20代の頃働いて薄野のお店、お茶漬けがメインの居酒屋「お茶漬けママ」
当時ママは80代。
朝方まで営業していて私は昼間の仕事が終わってから毎日19時~深夜0時位までバイトしていました。
常連さんがほとんどだったので、ママは疲れるとお客さんがいても「ちょっとごめんよ。」って、小上がりで寝ちゃうんですが、いつものことだし年齢的にもお客さんたちも心配してくれていたので、「ゆっくり寝てていいよ。」って優しく見守ってくれていました(苦笑)
ただひとつだけ困ったことに、ママの寝言が寝言だと思わなくて、まともに聞いちゃって、私もお客さんも後からよくママに叱られてました。
こんなことあったな…
私の帰る時間が来たのでママを起こしたら、ちゃんと起き上がって「お疲れ様。明日もよろしく頼むね。気をつけて帰るんだよ。」って答えてくれたので、安心して帰ったら、翌日出勤するなり「アンタ!なんで年寄りほったらかして黙って帰っちゃうの!」ってメチャメチャご機嫌斜めだった時は、正直辞めたくなっちゃった(苦笑)
お酒も大好きなママだったのでお客さんより先に酔っ払って、お説教し過ぎてお客さんと喧嘩しちゃったりも…(^^;)
しょっちゅうヘロヘロになってお客さんに頼んで、おんぶしてもらってママの家まで連れて帰ったりもあったな~(お世話になりました!)
でもそんなハチャメチャさもママの魅力で、ママが皆大好きで毎日お店は大賑わいでした(^▽^)~♪
昼間の職場の上司や同僚がそのまま付いてきて、一緒に出勤して皆でお茶漬け食べて、時々お鍋囲んだりして、思いっきりカラオケ歌ってストレス発散して、次の日又皆で一緒に一生懸命仕事してました(^^*)
時間帯や曜日で来る人達の職業が、何となく決まっててお客さん同士仲良くなりやすくて、お互いの仕事にも良い具合に絡めてたり、ママの「寝言には聞こえない寝言」以外は、安心安全で面白いお店だったな~(^^)
ママはもう亡くなっちゃったけど、時々ママの寝言や皆のこと思い出してます。
昔の薄野(1970年代後半あたり)の愉快な話又聞いてくださいね(*^^)
みや