られることもある現在の国際情勢です。

米国在住の知り合いの子供でも、
嫌がらせのような言葉を投げつけられたことがあるそうです。

特に中韓関係においては、
慎重かつ毅然とした対応が求められているこの情勢の中、
よりにもよって『お気楽な犯罪』がかの国で堂々と行われようとは・・・・・。

恥ずかしさと悔しさで、
いっぱいの気持ちです。

お気楽に国内と変わらない感覚で大量の商品を万引きする・・・・・・・・その心情たるや。
お前らそれでも、スポーツマンかよ。
善悪の基準も、自分の中で、持ってないの?

当の本人たちにとっても、
これから20歳を迎えようとする前に、
今後のパスポートの発給がされない可能性もあるんじゃないの?
よくは知らないけど。

海外に行きたくても、
行けなくなっちゃうんだよ。
分かる、その重大な意味?

ワタシとしては、彼らに海外には二度と行ってほしくないけどね、日本人として。


学校は、
その子たちに関する管理責任が欠如していたと同時に、
少なからず国益を損なったのだということを、
キッチリ理解しつつ今後の対応をしてもらいたいものですね。

申し訳ないけど、
もうこの学校の名前、
二度と聞きたくないという気分になっています。


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