藤本リポーター、宮平監督に引き続いてのトピックです。
「憲法を変えて戦争へ行こう」
Amazonでネットショッピングをしていたらこんなビックリするような、タイトルがでて来ました。よく読めば、あとに「という世の中にしないための18人の発言」と続くのです。岩波ブックレットで2005年に発行され、今年迄何回も版を重ねています。
ビックリついでに古本だったし安かったので、早速購入しました。数日後に届いたそれは60ページ程のブックレットでしたが、書いてある中身は厚く、重いものでした。
憲法を変えて、、とはもちろん憲法第9条のこと。「9条の会」の存在は知っていたのでその会報誌かなと思ったのですが、そうでもなく岩波書店が独自に発行している岩波ブックレットシリーズでした。インターネットのお陰でこんなものにたどり着けた事を感謝。使い方によってはインターネットは素晴らしい伝達の手段だと思います。
発言者は以下の18人
井筒和幸、井上ひさし、香山リカ、姜尚中、木村祐一、黒柳徹子、猿谷要、品川正治、辛辣なめ子、田島征三、中村哲、半藤一利、ピーコ、松本侑子、三輪明宏、森永卓郎、吉永小百合、渡辺えり子
この中で、「アンを探して」と間接的に関係している方達がいます。
半藤一利氏=宮平監督は脚本執筆中、モンゴメリの作品はもちろん、ありとあらゆる本を参考にして読んでいます。半藤氏筆、分厚い上下の「昭和史」も読破、とても参考になったようです。また、監督はカナダ大使館のライブラリーにも大変お世話になり、カナダ人が戦争中、日本に捕虜として過ごした数年間を書いた素晴らしい本も発見してくれました。(これは映画製作したい程)
松本侑子氏=「赤毛のアン」ファンなら知らない人はないでしょう。いろんな角度から研究されていて、とても勉強になります。我々も殆どの著書を持っています。07年にはNHKの取材で松坂慶子さんとPEIに行かれ、ロケハン中の我々とニアミスの可能性があったかも?
長い文章の一部を抜粋するのは真意が伝わらなくて申し訳ないと思うのですが、ブックレットのなかから、少しだけ、、、お許しあれ。
井筒和幸
<どんどん右回りの蚊取り線香みたいな国になって、火がついたまま最後までいってしまうからね。>
黒柳徹子
<子どもたちは戦争に苦しめられることなく、夢や希望をもって生きることができなければならない。>
半藤一利
<戦争や軍事に対する深い洞察と想像力の欠如している子供が、今の日本に多くなった。それを心から憂えている。>
ピーコ
<人の命より大事な国家などないのですから。守らなくてはならないのは<命>なのです。>
松本侑子
<日中戦争と、第二次世界大戦によって日本人は310万人の兵士と非戦闘員が死んだ、原爆も二発、投下された。取り返しのつかない犠牲のあと、平和憲法は、日本の国会で反対わずか5票という圧倒的多数で可決された。そして国民もまた、「無理矢理の押しつけ」と受けとったのではなく大歓迎した。、、、。>
三輪明宏
<正義の戦争なんてありゃせんのですよ。>
森永卓郎
<世界で最も美しく、強い覚悟を持った平和主義。、、、時間が経ったからと言って変えなければいけないという理由はどこにもない。>
吉永小百合
<戦争とは、国が人に人殺しを命ずる事。命じられた人間は、選択の余地もなく、人を殺さなければなりません。おそろしいことです。>
渡辺えり子
<人を殺していいということは自分も殺されていいし、自分の子供や親も殺されていいということです。そう思う人だけが「改正」に賛成すべきですよ。>
「憲法を変えて戦争へ行こう」
Amazonでネットショッピングをしていたらこんなビックリするような、タイトルがでて来ました。よく読めば、あとに「という世の中にしないための18人の発言」と続くのです。岩波ブックレットで2005年に発行され、今年迄何回も版を重ねています。
ビックリついでに古本だったし安かったので、早速購入しました。数日後に届いたそれは60ページ程のブックレットでしたが、書いてある中身は厚く、重いものでした。
憲法を変えて、、とはもちろん憲法第9条のこと。「9条の会」の存在は知っていたのでその会報誌かなと思ったのですが、そうでもなく岩波書店が独自に発行している岩波ブックレットシリーズでした。インターネットのお陰でこんなものにたどり着けた事を感謝。使い方によってはインターネットは素晴らしい伝達の手段だと思います。
発言者は以下の18人
井筒和幸、井上ひさし、香山リカ、姜尚中、木村祐一、黒柳徹子、猿谷要、品川正治、辛辣なめ子、田島征三、中村哲、半藤一利、ピーコ、松本侑子、三輪明宏、森永卓郎、吉永小百合、渡辺えり子
この中で、「アンを探して」と間接的に関係している方達がいます。
半藤一利氏=宮平監督は脚本執筆中、モンゴメリの作品はもちろん、ありとあらゆる本を参考にして読んでいます。半藤氏筆、分厚い上下の「昭和史」も読破、とても参考になったようです。また、監督はカナダ大使館のライブラリーにも大変お世話になり、カナダ人が戦争中、日本に捕虜として過ごした数年間を書いた素晴らしい本も発見してくれました。(これは映画製作したい程)
松本侑子氏=「赤毛のアン」ファンなら知らない人はないでしょう。いろんな角度から研究されていて、とても勉強になります。我々も殆どの著書を持っています。07年にはNHKの取材で松坂慶子さんとPEIに行かれ、ロケハン中の我々とニアミスの可能性があったかも?
長い文章の一部を抜粋するのは真意が伝わらなくて申し訳ないと思うのですが、ブックレットのなかから、少しだけ、、、お許しあれ。
井筒和幸
<どんどん右回りの蚊取り線香みたいな国になって、火がついたまま最後までいってしまうからね。>
黒柳徹子
<子どもたちは戦争に苦しめられることなく、夢や希望をもって生きることができなければならない。>
半藤一利
<戦争や軍事に対する深い洞察と想像力の欠如している子供が、今の日本に多くなった。それを心から憂えている。>
ピーコ
<人の命より大事な国家などないのですから。守らなくてはならないのは<命>なのです。>
松本侑子
<日中戦争と、第二次世界大戦によって日本人は310万人の兵士と非戦闘員が死んだ、原爆も二発、投下された。取り返しのつかない犠牲のあと、平和憲法は、日本の国会で反対わずか5票という圧倒的多数で可決された。そして国民もまた、「無理矢理の押しつけ」と受けとったのではなく大歓迎した。、、、。>
三輪明宏
<正義の戦争なんてありゃせんのですよ。>
森永卓郎
<世界で最も美しく、強い覚悟を持った平和主義。、、、時間が経ったからと言って変えなければいけないという理由はどこにもない。>
吉永小百合
<戦争とは、国が人に人殺しを命ずる事。命じられた人間は、選択の余地もなく、人を殺さなければなりません。おそろしいことです。>
渡辺えり子
<人を殺していいということは自分も殺されていいし、自分の子供や親も殺されていいということです。そう思う人だけが「改正」に賛成すべきですよ。>