3月、冬はすっかり影を潜めてしまいました。
厳しい寒波、そして大量に降った雪も、消えてしまいました。
“喉元過ぎれば熱さを忘れる“という諺がありますが、今月は冬を忘れてしまうほどの暖かさが続いています。
この暖かさの影響で、桜の開花予想がどんどん早くなっているそうです。
ご覧の通り、庭の雪も今日にはなくなります。
さて、今年の暖かさは庭の植物にも現れています。
こちらは、“モンタナ系クレマチス“「ピンクパーフェクション」。
例年だと、蕾はまだまだガッチリとした姿ですが、ほころんでいるのが判ります。
桜の開花が早まるのと同じでクレマチスの開花も早まりますね。
さらに例年の今頃は、これら蔓植物の剪定を行うのですが、このように芽が動き出すと作業は、夏以降までお預けとなります。
この蕾は全て花を付けますから、剪定してしまうと花の数が減ってしまうからです。
“モンタナ系クレマチス“の特性は、前年延びた蔓に当年花をつけますから、剪定にはとても気を使います。
見た目は枯れているようですが、蔓は全て生きています。
今年の開花が楽しみです。