「大変な事ばかりなのに、何故生まれたいと思ったのか」 そんな事をここ数日思ったりしていました。 思っていると答えはいただけるようで、ある方の臨死体験から、その答えを知りました。
その方は病気から意識不明の状態になった時、亡くなったお母さんと猫ちゃんに会ったのだそうです。 お母さんと猫は、白い何もない空間に立っていて平和で穏やかな様子だったそうです。 その白い空間は神様の界の7次元界なのだな、と感じたそうです。
そのまま、その世界に残っても良かったようなのですが、あまりにも平和で時間も空間もない、何も起こらないその世界に 彼女は「まだ、ここには来たくない。 もっと色々食べ物を味わいたいし、苦労しても良いから もっと色々経験もしたい。 まだ ここには来たくない」と強く思ったそうです。
そして目が覚めました。 意識が戻ったのです。
あの世には時間や空間がないので 本当に ただただボーンヤリと ゛そこに居る゛ようです。
先日、東京に行った時、スパエリアから見えるジェットコースターを見ながら「こんな感じなのかな」と想像してみました。
こちら側には穏やかな温泉の波。 ひたすらぼーんやり過ごせる世界。
あちら側にはスリル満点のジェットコースターや歓声。
「あちら側にいきたい」と思ったのかな。 ぼんやり300年も温泉にひたっていると、そうも思うのかもしれない。
でもね、急激なコースのジェットコースターを選んでしまったなあ。 波乱万丈に生きたい、と 多分、思っちゃったんだな。 もうちょっと平坦なコースでも良かったのに。 自分に突っ込みを入れてみる。
「変化したい」 そのように生きたいと思ったらしい。
ふぅ 多少のくたびれ感は隠せないけど、もうちょっと時間があるなら、本来の望みどおり「もっと感じて」生きてみたほうが良いのでしょう。
もっと味わいたい。 もっと愛したい。 もっと感動したい。
そのために生まれたのだ、と自分に言ってきかせよう。