実は、子供の頃の記憶はあまりありません。
決して、記憶障害などというわけではなく、そんなに印象的な子供時代だったわけでもないので、覚えていることが少ないのです。
例えば、保育園に行っていた時に、食事中にくしゃみをして鼻からグリーンピースが出たことや、割れた窓ガラスに頭を突っこんで病院で縫った(今も眉毛のあたりに痕跡が…)こととか、ストーブでお尻を火傷したなんてことは覚えています。
でも、具体的に何歳の時に何をしていたかは覚えていません。
小学校の時に担任だった先生の名前も思い出せません。
なんか、怒られた記憶はうっすらありますが、何をして怒られたのかまでは思い出せません。
(この記憶力レベルなら、政治家になれるかなー…笑)
思い出せる限りで、私が初めて読んだ漫画は《黒い島のひみつ タンタンの冒険旅行1》エルジェ作、川口恵子訳(1983、福音館書店)です。
何歳だったかは覚えていませんが、保育園の図書室で借りて読んだのを覚えています。
当時、私の母は保育園の給食のおばさんをしていて、帰りの時間になると私はいつも、砂場で山を作るか、図書室で絵本を読みながら、母の仕事が終わるまで待っていました。
母が私を迎えに来るまでに読み終わらない本は、借りて家に持って帰って読みました。
しかし、この本は私より兄たちの方が夢中になって読んでしまい、結局、私は家でも読むことができず、つまらない思いをしたことを覚えています。
とはいえ、この漫画は未就学児が読むにはちょっと内容が複雑なんですよね。
当時の私は、多分、様々に色のついた絵を眺めるだけで満足していたのだろうと思います。
全カラーの長編漫画(バンド・デシネというらしい)って、今でも珍しいですよね。
このシリーズの本は、18冊くらい家にあるのですが、一番好きなのは《ななつの水晶球 タンタンの冒険旅行6》《太陽の神殿 タンタンの冒険旅行7》(1985、福音館書店)です。
インカ帝国のお話なのですが、インカ文明の民族衣装や、装飾品が細かく描かれていて、その色彩や神秘的な雰囲気がとても好きです。
他のお話も、サスペンスやミステリーの要素があり、また宝探しといったロマンやヒューマンドラマっぽい面もあり、まるで《インディ・ジョーンズ》の映画を観ているようにハラハラドキドキします。
登場人物も楽しい人ばかりです。
勇気があって優しくて、正義感の強いタンタンと忠犬スノーウィ。どこかおマヌケな双子の国際刑事。
天才とおバカが紙一重の科学者。ものすごい声のオペラ歌手。格好いいアルカサル将軍に、ワガママいたずら王子のアブダラー。
そして、しょっちゅう腹をたてているハドック船長。
江戸っ子のような船長が、リズム良くならべたてる台詞を覚えて、兄と一緒に暗誦し合って遊んでいました。
訳者の川口さんがとてもお上手なのだと思いますが、語呂といい、押韻といい、言葉のリズム感が面白くて、飽きることがなかったです。
子供の頃に覚えた言葉というのは、今でも鮮明に残っていて、何かの拍子に思わず口をついて出たりもします。
「コンコンニャローのバーロー岬!」なんてね。
ちょっと前に、映画化されてました。
《タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密(原題:Adventures of Tintin:The Secret of the Unicorn》(2011、アメリカ合衆国、ニュージーランド)
映像が苦手な私はまだ観ていませんが、本作はスティーヴン・スピルバーグ監督の初の3D映画作品らしいので、観てみる価値はありそうです。
夏休みに借りてみようかしら。。。
決して、記憶障害などというわけではなく、そんなに印象的な子供時代だったわけでもないので、覚えていることが少ないのです。
例えば、保育園に行っていた時に、食事中にくしゃみをして鼻からグリーンピースが出たことや、割れた窓ガラスに頭を突っこんで病院で縫った(今も眉毛のあたりに痕跡が…)こととか、ストーブでお尻を火傷したなんてことは覚えています。
でも、具体的に何歳の時に何をしていたかは覚えていません。
小学校の時に担任だった先生の名前も思い出せません。
なんか、怒られた記憶はうっすらありますが、何をして怒られたのかまでは思い出せません。
(この記憶力レベルなら、政治家になれるかなー…笑)
思い出せる限りで、私が初めて読んだ漫画は《黒い島のひみつ タンタンの冒険旅行1》エルジェ作、川口恵子訳(1983、福音館書店)です。
何歳だったかは覚えていませんが、保育園の図書室で借りて読んだのを覚えています。
当時、私の母は保育園の給食のおばさんをしていて、帰りの時間になると私はいつも、砂場で山を作るか、図書室で絵本を読みながら、母の仕事が終わるまで待っていました。
母が私を迎えに来るまでに読み終わらない本は、借りて家に持って帰って読みました。
しかし、この本は私より兄たちの方が夢中になって読んでしまい、結局、私は家でも読むことができず、つまらない思いをしたことを覚えています。
とはいえ、この漫画は未就学児が読むにはちょっと内容が複雑なんですよね。
当時の私は、多分、様々に色のついた絵を眺めるだけで満足していたのだろうと思います。
全カラーの長編漫画(バンド・デシネというらしい)って、今でも珍しいですよね。
このシリーズの本は、18冊くらい家にあるのですが、一番好きなのは《ななつの水晶球 タンタンの冒険旅行6》《太陽の神殿 タンタンの冒険旅行7》(1985、福音館書店)です。
インカ帝国のお話なのですが、インカ文明の民族衣装や、装飾品が細かく描かれていて、その色彩や神秘的な雰囲気がとても好きです。
他のお話も、サスペンスやミステリーの要素があり、また宝探しといったロマンやヒューマンドラマっぽい面もあり、まるで《インディ・ジョーンズ》の映画を観ているようにハラハラドキドキします。
登場人物も楽しい人ばかりです。
勇気があって優しくて、正義感の強いタンタンと忠犬スノーウィ。どこかおマヌケな双子の国際刑事。
天才とおバカが紙一重の科学者。ものすごい声のオペラ歌手。格好いいアルカサル将軍に、ワガママいたずら王子のアブダラー。
そして、しょっちゅう腹をたてているハドック船長。
江戸っ子のような船長が、リズム良くならべたてる台詞を覚えて、兄と一緒に暗誦し合って遊んでいました。
訳者の川口さんがとてもお上手なのだと思いますが、語呂といい、押韻といい、言葉のリズム感が面白くて、飽きることがなかったです。
子供の頃に覚えた言葉というのは、今でも鮮明に残っていて、何かの拍子に思わず口をついて出たりもします。
「コンコンニャローのバーロー岬!」なんてね。
ちょっと前に、映画化されてました。
《タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密(原題:Adventures of Tintin:The Secret of the Unicorn》(2011、アメリカ合衆国、ニュージーランド)
映像が苦手な私はまだ観ていませんが、本作はスティーヴン・スピルバーグ監督の初の3D映画作品らしいので、観てみる価値はありそうです。
夏休みに借りてみようかしら。。。
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