よみガエル日はアマ蟷螂

コカマキリ&アマガエル飼育の日々

ホアキン~!そりゃあ、ないよ

2012-02-06 | 映画
「Two Lovers」



せっかくの休みも、DVD観るくらいで寂しい限り。
ブログに書いた以上に馬券で負けてて、お金ないしな~
んでもって、この映画ですが、ホアキン・フェニックス主演の二股恋愛ものです。
失恋の痛手から立ち直れずに自殺未遂を繰り返す男(ホアキン)の前に2人の女性が
現れて、さぁ、どうする?って話。
1人は、父親の共同経営者の娘で、地味ですが好意を寄せてくれて
ホアキンの精神的な不安定さも理解して受け入れてくれる人。
もう1人は、ホアキンの住むアパートに越してきた開放的で魅力的な女性。
ただし、この人は現在妻子ある相手と不倫中でちょっと電波入ってる。
ホアキンの気持ちはハッキリこっちの女性にあるのだけど、相手からは恋愛の相談相手
としかみなされず、献身的に尽くすホアキンが哀れなり
この映画は、恋愛とか結婚に夢を持っている人には腹立たしいというか不快だろうな。
人間、男と女なんて所詮こんなもんと思ってる人は利己的な登場人物達も興味深く鑑賞
できるでしょう。
不倫に苦しむ女性を演じるのが、グウィネス・パルトロウなんだけど
男が全てを捨ててもいいと思うほどには魔性性がなかったというかね
あまり魅力を感じなかったのが残念。
しかし、ホアキンはホントにいい役者だね。
性根の腐った人間演じたら、ハリウッドでも数本の指には入るわな。
リバーがもし生きてたら、渋い兄弟共演とか観たかったなぁ。
俳優辞めるなんて言わないでほしいよ。