「どうせ私なんか…」
「勝手に決め付けるなよ(怒)!」
なんだかしょっちゅうどっかで聞いた事あるんですけど…。
自分の経験と重なってしまうからか、特に癌とか余命宣告とかを描いたラブストーリーは、あまり好きじゃないんですが、(半分ねたみと恐怖かな…)
関ジャニ∞ファンだからと言う理由とは別に、CD「涙の答え」の特典映像を観て、想像力をかきたてられたせいか、無償に映画も観たくなりました。
映画の「涙の答え」と、PVの「涙の答え」をそれぞれ見終わった後に歌詞を聞き比べてみたくて仕方がなくなりました。
上手く説明が出来ないのですが、正直私の予想は良い意味で思いっきり裏切られました(苦笑)
こてこてのお涙ちょうだいやありきたりの記憶喪失の扱い方を想像していたので、勝手にどんなストーリーになるか分かるわよ(苦笑)…なんて簡単に思っていたし、むしろもっと重たいネガティブな内容になるだろうと思っていました。
なんせ癌で余命少ないヒロインと事故で記憶喪失になってしまった幼友達で恋人同士のお話dすから…。
確かに様々な喜怒哀楽の葛藤や、ぶつかり合いはあったけど、多分大倉君と桐谷美玲ちゃんのナチュラルで穏やかで優しい演技がとても自然だったからだと思うんですが、こちらもとても素直な気持ちで映画を観る事が出来ました。
何よりも本当の優しさを再確認できたのは、私には大収穫でした。
PVも映画も一緒に観たのは娘でしたが、その日のうちに大切な人達に会いに行きたくさんのお礼と、勘違いや臆病な気持ちからのワガママのお侘びと、今後の付き合い方のお願い等、素直な自分の気持ちを打ち明けに行きました。
「何でちゃんと言ってくれなかったの?」
叱られちゃいました(^^:)
「痛みは代わってやれないし、言ってくれなくちゃ何が辛くて苦しいのか、わからないよ…。これからはちゃんと教えて!!」
もっと早く言えてたら、もっと楽に生きられたのかな(*^^)
ずーッと勝手に自分は重荷だって決め付けてた。でももうやめます。
黙って一人遠くに離れようとしてた。それもやめます。
それって優しさや思いやりじゃなかったんですね?!
優しさの勘違いは大せつな人を悲しませてしまうってわかったから…。
どんな我慢も自分では例え身内でもお世話になっているんだから当たり前だと思ってたかもしれないな…。
お互いのストレスになったら、それは優しさとは違うんですよね?
私が見つけた「涙の答え」は「記憶」そのものだったように思います。
「愛情」も「生」も「死」も「思い出」も「出逢い」も「新しい記憶」も「古い記憶」も、色んな「記憶」の繋がりが一つの「人生」のように思います。
もう「私なんか…」って言わないね。
みや