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エクレアのあのねのね

大と為せば、以って大と為すに足らず

















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日本人でよかったと思える瞬間

2007年09月11日 12時32分21秒 | 徒然日記の50
日本でもダイアモンドが発見されたとのニュースを見て、早速トレッキング用のリュックを探したが見つからない。
ちゅうかそんなもの最初から持っていなかったよ。うっかりさんだなぁ。
うっかり八兵衛っぷりなエクレアです。

バックなんかMSGのスポーツバックぐらいしか買った記憶ないよ。MSGだって。懐かしいなぁ。知っているのかなヤングは(古!)マディソン・スクエア・ガーデンのロゴが入ったバックが昔は流行ったんだよ。

臨時国会が開幕。ねじれ国会の焦点はテロ特措法ってことになるのかしら。
世論調査でもこの案件は真っ二つに分かれている。国際貢献という幻想と国際社会からの孤立の恐怖から続けるべきという意見と、アメリカ追従、下僕を止め、独立を望む民意がほぼ半分ずつといったところ。

私としては永世中立国を目指すべきと考えているくらいなので当然特措法の延長には反対の立場になる。
国連は日本で持っていると言うのは書いた通りなので、これ以上国際貢献とか孤立とか言われても正直困惑するだけ。

経済面から考えると。
各国とも本音としては中東のへき地に人命と莫大な金をつぎ込んでいる場合じゃないってのが本音だと思う。
日本とは違い、他国の多くは地続きなので近隣国からの侵略など、いつも軍事費に膨大な費用をかけることになっている。
その上、中東でアメリカが利権がらみか内需拡大のための戦争を起こすので、いいとばっちりと支出を余儀なくされているってところだな。せめて人間を派遣しない日本に金ぐらい出してもらわにゃ帳尻があわないってところだろう。

ハッキリしていることを一つ。
アメリカは「世界の警察」とか「テロ撲滅」とかは全く考えていない。単純に自国の利権と自国を攻撃されないための潜在的な脅威に対して先手を打っているに過ぎない。
早い話が世界一ビビリな国で、世界一の弱虫、泣きべそ国家。背中越しに肩を叩かれても、後ろから殴打しようとした敵を排除しただけと決め込むほどビビリなだけ。拳銃排除さえも出来ない鼻くそ国家だ。
歴史がないから他国の対しコンプレックスを隠すのに大見得を切っているに過ぎないってことだ。

軍事費に予算を取られないってことは、その分経済は健全化するってのが常。
日本のように他国と海で隔たれていることと、平和憲法で戦争放棄が幸いして軍事費に当てる分を経済成長に当てることが出来たのが、日本が唯一戦後復興を成し遂げた国という要因だと言うのは間違いのないところ。

サダム・フセインなんかが居なくなっても平和が来ないのは武器を放棄できないからであり、いくら日本を復興のモデルケースに持ち出しても軍隊や武器を放棄できなければどこまで言っても復興はありえない。
日本は国民性も手伝って、武器と縁を切ったので復興できたわけだ。
国内が疲弊しているのに軍備費だけは膨大な北朝鮮を見ても分かる通り、軍事費に財政を持っていかれると国としての体裁をつくろうこともおぼつかなくなる。
日本の場合は天皇制を当時引いていたのが大きく、そして終戦後最高責任者の罪を問わなかったことが大きい。
イラクのように最高責任者を裁いてしまうと精神的支柱がなくなるのは仕方がない。
サダムだけでなくてもその後に最高の地位に付くものは常に責任を問われるとなると、恐怖に対して備える必要性が生じてしまう。

今国会の初心表明演説でも「戦後レジュームからの脱却」って言葉が使われていて、戦後レジュームって何ぞや?って思ってネットで調べると、概ねは戦前に戻せってことになるようで、細かいことを抜きにして考えると早い話が憲法9条からの脱却と言うことらしい。
言葉を変えて回りくどく憲法9条を改正して、もっともっとアメリカに都合のいい国にしようと言うことなんだな。
いよいよ合衆国の侵略がお構いなしの状況。日本が道州制を引くより先に合衆国の州になるかもだ。

民主党に一度政権交代をしてアメリカに「NOと言える日本」を見せ付ける必要がある。

他国がこれほど苦しんでいる中、アメリカ本土はと言うとサラ金なみの利率で住宅資金を供給し、我が家の春を謳歌している。そのツケは国際社会が悲鳴を上げて苦しむことになっている。

日本の世界貢献は京都議定書のような環境問題で貢献が出来るはずなのだけど、世界の大半のCO2を生産している中国とアメリカはどちらも環境とは無関心。
中国は
「先進国が率先して削減すべき」
と都合いいときだけ後進国の仲間入りをし、アメリカは、
「経済に支障のない範囲で協力する」
と答弁。アメリカみたいに内需拡大のために世界を破壊している国が経済に支障のない範囲ってことは、CO2は削減しないよと言っているのと同じ。
多分地球が取り返しの付かない段階までアメリカは反省しないんだろうな。

こんな2百年しか歴史のない国と国内で4千年闘争を繰り返してきた国を隣国として2千年もよく持ったもんだと感心する。日本人でよかったと思える瞬間はこんなところにあった。




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