たまには社会人としての話でも書きますか。
パナソニックと三洋電機とパナソニック電工がパナソニックの完全子会社化となりブランド名が消滅するというニュースが流れたのは記憶に新しいと思う。
サラリーマン時代を含めても松下電器産業のころから松下とは殆ど付き合いがない。
逆に三洋電機はというとサラリーマン時代を含めてずっと付き合いがある。
「SANYO」ブランドの消滅は思い入れも含めて相当感慨深いものがある。
下請けの下請けとしては現在残っている三洋の事業所が「Panasonic」のブランドとして仕事が出てくるのであれば、それはそれでまた気分として思うことはあるだろう。
三洋電機の気質が「家族経営」で松下の気質は「???」。
世間一般での認知はこんな感じじゃないかしら。より良いものをという気風があるけれど、結果「真似した電器」なんて言われてしまうほどプライドとポリシーを感じないのがPanasonicと思うのは私だけかもしれない。
会社が大きくなると庶民との間に距離が出るのは珍しくないけど「Panasonic」がいくら認知されてもそこから生まれるイメージは何になるんだろうね。
少し前に看板から「松下」を外した時点でこのブランドは終わったと感じている人は少なくないんではないだろうか。
サムスンとかLGとかヒュンダイとか、いくら売れてもそこから伝わる企業のイメージ、体質、気質が伝わらないブランドを冠にするよりは「世界のホンダ」のようにいまだに創業者の息吹が感じる冠で勝負してほしかったと誰もが思うのではないだろうか。
白物家電といわれるジャンルなどでも炊飯ジャーのシェアや蓄電池のシェアでは三洋ブランドがPanasonicを凌駕している部門も少なくない。「エネループ」電池が「エボルタ」ブランドに変わり中身が同じでも購入する気になるだろうか。信頼はそこにはない。
「三洋のエネループ」という電池事業に特化したからこそ生まれた信頼と技術を「グローバル競争」の一言で失うにはあまりにも悲しすぎる。エネループが存続できないのなら今のうちに買っておこうかな。
先日国営放送で映画「ハゲタカ」をやっていましたが、三洋電機もパナソニックも大枠でで括れば「今の日本そのもの」なのかもしれない。腐っていると思われるよりは世界で勝負できるブランドにと考えるのはわからなくない。
でもみんな「何かが違う・・・」と思っているのではないだろうか。
技術、信頼の裏付けのほかに「日本人らしさ」、隅々まで丁寧に作られた製品は日本人にしか作れないのだから、その部分で勝負しても良さそうにも思う。
私の仕事なんかでもいまだに重箱の隅をつつくような事細かな修正を要求されることがままある。性能には一切関係ないんだけど、一種の「良い製品は美しい」ってやつです。
日本が世界から異質で「悪しき日本」に見えてもそれが文化なら何も捨ててしまうことはない。身の丈で生活するのが一番。いつか後悔する日が来なければいいんだけどね。
パナソニックと三洋電機とパナソニック電工がパナソニックの完全子会社化となりブランド名が消滅するというニュースが流れたのは記憶に新しいと思う。
サラリーマン時代を含めても松下電器産業のころから松下とは殆ど付き合いがない。
逆に三洋電機はというとサラリーマン時代を含めてずっと付き合いがある。
「SANYO」ブランドの消滅は思い入れも含めて相当感慨深いものがある。
下請けの下請けとしては現在残っている三洋の事業所が「Panasonic」のブランドとして仕事が出てくるのであれば、それはそれでまた気分として思うことはあるだろう。
三洋電機の気質が「家族経営」で松下の気質は「???」。
世間一般での認知はこんな感じじゃないかしら。より良いものをという気風があるけれど、結果「真似した電器」なんて言われてしまうほどプライドとポリシーを感じないのがPanasonicと思うのは私だけかもしれない。
会社が大きくなると庶民との間に距離が出るのは珍しくないけど「Panasonic」がいくら認知されてもそこから生まれるイメージは何になるんだろうね。
少し前に看板から「松下」を外した時点でこのブランドは終わったと感じている人は少なくないんではないだろうか。
サムスンとかLGとかヒュンダイとか、いくら売れてもそこから伝わる企業のイメージ、体質、気質が伝わらないブランドを冠にするよりは「世界のホンダ」のようにいまだに創業者の息吹が感じる冠で勝負してほしかったと誰もが思うのではないだろうか。
白物家電といわれるジャンルなどでも炊飯ジャーのシェアや蓄電池のシェアでは三洋ブランドがPanasonicを凌駕している部門も少なくない。「エネループ」電池が「エボルタ」ブランドに変わり中身が同じでも購入する気になるだろうか。信頼はそこにはない。
「三洋のエネループ」という電池事業に特化したからこそ生まれた信頼と技術を「グローバル競争」の一言で失うにはあまりにも悲しすぎる。エネループが存続できないのなら今のうちに買っておこうかな。
先日国営放送で映画「ハゲタカ」をやっていましたが、三洋電機もパナソニックも大枠でで括れば「今の日本そのもの」なのかもしれない。腐っていると思われるよりは世界で勝負できるブランドにと考えるのはわからなくない。
でもみんな「何かが違う・・・」と思っているのではないだろうか。
技術、信頼の裏付けのほかに「日本人らしさ」、隅々まで丁寧に作られた製品は日本人にしか作れないのだから、その部分で勝負しても良さそうにも思う。
私の仕事なんかでもいまだに重箱の隅をつつくような事細かな修正を要求されることがままある。性能には一切関係ないんだけど、一種の「良い製品は美しい」ってやつです。
日本が世界から異質で「悪しき日本」に見えてもそれが文化なら何も捨ててしまうことはない。身の丈で生活するのが一番。いつか後悔する日が来なければいいんだけどね。