私が20代の時は劇団の主宰をしていました。脚本、演出を手がけ、人数が足りない時は役者もしました。
その時のは「芝居で食べて行きたい」と熱心に思っていました。
30代を過ぎると周りの演劇人は普通の暮らしに戻る人が多い中。
私は真剣に芝居で食っていく事に向かっていました。
面白くて、元気が出て、見た人達が「明日も生きていける」と思えるものを描きたい!と思っていました。
子供のころ、地方のテレビ局では松竹新喜劇と吉本新喜劇を放映していましたので、笑いが与える力を信じていました。
浅草には衣装になる生地や小物を買いに行っていました。大衆演劇を見に行ったり、
浅草演劇祭に招かれた事もありました。
その度に浅草寺にお参りしていました。
しかし、その後、私は体調を崩し、演劇の活動が出来なくなりました。
先日、浅草で東京研修会が行われ、その会場が浅草寺の極近くでした。
久しぶりの浅草寺に、あの時の自分を思い出します。
「頑張ってたのになー。」そう、淋しく思っていますと、
「久しぶりの誓願。 その成就」との言葉を感応しました。
誓願 誓願って、何だっけ?当時、神様に祈った事を思い出します。
ああ、そうだ。私は演劇を通して多くの人達に元気になって欲しかったんだ。
笑いの力で、(辛い)現実を吹き飛ばして欲しかったんだ。
中途で終わってしまった私の誓願。
これを今度からはセラピーやリーディングで行っていけば良いのかな?
私のところに来た人達に、生きる希望と笑顔をお分けする。
その事がこれからの私の誓願かな?
成就しますように。今度こそ。神様のみ心に沿っていけますように。
30年ぶりの誓願を立てた私、安珠であります。
写真はお言葉をくださった浅草神社にて。
狛犬さんが凛々しく神社を守っておりました。
懐かしくおもいます。
私は、20代前半ここでおみくじを引き、凶を二回引きました。
後にも先にも凶は引いていせんが、先の見えない長いトンネルに入っていました。
今はとても幸せです。