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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

清水陥落  WBA世界Sフライ級タイトルマッチ

2012年04月05日 | ボクシング

【WBA世界Sフライ級タイトルマッチ】

王者                              休養王者
テーパリット           TKO           清水智信
ゴーキャットジム(タイ)   9回2分15秒


清水にとっては、
本当に悔しい負けとなってしまいました。

前回王者を獲得した際に眼窩底骨折で数か月の療養が必要と診断されている間に、
自分の『チャンピオンベルト』を半ばかすめ取られるような形で”休養王者”というありがたくない地位に祭り上げられてしまった清水。

事の顛末はこちら ⇒  http://blog.goo.ne.jp/angeldad/e/667167504d4f8c0f12201a31b7282c20


その際”暫定チャンプ”だったはずが正規王者と認定されたテーパリットと、
昨日は『自身の意地と誇り』をかけた”統一王座決定戦”に臨みました。

しかし去年の8月以来の試合となった清水は、
やはりその”当て勘”や”逃げ勘”が戻る前にテーパリットに距離を詰められ、
圧力に屈して打ちあったところ、
重いパンチを次々に被弾して崩れ去りました。

悔しい負けでしたが、
自分の戦い方にもう少し徹すればよかったかと思います。

この数か月、
苦しい事ばかりだったでしょう。

そしてこの日も、
かすめ取りの張本人たちの組んだ興行に半ば『乗っけてもらって』タイトルマッチを行うという、
釈然としない思いもあったことでしょう。

しかし果敢に戦った清水選手のこと、
忘れ去ることはできません。

捲土重来、
期してくれることを期待しています。
(できればSフライ級ではなく、フライ級の方がいいんではないかと思ったりもしていますが)

それにしてもこの日の会場となった横浜アリーナ、
全く盛り上がっていませんでしたね。

メインで登場した長男クンの試合、
盛り上がらなかったものねえ。

普通世界タイトル戦に日本人が登場して判定にもつれ込んだ場合、
日本人が勝利した瞬間、
会場中が大歓声に包まれるはずなのに、
拍手すら聞こえないという完全に白けたムードでしたね。

まあ、
無名の弱い相手を選んで行ったタイトルマッチがあの内容じゃ、
仕方ないかもしれませんけどね。

さて、
明日は、
THE REAL15
山中と粟生のタイトルマッチが行われます。
長谷川穂積の再起戦も同時に組まれます。

この日の悪い流れを払しょくするような、
スカッとした王者の防衛、
期待しています。


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