雪解けと共に現れるのが、ポイ捨てされたゴミ等。
道路沿い、公園、近所の空き地、時には個人宅の庭にあることも。
代表的なものに、ペットボトルに空き缶、吸い殻、時にはパンパンのレジ袋。
風物詩と言うとかなり困ったものですが、今日すっかり自然に馴染んでしまった感のある、どこでもみられる光景(嫌味)です。
嫌味を言っても仕方ないので、とにかく拾う。
時には「昨日拾ったのに、もう新しいゴミが!」とがっかりすることも度々あります。
このポイ捨てゴミ、私たち夫婦が拾うのには、たかが知れています。
本題です。
ここは、堤川の下流。
たくさんの葦が生えた両岸には、多くの野鳥が羽を休めています。
天敵から身を守るのに適した場所ですね。
見てください。
たくさんのプラスチック類が草むらに留まっています。
その中に野鳥がいます。
異常な光景です!
大雨で川が増水すると、これらのゴミは海へ流れていきます。
『海洋ゴミの80%は陸から流れてくる』ことはよく知られています。
風や雨などが、ポイ捨てゴミを運ぶのです。
時には車に轢かれ粉々になったプラスチックが、排水溝だったり、側溝へと移動します。小さく軽いプラスチック類は風に乗って遠くまで移動します。
大きな川へ、そして海へ。
想像してみてください。