エクレアのあのねのね

大と為せば、以って大と為すに足らず

















なページ

調剤薬局の話

2020年07月20日 18時57分31秒 | 徒然日記の50
外科の診察がようやく終診。一つ片付いた。
あ、最終的な現状確認を聞くの忘れた。まあまた世話にならなければいいだけの話ではあるけどね。

今日は調剤薬局の話。

かかりつけの病院は2つの市の市民病院を潰して統合した大きな病院。
統合の一番の理由は医者の確保だと聞いている。この問題は最近どこの町でも起きている問題です。

紆余曲折を経て統合、大きな病院ができたのは5,6年前かな。
前の市民病院より近くなって個人的には便利になったけど、統合して廃止になったもう一つの町の人にとっては遠くなって不便にはなったんだろうね。
医療体制が充実するのだから我慢しろってことなのかもしれない。

ドクターヘリも着陸できるような病院なんで、救急車のサイレン音も頻繁に聞く。
大病院が近いってのも良し悪しです。

で、大きな病院を造るにはお金がかかる。医療機器だって最新のものに入れ替わるのでその分もお金がかかる。医療機器の多くはリースだから減価償却はケース・バイ・ケースですが。
病院は市の土地を新たに開拓して造ったわけだけど、その広大な土地の駐車場の一角に調剤薬局が2件建っている。

調剤薬局なんてそんなに大きな建物じゃない。建坪どれぐらいかな。50坪ほど?普通の一軒家ぐらいだと思う。

ところがその小さな建坪2区画を調剤薬局に売り飛ばした。
そのお金で・・・病院が建った。

何と450床ほどある病院の建物代が出ちゃったっていうから驚き。たった2軒の調剤薬局で病院の上物の代金が出ちゃったっていうんだから驚いたよ。
処方を調剤薬局で受け取るように法改正が行われて町の至る所で調剤薬局を見るようになったけど、やっぱり病院の近くで受け取るのが便利といえば便利。
特に家の近くに受け取る場所がなければ普通はそうなる。

診察行って薬を薬局で受け取って帰るって流れ。
だから敷地内に調剤薬局があれば当然のように利用する。で、調剤薬局は儲かっている。
高い金を出して小さな坪を買っても利益が出ちゃうってんだから凄いの一言。

Win-Winらしい。
でっかい病院立てて元取れなかったら市民税で肩代わりさせる気なんだろうとか思ってたら心配ご無用だったって話でした。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。