SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

大戦国時代、来る。

2020年09月23日 | 相撲

4連休はどこもすごい人出で、
ようやく経済が動いてくる兆しが見えてきたようで、
このまま感染防止とのバランスをとりながら、
正常化を目指していきたいですね。

さて4連休のスポーツ界。

入場人数の制限が緩和され、
満員の50%までの入場が基本的に認められました。
東京ドームも甲子園も、
閑散とした感がぬぐえなかった5000人の制限時より、
明らかに「賑わい」が出てきたように感じます。
やっぱりファンの声援あってのプロスポーツだと、
実感することが出来ますね。

現在場所中の大相撲秋場所。

まだ大相撲は2500人という、
従来の観客上限を維持したままですが、
土俵上では戦いが繰り広げられています。

白鵬、鶴竜の横綱二人が先場所に続いて休場する大相撲。
横綱不在で土俵入りがなくなっただけでなく、
太い芯を失ったかのような土俵上の戦いは、
現在大混戦状態となっています。

先頭を行くのは2敗の大関、貴景勝を筆頭に、
正代、阿武咲、翔猿、若隆景の5人。
そしてそれを3敗で追うのが大関・朝乃山と先場所優勝の照ノ富士の”2強”です。

展開としては、
面白くなってきましたね。

横綱が土俵に立たないことが多くなった今年、
平幕どころか幕尻での優勝が2度記録され、
すでに番付での優劣はあってなきようなものになってきており、
好調で勝ち星を積み上げてくる誰もが優勝争いに絡んでこれるという土俵になっています。

まあ、いい言い方では『戦国時代』ですが、
『どんぐりの何とか・・・・・』なんていう言葉の方がしっくりくるかな?!

そんな中で、
番付最上位という重圧からか初日から3連敗という最悪の立ちあがり方をした朝乃山が、
ここに来て7連勝と調子を取り戻してきました。

目が泳ぐ状態から、
いつものようなどっしりとした感じも戻ってきて、
期待できそうですね。

そしてここまで不戦勝が2度もあり、
スタミナという点からも優位に立っている感じはします。
しかし仮に優勝したとしても、
3敗、しかも不戦勝で2勝では、
来場所での「綱とり」
とはいかないでしょうね、多分。

同じく連敗で立ち上がりながらその後7連勝と持ち直していた筆頭の照ノ富士は、
昨日隆の勝に痛い一敗を喫して3敗に。
上位との対戦を終えているので、
このまま照ノ富士が突っ走って連覇を決めるのではと思っていただけに、
意外な展開にびっくりしています。

まあ、朝乃山、貴景勝の二人に照ノ富士が絡むという展開が、
見ている方にとっては最も面白いですので、
頑張ってほしいですね。

大関を狙う場所に位置付けられている関脇の正代は、
強いのかもろいのかイマイチわからない取り組みを続け2敗。

「相撲が変わった」と言われているのは確かにそうなんでしょうが、
ワタシの頭の中には白鵬戦でおどおどしてまさに「蛇に睨まれた蛙のごとく」簡単に負ける姿が刷り込まれているので、
イマイチ彼の相撲を信用できていません。
「大関に上がるとしたら、白鵬を破ってから」
そんな気でいます。

これまで2敗の翔猿、若隆景の両小兵力士は、
実にいい相撲っぷりで前半戦、中盤戦を沸かせてくれました。
もう勝ち越しも決めて失うものは何もないので、
後半戦も張り切って土俵狭しと暴れまわってほしいですね。

しかしまだ、
ここからが「胸突き八丁の5日間」です。

誰が優勝するにしても、
最後の最後は強さを見せつけて・・・・・・という感じで、
お願いします。

新時代の到来を強く印象付けて、
場所を締めくくってほしいと思います。



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