アニメ「K」を噛みしめる

ひたすらアニメ「K」を語るブログです。

八田美咲語り~YELLOW 壁井ユカコ~2013年5月19日

2013-05-19 | GoRAさんK語り
昨日は鎌本力夫さん、YELLOW 壁井ユカコさん、RED 宮沢龍生さんのお誕生日だったんですね。
遅ればせながらおめでとうございました。(過去形)
イエローさんとレッドさん、同じ誕生日なんて、なんかすごい!

でもって今日は日付が変わったとたんに、イエローさんの八田美咲語りがありましたので、こちらに転載します。

GoRA‏@GoRAproject5月19日
さてさて、今日は吠舞羅の切り込み隊長、ヤタガラス、八田ちゃん、みぃさぁきぃ~こと八田美咲についてお話せよという指令を受けておるのです。(イエロー)

八田は吠舞羅の中でこそ気の合う仲間に囲まれて、明るく屈託がない少年(というのもギリな歳ですが19歳は;;)に見えますが、伏見ほどではないにしろそれなりに世の中に対して屈折も抱えてるんですよーというのをわたしはGoRAの中でもよく話しているのでして。

八田が普通に学校ではたくさん友だちがいて家庭にも何も問題のない中学時代を送ってたとしたら、中卒でグレて(←身もフタもない言い方…)ストリートギャング集団に飛び込んだりしないで、普通に高校に行って部活(運動部でしょうねー)に熱中してるような少年だったろうと思いますし。

中学時代の八田は、運動神経は生来のものがあるにしろ運動部系とは対極にいる、「なんかすげー力とかあって世の中をあっと言わせてやれたらいいのにな」と漠然と考えてくすぶってるような少年だったという設定です。立派な中2病ですね、うむ……。

そういうくすぶってる部分が伏見と共鳴して、2人でつるむようになって、こんなつまんねー世界ひっくり返してやろう、ということを中学生男子なりに2人して本気で考えてみたり、でも結局中学生なりの力しかなくてたいしたことはできなかったり……。

そんな中学生が、周防という異能の王と出会って(八田にとっての周防はダークヒーローだったのだろうと思います)、本物の「力」を手に入れたら……八田の視点から見ると「K」はそんな少年漫画的な物語になりますね。伏見はダークサイドに堕ちてしまった主人公の親友、的な……?

八田と伏見の中学時代の一端は、以前フリーペーパーに掲載された「Small Wolrd」という掌編でちらりと書いたのですが、もっとがっつり2人の過去を書く機会もたぶんそのうちあるかと思います。その節はぜひお楽しみいただけましたら。(な、長い目で待っててください;;)

(Worldのスペル間違った…////)

あ、もちろん本編の続編にも八田の出番はがっつりあります。周防の死に際して大泣きし、最終話後はきっと目もあてられないほど落ち込んだであろう八田が、続編でどういう状態になってるかというのも見所の1つになるはずです!(イエロー)


おおお!
八田と伏見の過去をがっつり読める機会があるのですね?
それはうれしい!
で、そのうちっていつですか?
長い目でって、この目をどのくらいの長さにすればいいですか?
待ちますよ。
待ちます、が、ぜひぜひ早くお願いしますね!

國常寺大覚語り~BLACK 高橋弥七郎・RED 宮沢龍生~2013年5月12日

2013-05-13 | GoRAさんK語り
昨日は特典小説に我を忘れ、再放送の第6話に涙して、GoRAさんのキャラ語りを書くのを忘れてました。
キャラ語りは久々のブラックさんの登場でした。

GoRA‏@GoRAproject 5月12日
國常路大覚は、金甌無欠「であろう」としている人物です。(ブラック)


やっぱりブラックさん、1文だけで去っていかれましたね。
まるで風のよう。
でもすぐにレッドさんが引き継いで、さすがの連係プレーでした。

GoRA‏@GoRAproject 5月12日
今日は中尉についてです。僕からもちょっと補足で一言。ブラックさんの言う「であろう」というところが多分、キモなのだと思います。決して金甌無欠ではない。しかし、それを目指す強烈な意志を持っている。あ、金甌無欠に関しては要するに「完璧」みたいな意味です(レッド)

多分、Kの物語の構造上、ヴァイスマンと並んでもっとも根幹にいるのがこの國常路大覚という人なのだと思います。設定面だけではありません。ヴァイスマン、ヴァイスマンの姉、クローディア、そして國常路大覚の三人の絆は現代において、シロ、ネコ、クロの相似形になっています。

そこら辺のエピソードは五月二十一日発売予定のK SIDE:BLACK&WHITE (講談社BOX)に描かせて頂きました。良かったら読んでみてください(レッド)


金甌無欠って、今まで見た覚えもない言葉なので、調べてしまいました。

きんおう‐むけつ【金甌無欠】
[南史[朱伝]「武帝言わく、我が国家は猶なお金甌の一傷として欠くる無きが若ごとし」]きず一つない金のかめのように、完全で欠点のないこと。特に、国家が独立強固で、外国の侵略を受けたことのないこと。
広辞苑第六版より引用


なるほど。
ひとつ言葉を覚えてちょっと賢くなりましたが(ホントか?)、今後の人生で使う可能性は低そうです。
まあ、それはともかく、「K SIDE:BLACK&WHITE」の発売がとても楽しみです。
早く読みたい!

「K」 GoRA プレミアム書き下ろし短編集届きました!

2013-05-12 | 「K」語り


「K Blu-ray&DVD vol.6/vol.7連動購入特典小説」メール便で今日届きました。
上の写真は表紙カバーをはずして開いて撮ったものです
表紙カバーイラストは GoHands の石森愛さん。
チビキャラがすごく可愛いです!
内容は GoRA 書き下ろしの短編7作で108ページ。

ネタバレしますのでご注意。


『スウィート・バレンタイン』 
BLUE 古橋秀之

「これより義理チョコを配布します。そのまま待機」
淡島さんすごい!
百人以上の隊員にあんこで包まれたチョコを配布してました。
男子校出身で、バレンタインデーには屈辱の思い出しかない日高が喜んでいるのが可愛いです。
しかし義理あんこチョコはいいけど、重箱3段分の本命を受け取る宗像室長は・・・。
合掌。

『おひなさまの着物』
PINK 来楽零

「つまり、着物でアンナをラッピングすればいいんだろ」
「新しい発想っすね、八田さん!?」

これは可愛いお話。
八田とアンナが兄妹みたい。
それにしてもあの「買い物」のときの布が着物になったとは。
なんにも悪くないのに(間は悪かった)うろたえて尊さんに土下座する八田が可愛くて泣けますね。
いや、笑いましたけど。

『お花見』
ORANGE 鈴木鈴

「王様だーれだ?」
(アンタだよッ・・・・・・・・・!)

宗像室長が似合わない花見で似合わない王様ゲーム。
空気を読まない室長の独擅場でした。
隊員たちは気の毒としか言いようがないけど、伏見だけは同レベルというか。
もう。なんというか。
この二人はもしかしたら大人げなさが魅力なのかもしれないです。

『砂のお城』 
YELLOW 壁井ユカコ

「波に呑まれても浚われることのない城を造りましょう」
日高視点です。
特務隊の夏合宿。海です。
砂の城を造り、壊してしまう伏見に、みんなで巨大な壊れない砂の城造りを提案する宗像室長。(注・ブーメランパンツ着用)
青の能力で壊れない砂の城を造るなんて、他にはどんな能力があるのか気になりました。
カジキマグロを釣り上げた淡島副長も雄々しくて格好良かったです。(注・ビキニ着用)(注2・麗しくも雄々しかったらしい)

『もしかしたらあったかもしれないハロウィンナイト』
RED 宮沢龍生

クロ「西洋怪奇仮装祭りか」
シロ「うん。世間一般ではそれをハロウィンって言うんだけどね」

ハロウィンに仮装をする学園組物語。
くじ引きで決めた仮装は、シロは古典的幽霊。三科は魔法使い。因幡はネコマタ。
ネコは色っぽい全身黒タイツ。菊理がヌリカベ。
そうして最後に登場したクロが天女。
クロは超きれいだったそうですが、シロの感想は「キモ!」でした。


『クリスマス1944』 
BLACK 高橋弥七郎

(皆で"石版"に挑もう・・・・・・せめて、願わしい神秘をもたらすために)
これだけは他のと比べて異色でした。
登場人物はヴァイスマン姉弟と若き日の國常寺大覚中尉。
石版の由来とか、中尉の出自とか、新たな情報満載です。
これに関しては別のところでもっとじっくりと書いてほしいです。
書いてくれますよね、絶対ですよ。

『初詣』 
GREEN あざの耕平

「草薙さん、『世話焼きのオカン』が板に付いてきたよね」
季節の話なら、初詣は最初じゃないの?と思いましたが、読んでみたら大晦日に二年参りに来た吠舞羅幹部3人組のお話で、最後を飾るにふさわしかったです。
草薙と十束が吠舞羅のメンバーについて語ります。
この後どうなったかを考えると切ないけれど、いい会話でした。
尊さんは側で立って寝ていたようです。さすが。←何がだ


とても面白かったです。
今回の短編集は青陣営が多めでした。
赤陣営に比べて、青陣営はマンガがない分描かれる分量が少なめだったからバランスをとったんでしょうか。
シロクロももうすぐ小説が出るし、クロさんのマンガもあるし。
青陣営だけマンガがないんですよね。
クロさんのマンガが終わったから、次は青もやらないのかな。
本放送が終わってからもこんなふうにいろいろ読めるのはうれしいですね。
ところで続編はいつになるのか、今月のイベントで発表になるんでしょうか。
早く知りたいです。

伊佐那社語り~RED 宮沢龍生~2013年5月5日

2013-05-05 | GoRAさんK語り
こどもの日の今日は、レッドさんのシロ語りでした。

GoRA‏@GoRAproject 5月5日
GoRAのリーダー、レッドです。今日は「K」の物語の主人公、伊佐那社について語ってみようと思います(レッド)

伊佐那社は比較的、最初の頃からコンセプトがあまりぶれなかったキャラです。ふらふらとしていて得体が知れなく、どこにでも潜り込んでいって、誰とでも仲良くなる癖に本心はあまり見せない。

微笑みを浮かべていることが多いけど、それは煙幕のように鋭利な計算や自分の気持ちを押し隠すために使われていることが多い気がします。その点で仲間の狗朗やネコの開けっ広げなはっきりさとは随分と対照的だと思います

元々、シロは非常に高い知能を持っています。時に考えすぎるくらいのシロは決してバカではないけど一度、心を定めるとあまり迷わないクロやネコと共にいると少し眩しく、そして安心するのだと思います

第一期の物語の後半で彼らのリーダーとして思考し、決断していくシロにははっきりとした自分の意志が見て取れます

僕の私見ですが、彼は本来、そんなに強い人間ではないのだと思います。時々、その頭の良さに自分の気持ちが追いついていかず、傷ついたり、思い悩んでしてしまいます。だから、のらくらした言動で相手を煙に巻き、自分の繊細さを護る

そんな彼が決断をし、勇気を持っていくのは仲間の存在ゆえなのではないでしょうか

ちなみに五月二十一日発売予定日のK SIDE:BLACK&WHITE (講談社BOX) にはシロの過去がちょっと描かれています。日本からやってきた陸軍中尉との出会いから彼と打ち解けていくまでの話が語られています

またクロ、ネコの話も収録されています。夜刀神狗朗がまだ小学生で三輪一言の家に暮らしていた頃の幸せな日常と彼が能力に目覚めるまでが描かれています。また誰もが疑問に思っていると思いますが、ネコがなぜあんなになっちゃっているのか、なぜ自分をネコに擬するのかの話です

GoRAのリーダー、宮沢龍生執筆でございます! と、宣伝させて頂いたところで今日のツイートを終えようと思います(笑)とりあえず気持ちを入れて書かせて頂きました。ではでは!(レッド)


K SIDE:BLACK&WHITEの発売も今月ですね。
通常版の絵も好きだけど、アニメイト版もいいな!
楽しみです。


K SIDE:BLACK&WHITE 通常版


K SIDE:BLACK&WHITE アニメイト版