ちゃなは、バスの待ち時間が10分近くある時は、必ず近くの草木をみる。
ちょっとでも緑があれば、植え込みとかも凝視しまくり。
これは、子供の頃からの癖だね。
カマキリとか、カエルがいるかもしれんから。
今日は、カナブンと蝉の抜け殻を、、、。
カナブンは速攻でデカのお腹行き。
抜け殻はこれよ。
かなり低い位置の葉っぱにくっ付いていたけど、まだ新しいみたい。
蝉の幼虫って言えば、小さい頃の思い出があってね、
小学校低学年の頃のことだけど、インパクトが強いから記憶に結構残ってる。
ある時期に、クラスでちゃなを騙して笑い者にするのが流行ったことがあった。
例えば、どこどこの公園にカエルがいたとか、
あそこの池でナマズが泳いでいたとか云々、、、。
当然、嘘なんだけど、ちゃなは興奮して目を輝かせて探しに行くわけよね。
普通の子供なら、何回かやられれば気が付くんだろうけどね、
ちゃなは生き物のことになると正常な判断力がなくなってしまうわけ。
本当に何回も引っかかるのに、騙されてるのに気がつかないんだな。
エスカレートしていって、全然知らない人の庭なんだけど、
あそこに大きいカエルが入って行くのを見たとか言われて、
ピンポン押してさぁ。
ビックリするよね~。
玄関開けたら、知らない子供がスコップもって立っててさ、
ちゃな 「友達がここの庭にカエルが入ったのを見たので、探してもいいですか?」
だもんねぇ (;^ω^)
そんでもって、蝉の幼虫はターニングポイントになったんだけどね、
主犯格の子に自転車で結構遠くまで連れ出されて、
この間、蝉の幼虫を捕まえたけど、あそこの木の根元に埋めたから
今も絶対にいるハズだって、、、。
そりゃぁ、ちゃな大興奮でスコップ持って掘り出してね(バカ)
子供の力だし、木の根元って深く掘れないんだよね。
その子も、脇でしばらくは見てたけど、暗くなってきたから帰ろうって言ってきて
ちゃなは、最初のポイントから離れた所も掘り出して辞めようとしないから
ちゃなを残して1人で帰ったのよ。
ちゃな家では、夜遅くになってもちゃなが帰らないから大騒ぎになってね、
連絡網やら学校でも先生集まってアタフタしたらしいです。
ちゃなは、帰り道がわからなくなって、
泣きながら自転車引いていた所を通りがかりの人が警察に連れて行ってくれた。
確か、そうだったと思う。
ちゃなを騙してた子達も、それからはちゃなをからかって遊ぶようなことは
なくなった。
皆、親に相当叱られたんだろうね。
ちゃなは、虫や生き物のことについては一目置かれるようになって、
小学校時代は昆虫博士というアダ名がずっと付いていたわけです。
まぁ、夢中になると前後不覚になって周りがみえないのは変わらなかったけど。
飛んでるバッタ追いかけて車道に飛び出し、車に跳ねられて全身打撲で入院も
したよ (;^ω^)
蝉の幼虫事件で、ちゃなを騙した子とは後年仲良くなってね、
その時もちゃなに梅屋(平塚のデパートで今は潰れちゃった)のペットショップで
イモリ買って持ってきてくれたんよね。
ちゃな母が絶叫したの覚えてる。
まぁ、長くなったけどさ。
本物の蝉の幼虫をみることが、この先ちゃなの人生であるかどうか、、、。
その時にどんな感覚になるのかなぁ?