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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

高安大関へ! 正々堂々と、相撲の王道を突き進め!

2017年06月01日 | 相撲

高安が新大関へ。

昨日伝達式が行われ、
使者を前に高安は、
『正々堂々と精進します』
との口上を述べた。

いつもは能面で表情を変えない高安が、
なんとも言えないいい笑顔を見せて、
新大関の誕生となりました。

直近3場所の成績が34勝。
昇進は『既定路線』でしたので驚きはないのですが、
やっぱり正式に決まるといいものですね。

平成生まれ最初の関取と言われ、
その昇進がずっと期待されていたのですが、
やや長い間停滞して、
ようやくたどり着いたという感じのするこの昇進です。

一時期ワタシは、
『高安という力士の特徴とは、いったい何なのだ』
と思ったこともありました。

力がありながらどうも相撲の形が決まらないその取り口は、
関係者をはじめファンをやきもきさせてきましたね。

『ひょっとして、このまま幕内の上位と下位を行ったり来たりする力士に”固定化”してしまうの?』
なんてひそひそとささやかれ始めた昨年から、
明らかに意識が変わったというか、
相撲っぷりが変わりましたね。

『やはり俺は、相手に圧力をかけていく相撲なんだ』
ということを意識して精進したんだと思います。

部屋頭である横綱・稀勢の里に何度も何度も、
ぶつかりげいこをしてその圧力に磨きをかけていたと言います。
それが実を結び結果が出始めた昨年後半ぐらいからは、
相手を吹っ飛ばす相撲が増え、
勝ち星もぐんぐん増えていきましたね。

ここ1年で60を超える白星を積み重ねたその相撲は、
もう十分に『大関にかなう』力士のものです。

後は巷間言われている通り、
マインドの安定だけです。
負けを引きずらず、
ここ一番に勝つことができる心の強さ。
それができた時、
彼はもっと大きな夢をつかむことができるでしょう。

部屋には大きな目標でもある”兄貴分”稀勢の里がいます。
横綱・大関がいる部屋は、
現在では伊勢ケ浜部屋に続き2部屋め。

この両部屋の4人で優勝争いなんてなったら、
虚々実々の駆け引きなんかがあって、
面白くなりそうですねえ。。。。。

そうならないかなあ。


稀勢の里も昨日は、
満面の笑顔で高安を祝福していましたね。

これで田子ノ浦部屋は、
今年に入ってからおめでたいこと続きですね。

ますますの繁栄を、
楽しみにしています。

そして茨城県。

”新横綱”に続いて”新大関”の誕生。
すごいですね。

今や北海道や青森といった『相撲県(道)』に肩を並べる県になりましたね。
地元では相撲がどんどん盛んになっていくのではないでしょうか。

いずれにしても、
本当におめでたい。

なんだか夏場はここ東京周辺でもたくさん巡業があるようで、
高安の背中、
ペチペチ叩きに行っちゃおっかな。。。。。。

そんな『夏の予定』を、
思い浮かべちゃった昨日でした。


期待していますよ、新大関!!!


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