バスケットボールのBリーグ。
今年はその『元年』でしたが、
大きな成果を上げて大成功の裡に終幕を迎えました。
チャンピオンシップは川崎と栃木が激突。
レギュラーシーズンで最高勝率だった川崎が有利かと思いきや、
前の試合で苦しみ抜いて逆転で勝ち上がった栃木の勢いが勝り、
85-79で勝利。
初代王者に輝きました。
あのバスケット界のレジェンド・田臥を中心として、
本当にチームが一体となって機能するいいチームでした。
ワタシはバスケットは、
少し前まではNBAしか見ませんでしたが、
たまにbjリーグを見るようになり、
そして今季、生まれ変わったBリーグの試合をちょこちょこと見るようになりました。
どのテレビ観戦者もそうでしょうが、
NBAしか見ていない口には技術的に日本のBリーグは物足りなくも映りました。
しかし今季、
特に栃木の試合を見ていると、
本当にサポーターたちの応援が熱狂的で、
しかもバスケットをよくわかっている・・・・・と感心しました。
田臥も優勝インタビューの中で、
『ファンのみなさんがいなかったら、僕たちは頂点に立てなかった』
と語っていましたが、
まさにそれ、リップサービスでも何でもない彼の”本音”だったんじゃないかと思います。
アリーナを黄色に染めるサポーターたち。
彼らの力、
本当にすごかったですね。
さて、
初年度を終えたBリーグ。
あのJリーグ創設者である川渕氏をチェアマンに迎え、
『ごたごた続きの負の歴史』
に終止符を打ち、
力強く歩き出したと言っていいでしょうね。
本当に、
さすがは川渕さん……という感じですね。
しっかりした理念を掲げ、
そして細部にまでこだわりを持ったリーグの運営をする。
そしてこれを、
愚直なまでに継続していく。
それでJリーグをここまで押し上げてきて、
今度はBリーグの創設でバスケットボールを救ったと言えるのではないでしょうか。
もともとバスケットボールは、
大いなるポテンシャルを持った競技。
日本でももっともっと認知され、
人気が出なきゃおかしいですよ。
なにしろ、
少しの空き地がありさえすればできるという競技特性、
そして小さいころからすぐに始められ、
お金もかからないということもまた、
世界で愛されているゆえんでしょう。
そして、
プロのチームを作るのにも、
巨大な競技場は必要とされず、
アリーナ一つで十分。
そのアリーナも1万人以下の集客で十分に成り立つことで、
中小規模の都市でも十分にフランチャイズになることができるというのも大きな特徴です。
そしてテレビ的なコンテンツとしては、
これ以上興奮を呼ぶスポーツもないほど。
いろいろな意味で、
大きく大きく育つ可能性のある競技ですね。
どうしてこんな、
世界的には『大メジャー』な競技が、
日本で『残っていたんだろう』と不思議になるほどです。
今後はJリーグがたどった道と同じように、
リーグの隆盛とともに日本代表が結果を残し始めれば、
野球やサッカーと並ぶような人気競技に育っていくこと、
十分に可能なのではないでしょうか。
そのためには、
まだ走り出したこのリーグを、
観客が熱狂的に支えて行かなきゃならないですね。
しかしながら、
あの栃木ブレックスの熱狂的な応援を見て、
『僕も(ワタシも)応援に行ってみたいな』
と思った子供たち、
多かったんじゃないかと思っています。
まあ、
小学生の中でバスケットは本当にメジャーな競技ですからね。
すぐにプロとユースが融合していくことでしょう。
本当に楽しみなこれからの日本のバスケット界です。
そしてその『夜明け』の大会で、
頂点に立ったのがあの田臥率いるチームだということも、
なんだかグッときちゃいますね。
マイナーな競技がメジャーに育っていく。。。。。
これを見ているのって、
本当に楽しいですから、
これからもちょくちょく、
見ていきたいなあと思ったりしているところです。
まだBリーグの試合”未体験”のワタシ、
ぜひ来季は”初体験”したいものです。
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